ウガンダのBlack Friday
昨日11月24日はBlack Fridayでした。
世界中で宅配業者は大忙しとなる季節です。
(弊社はまだまだそこまでではありません。)
ウガンダのブラックフライデーの様子について調査をしました。
まずは、Black Fridayとはなんでしょう?
”ブラックフライデー(英語: Black Friday)とは、小売店などで大規模な安売りが実施される11月の第4金曜日のことである。アメリカ合衆国では感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日にあたり、この日は正式の休暇日ではないが、休暇になることが多く、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日にもなっている。ブラックフライデーには買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られ、特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされている。”
中国では、11月11日の独身の日などが大売り出しになるそうですね。
今年は、アリババだけで一日で取引額が1300億元(約2兆2200億円)を記録したそうです。
日本でも、ブラックフライデーは最近は馴染みになってきたでしょうか?
アマゾンジャパンなどもセールをやるようですね。
さて、ウガンダも小規模かつ一部ながら、Black Fridayのセールがあります。
アフリカ最大のオンラインショップ、Jumiaのウガンダでも11/24から2週間に渡り、セールを行っています。
では、オンラインではなく一般の店頭ではどうか?
例年、ウガンダでは、南ア大手のShoprite、Gameが24日のみセールを行います。
今年は調査もかねて、様子をうかがってきました。
ウガンダのBlack Friday
当日は朝から大雨。通常であれば雨に加えて、平日の午前となれば、ほとんどお客さんはいません。
それが、朝から長蛇の列。ショッピングモールの敷地に入るだけで大渋滞です。
まずは、南ア資本の大手スーパーであるShopriteへ行きます。
Shopriteの店内に入るのにも列をなしていて入るのに一苦労。
(行列といっても、日本のようにきちんと並んでいないため、早い者勝ちでグイグイと入り込みます。)
(※Shopriteの店の前に、ソーダが山積み!)
中も大混雑。簡単に歩く事もできません。
ここまで混雑すると、スリが出没するウガンダのため、持ってきたカバンを前に背負います。
通常、ウガンダのスーパーでは、荷物は入り口で預けて入ります。(万引き防止のため)
しかし、この日は人が多すぎて、荷物札がすぐになくなり、入り口が大混雑で、ヘルメット、バッグパックを持った私も預ける事なく店内に入れました。
ショッピング籠を探しますが、もうどこにもありません。。
そこらへんで、どんどん商品が追加されるので段ボールの空箱があります。
みなさん、それを取ってはショッピング籠として使ってました(笑)
(※朝10時過ぎのショップライトの店内)
ここまで並んで入って、こんなに混んでいるのだから、さぞ、大安売りをしているのか?と思いきや、、、、、
結論から言うと、大半の品はほとんど割引されていませんでした。
大幅値下げしていたのは、ジュース類、ビール類です。
一部若干値下げしていたのは、食用油、冷凍チキンなど。
それ以外は通常の値段でした。
通常時でも、レジのキャッシャーの方が遅いため5名くらいの列でも10-20分かかるのですが、この日はレジだけで1時間近くかかりました。
そもそも、列が長いため、通り抜ける人、横入りする人が後を絶たず、カオスです。。
(※並んでいたレジ)
では、なぜ、ほとんどの品は安くもないのに、これだけの人が入っているのか?
レジ待ちでとんでもない量を購入するお客さんと話していたところ、どうやら転売目的のようです。
例えば、ソーダ(ファンタやコカ・コーラ)は、通常の半額程度です。ビールも半額程度だったようです。
人によっては、一人で瓶ビールを10ダース(120本!)、2Lのソーダを50本購入していました。
多くのお客さんは自家消費のためだと思いますが、一部は転売するようです。
(※店の前に並べられたビール瓶の山)
次はGameに向かいます。
(Gameは日本でいうところのホームセンター)
Gameはショップライトほどの混雑はありませんでした。
こちらの目玉商品は、家電やパソコン、携帯など。
数台限定で、2割引きなどをしており、その商品が出た時はワッと人が集まっていました。
元々、混雑した場所や、行列をなしてのショッピングなどが好きでない私は2時間程度の滞在でぐったりしてしまいました。
他のスーパーでもやっていないか確認しましたが、今年は(今年も)ShopriteとGameだけだったようです。