ウガンダの地方宅配便(1)

久しぶりの投稿になります。

弊社(CourieMate)はバイク便を主としており、カンパラ市内の配送がメインですが、各地方の宅配業者達と提携して、ウガンダ全国112県(District)の配送をしています。

ウガンダの地方配送は、カンパラを中心に各地方へひろがるのですが、各方面別にそれぞれ数社があり、独立しています。
各地方出身の人が始めるため、他の地方に別の業者が参入する事はほとんどありません。

そのため、ウガンダ全土を一社で全部カバーしているところはありません。
DHL、Aramex、TNT、Fedexなども一社で全国配送を請け負っているようで、各地方で業者に委託をしています。

(2016年初めくらいに移転したDHL Ugandaの新オフィス)

 

弊社もカンパラから離れた地方へは、各地域で信頼できる業者に依頼をしています。

大手の宅配業者がカバーしている地域はいいのですが、当然、カバーしていない地域も多々あります。その場合、各社は地域の土着の業者(その地域内での配送をする業者)に任せる事になります。アフリカの田舎となれば宅配業を担う人も限られるため各社とも同じ業者を使う事になります。業者といっても、数名で運営している会社が多いです。

つまり、この業者は地域で独占的な地位になります。中には独占的な地位に胡坐をかいて、横柄になり、対応が悪かったり、支払いが大幅に滞ったり、補償をしない等の問題も起こす業者もいます。

DHLでもAramexでも地場の業者でも、特定の地域の配送では問題が起こる場合があるのは、どこも同じ業者を使っているからですね。

さて、各地方への運ぶ宅配業者。以前はトラックを1~3台程度保有するトラックオーナーが担っていました。そのため、間に配送手配のブローカーが入っていました。

 

(ブローカーによりアレンジされる荷物。Arua Parkという北部行きの貨物通り)

それがここ数年で急速に変わってきています。