Transform Africa 2019へ出展しました
2019年5月15日と5月16日の二日間、東アフリカ・ルワンダの首都キガリで開催されたTransform Africa2019に出展しました。
弊社の新サービスのアプリを開発している若手ウガンダ人エンジニア二名と三人で参加しました。
Transform AfricaはIT 立国を目指すルワンダが音頭をとるアフリカ地域最大級のICT国際カンファレンスになります。今年で5回目だそうです。
今年は、日本の総務省が音頭を取り、Japan Pavilion(日本企業や組織の出展ブース)が設置され、その一部として出展いたしました。

国別のブースは、ケニア、モザンビークなどのアフリカ域内を除くと、インドと日本、エストニアの3か国だけだったようです。
今回、日本からは100名近くの参加者がいた模様です。
出展企業は以下の通り。

今年、ルワンダでJICAの案件を獲得した、
・トヨタ(楽天と共同でDrone宅配)
・楽天(Drone宅配と、ブロックチェーン技術を活用したマイクロ保険)
・音羽(避雷関連の製品)
・さくら社(算数のデジタルコンテンツ)
なども出展していました。
企業の他にも、JICA、JETROはもちろん、総務省、神戸市、東京大学からも出展や参加者が来られていました。
私自身、Transform Africaへの参加は2回目でした。
2015年に一度参加していますが、出展者としての参加は今回は初めてです。
今回の会場は、ルワンダが誇る国際展場、Kigali Convention Center(KCC)。

オシャレな外観の大きな展示場です。展示場内にRaddison Bluホテルが入っており、非常に便利な作りになっています。

また、隣がKigali Hightsというショッピング・オフィスの複合施設なため、展示場内から離れて食事をとる事も買い物をする事も出来、便利です。

CourieMateは、今回の展示で、
・6月よりスタートする宅配オーダーアプリ
・キオスクを活用したデジタル流通と伝統流通の融合を目指すソリューション(詳しくはこちら:http://www.couriemate.com/kiosk-based-delivery/)
を紹介しました。
一日目の終わりには、ルワンダの日本大使館主催のルワンダ企業と日本企業のネットワークイベントも行われました。
ルワンダの政府関係者、ルワンダ企業、そしてアフリカ各国の企業の方へ紹介する事ができ、繋がりを持てた事は大きな収穫になりましたが、加えて、アフリカ進出に関心のある日本企業や日本の団体の方々と知り合えたことも大きな意味がありました。
私自身、ここ4-5年、年に2-3週間程度しか日本に帰れていないため、中々、アフリカに関心のある日本の皆様と知り合う事が難しくなってきております。そんな中、隣国ルワンダで一度に多くの方にお会いできる機会が得られたことは貴重です。

今回は展示もあり、バタバタしていたこともあり、カンファレンスの講演自体はあんまり出席できなかったのですが、
ここ最近の流行りである、Fintech × Africa、AI × Africaの内容が多かったように思います。

そして、技術の活用というポジティブな未来の反面、データ(個人情報)の取扱い、データ操作、デジタルから生まれる格差問題など、近年取り上げられる課題についても話されていました。
今回得た繋がりを活かしていきたいと思います。