オフィス移転に伴う不動産探し

事業規模拡大に伴い、今月下旬にオフィス(兼自宅)を移転する予定です。

不動産探しは日本でも苦労しますが、ウガンダでも中々大変です。

5月下旬の引っ越しを目標に、4月中旬から準備を始めていますが、中々思い通りに行きません。

2014年にウガンダに来てから、引越しは4-5回目。家・オフィス探しは4回目くらいでしょうか。

毎度、色々な問題にぶつかり、その度に学ぶのですが、今回も苦労しています。

ウガンダには街の不動産屋さんのようなものはありません。

ただ、不動産ブローカーが多くいます。会社形態になっているところは少なく、大半は個人です。

そして、ブローカーの質も様々で、Expats(国際機関や国連、大手NGO、大手企業の駐在員)向けの家賃が2000-3000ドルを超える高額物件を扱うブローカーは相対的に質が良いように感じます。

しかし、我々が探している物件はそんなに高額ではないため、あまり質の高くないブローカーを相手にしなければなりません。。

今回は、ウガンダでの不動産探しについて書いてみたいと思います。

1.不動産ブローカー探しから

不動産屋がない事から、まずはブローカー探しから始まります。

私の場合は、主に二つの方法で得ています。

①FacebookのExpats向けグループに投稿すると、多くのブローカーが書き込んでくるので、直接連絡する。

②不動産仲介サイトで条件にあう物件とエリアを入れ、そこに出て来るブローカーに連絡をする。ウガンダで有名なのはJumiaのやっているJumia Dealでしょうか。以前はJumia Propertyがありましたが、Dealに統合されたようです。

②の場合、そこに出ている物件自体は長い間更新されていなかったり、釣りの物件も多いため、物件自体は当てになりません。個人で登録する場合もありますが、多くの場合はブローカーがアップしており、一つの地域で3-4名のブローカーが多くの物件を登録しているケースが多いです。

2.ブローカーのスクリーニング

ブローカーの連絡先を得たら、一気にGoogle Contactに登録し、WhatsAppでこちらの要件、価格帯などを一斉に送り、その反応を見ます。その反応で、きちんとコミュニケーションできるブローカーかどうかを効率的?にスクリーニングしています。

一軒家を探していると伝えても、アパートの写真ばかり送ってくるブローカーがいたり、

『どの地域にあるのか?』と質問しても、『大通りの近く』と見当違いな答えを返してくるブローカーがいたり、

そもそも、最初は答えていたのに、急に数日間も返答しないブローカーもいたり・・・

そういう人たちを外していきます。

ウガンダの場合、実際にブローカーと内見をする段階では、少額の手付金を払う事が多いです。

手付金を払って一緒に内見しても、条件とは全く異なる物件ばかりを紹介してくるブローカーも多いため、時間とお金の無駄になる事から、実際に会う前にスクリーニングしています。

3.ブローカーと内見へ

さて、ブローカーをスクリーニングしたら、内見のアレンジです。

手付金を払う前に、条件にあった不動産を3-4つ紹介してくれたら、一緒に内見しにいくから、そのアレンジをしてほしい。そうしたら、手付金を払うから。と伝えます。

今回は3-4名のブローカーを選定し、内見しました。

きちんとスクリーニングしたつもりでしたが、まともだったのは1名だけでした。

ブローカーA:

彼自体は話も早く良かったのですが、こちらの想定家賃が低い事が分かり、コミッションが少ないと分かった段階で、別のブローカーに丸投げしてきました。

『俺は今日は忙しいから無理だが、X氏は俺に長いビジネスパートナーで信頼できるやつだから、そいつを送ったから、一緒に内見してくれ』と。

その結果、そのX氏は人は良いのですが、中々苦労するブローカーでした。例を挙げると、

・バイクを駐車するのにガレージが必須と伝えても、『ガレージない家ならばあるよ。ガレージなくていいんじゃない?』とか言い出す。

・『まずは、xxってエリアで探してほしい。そのエリアで見つからなかったら、少し遠くなってもいいから』と伝え、相手から『xxってエリアで見つかるよ。たくさん持ってるから』と回答があったのだが、内見が始まり1件目が終わった段階で、『xxってエリアでは無理だから。他に見に行かない?』と言い出す。

