ウガンダの事業CourieMateの全株式・事業を譲渡しました

ウガンダで宅配事業をしている伊藤です。ご報告があります。

2020年10月29日付けで、ウガンダで創業したCourieMateの全株式をヤマハ発動機株式会社に譲渡致しました。
株式譲渡・事業譲渡に伴い、代表取締役社長を退任し、一切の経営および業務から外れる事になります。

11月上旬には、ウガンダの自宅も引き払い、離れる事になります。

関係者の皆様には、突然のお知らせとなり、申し訳ありません。

『世界の辺境からイノベーションは生まれる。』をカタチにするべく、2014年に単身ウガンダに渡り起業しました。


初期の人材育成事業から始まり、
2016年に”住所のないウガンダで社会のインフラとなる宅配サービスを提供する”と、ラストワンマイル宅配サービスを提供するCourieMateを起ち上げました。

縁も所縁もなかったウガンダで、少しずつカタチにしてきました。
今回の決断にあたって、正直、何度も悩みました。

大切に育ててきた自分の子供を養子に出すような思いに駆られました。
6年間、数えきれないほど諦めかけ、乗り越え、やっと夢を実現する具体的な光が見えてきたタイミングでした。

準備が整った段階で、夢の実現を他人に預け、自分が抜ける事。虚無感もありました。
しかし、譲受先のヤマハが、理念を引継ぎ、既存事業を継続してくれること、全従業員の雇用を継続してくれること、新事業も続けてくれることが、今回の決断を後押ししました。

最後までやりたかった想いは残る一方で、
育ててきた事業が外部の方に評価され、購入するに値する価値をつけてくれた事は嬉しく感じています。

今年が最初にアフリカに関わってから丸10年の節目でした。

7年近く住んだウガンダ。
まさか、自分がこんなに早く見送られる側になるとは思っていませんでした。
ウガンダにいる期間、CourieMateや人材育成事業だけでなく、在ウガンダ日本人会の創立など、変えがたい経験を得る事ができました。

たくさんの素敵な仲間に囲まれて過ごした7年でした。
仲間の励ましがあったからこそ、諦めずにここまで続けることができました。
※このまま、ここに想いをぶつけると、長文になりそうなので、詳細はNoteに記載致しております。

Note:お知らせ:CourieMateの全株式・事業を譲渡し、経営および事業から離れます

アフリカ起業コンソーシアムには、宅配事業を始めて最初の苦しい時に支援を頂き、乗り越える事が出来ました。当時は、事業資金以前に生活費を捻出するのも大変なタイミングでした。三年間、ご支援いただけた事で、ここまで続けることができました。

また、本コンソーシアムのアフリカ起業家仲間との交流、彼らのブログで励まされる事も多々ありました。
起業家自体が共感を得られない場合も多い中、アフリカでの起業は異質な部分もあり、似たような体験をしている方々との交流は大きな励みになりました。


伊藤 淳
2020年11月1日