(物流)商売において付加価値をつけるとは

先日の一時帰国の際に、知人のご厚意で日本の物流を支える倉庫見学をしてきました。

倉庫業の付加価値を目の当たりにする中で、商売の基本を再確認する事ができ、ウガンダの物流において足りない事、自分達が価値を出すべき事がより明確になった気がします。

再確認させられた商売の基本とは、『人が面倒だとおもう仕事、やりたくない仕事を引き受ける』という事。

倉庫とは、物流の五大機能(輸送、保管、荷役、梱包、流通加工)のうち、保管を行うところだと思っていましたが、実際は、多岐にわたる業務を行い、サプライチェーンの中で上流のサプライヤー、下流の卸・小売業者・消費者の間にはいって様々な付加価値をつけています。

 

例えば、

・段ボールで運ばれたバルクの商品をばらして、一つずつにシール貼りをしたり
・ケースや中身など非常に細かいレベルで検品したり
・別々の段ボールで運ばれた商品をピックしてチラシなどをいれて、一つの袋にパッキング。キャンペーンのパッケージを作ったり。

倉庫業ってここまで何でもやるんかい!!という気づきでした。
確かに、サプライチェーンにおいて、拠点と輸送しかなくて、輸送中に通過する拠点をなるべく少なくしたいとなると、本来はメーカーや卸、小売りがやっていた作業を倉庫で引き取るのは大きな付加価値になります。

 

(左は東京湾に浮かぶ物流拠点の道路。右はウガンダの地方物流の拠点となる通り)

 

昨年、本格的にバイク便事業を始める際に、なぜ、これだけバイク便があり、グローバル大手も参入する中で、宅配のニーズが満たされないのだろう?と考えていました。

ウガンダで宅配事業をする中で、DHLやAramexなど大手が国内宅配を始めてもなお、潜在的な宅配ニーズは満たされていません。配送という機能はあっても分断されています。

我々の意義は、単なるバイク便配送会社として配送を担うだけではく、そのサプライチェーンをスムーズに流すために存在するのだと実感しています。

最近の例でいうと、

・住所システムの無い国だからこそ、会社名から住所を見つけて届けたり
・海外からの通販のラベルを貼ったり
・通販のコールセンターの代わりを務めたり
などしています。

 

都市宅配、地方宅配、近隣国への宅配、輸出など、モノの流れ、情報の流れの中で、お客さんの潜在ニーズと向き合う中で、やるべき事が明確になっていきます。