給与の前借りから見るウガンダの貯蓄

本日9月30日は月末。弊社の給料日です。(月末が給料日の会社は多いですねー。)

こちらで人を雇うようになって、給与の前借り申請が頻繁にある事に驚きます。各スタッフから2か月に一度くらいの割合で起きているような感覚です。

一つには、貯蓄する習慣がない事。その日暮らしなんですね。そのため、急な出費が発生すると日々の生活が立ち行かなくなります。

急な出費は、
・家族の病気の医療費、薬代、
・大家さんからの突然の退居命令による新居での前払い家賃
・子供の養育費(各セメスターにあるため)
・葬儀などの儀式(本当に多い。。)
・親戚などが亡くなり、突然、田舎に戻るための交通費や宿泊費
・出産に必要なお金
などなど、色々あります。

もう一つは、上記にも関連しますが、どうやら、貯蓄をしていると、親戚や家族から集られるようです。
上記の理由で、皆お金に困っているので、親戚や家族、兄弟などからお金に困った時に貸してほしいとの依頼が来ます。

日本と違い、家族からお金の工面などを言われた場合に、断るのが難しいそうです。

そのため、家を建てるお金などを貯蓄しようとしても、現金(銀行口座も同様)で持っていると”誰か”に使われてしまう。。結果貯まらない。それならば、持っていない方がマシ(使っちゃった方がマシ)という判断もあるようです。

 

そう言う意味で、給与の前借りは便利なんですね。
前借りでお金を貰っている分、つまり借金には、親戚もとやかく言えないようです。

以前に、こちらのRotary Clubの支援で、若者向けトレーニングのプロジェクトの企画に携わった事があり、そこで、若者に貯蓄習慣を身につけさせよう!という案がウガンダ人ビジネスマンから上がった事がありますが、トレーニングで身につくようなものではなく、根は深いようです。