・4件アレンジしたからというが、うち2件は1週間以上前に決まっていて、他の人が住んでいた。。(当日に大家さんに確認しているといったが、していない。という事。)

ブローカーB:

反応が早く、条件に会う物件の写真を4件ほど送ってきたので、良さそうだな。と思い、選んだのですが、ダメでした。

・待ち合わせする際に、移動を少なくしたいため、一件目の内見場所のすぐ近くで落ち合いたいと伝え、徒歩2分の場所でと落ち合ったが、結局は炎天下の中30分以上歩くことに。。(それならば、その場所で待ち合わせしようではないか。。)

・内見の時間に大家さんに中を見れるように調整しておいて。と伝えていたが、伝わっておらず、時間かけて移動して、家の前で30分以上待った挙句、今日は内見できない。と伝えられる。

・700-800ドルで探していると伝えていて、大家さんが900ドルならば良い。という物件があるので、見てみないか?というので、内見。物凄く大きな家を紹介され、これで900ドルならば良いと言い、内見後に大家さんに連絡したら、『は?2000ドルだよ。。』と言われる。。

・当初は1000ドル以上となっていた物件で、1回目の内見の後に、『俺が900ドルに交渉したから、大家さんもOKしたから、この日に会おう』と大家さんとの面会を設定。大家さんは国会議員。相手も忙しい時間をぬって来てくれました。で、大家さんに900ドルときいたのだが。。と伝えると、『え?俺はこいつ(ブローカー)に、1300ドルならば良いって言っていたのだが。。』となり、面会は5秒で終了。。お互いに時間の無駄。。。

・大通りから少し奥に入ったところだが、数百メートルだから。と伝えられ、一緒に移動したが、バイクタクシーを降りた場所が既に1キロ以上中に入っており、そこから舗装されていない道路を1キロ進んだところにある物件だった。

など。。

ブローカーC:

最初は、あんまりコミュニケーション取れないかな?と思ったのですが、上の二人がダメで、次に良さそうなこの人にコンタクトしたところ、彼が一番まともでした。

一番若く、見た目は一番イケてなさそうな青年でしたが、好印象でした。

・条件に会う家賃で探してくれる。

・条件より高い場合も事前に伝えてくれる。

・大家さんが1500ドルと言っていた物件も交渉してくれ、1200ドルまで下げてくれる。(結果、1200ドルでは無理なので得なかったが)

4.大家さんとの直接交渉

実際に条件に会う家が見つかったら、大家さんとの交渉に入ります。ここで、ブローカーが双方(借り手と大家)に対して、全く違う条件で話をしていた事が発覚というケースが多いです。今回も既に4人の大家さんと会っていますが、酷い場合は上記にも書いたように、ブローカーが大家の希望価格の半値で伝えている場合などもあり、交渉にすらなりません。。

5.大家さんのバックグラウンドチェック

実際の大家さんとの交渉の後は、大家さんが信頼できる人かどうかのバックグラウンドチェックも行っています。あまりに条件が良い物件などだと、ブローカーとグルになって詐欺にかかっている場合もあるので、注意が必要です。

よくある例としては、

①本来はKCCA:カンパラ市役所(東京都庁のようなところ)が、既に立ち退きを指示している物件を貸し付け、前払い家賃半年分を取り、1か月目で強制退去させられる。

②土地の権利が大家さんにないにも関わらず、勝手に賃貸し、後で追い出される。最初に前払いする家賃は返してもらえない。

①に関しては、ご近所さんに尋ねる事で、確認するのが一般的です。

②については、法務局のようなところへいき、Land title(土地の権利)を確認してもいいのですが、偽造されている場合もあり、それだけではあんまり役に立ちません。今回は賃貸であり、家や土地を購入するわけではない事から、そこまではしていません。

物件探しは続く・・・

さて、探し始めて3週間経っていますが、候補は出てきましたが、まだ確定できていません。。

今の大家さんには5月下旬に家を出る旨伝えているので、そろそろ決めないと、間に合わなくなります。。

前回引越しの時に、3週間前に家が決まり安心していたところ、引越しの1週間前になり、『あ、やっぱりあなたよりも高く買ってくれる人がいたから、そっちにしたわ』と言われ、そこから急遽家探しするという苦い思い出があります。

今回はそうならないように、早めに決めて手付金を払い契約書を結んでおきたいなと思っています。