最近のVerde Africa
こんにちは。Verde Africaの有坂純子です。
当社が所在するモザンビークでは4月1日に大統領がコロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態を宣言し、現在に至っています。主な規制は飲酒を伴う娯楽産業の営業規制や学校の休校や公共交通機関における乗車人数制限などで、幸いにもVerde Africaは営業を続けることが出来ています。
基本的に社員には公共交通機関による通勤を禁止していますが、近隣に住む従業員が殆どだったので自転車や徒歩で元気に通っています。毎日の朝礼で全員を検温するので少し時間がかかりますが、それも良いコミュニケーションの機会と思うことにしています。
ビジネスの方は不況を跳ね返して伸びています。当社の主なお客様はレストランまたは養鶏農家で、コロナ不況の影響はもちろん受けています。レストランは閉店してしまっているお客様も多く、テイクアウトやテラス席設置などで大変な時期を凌いでいます。
一方、養鶏は比較的ショックに強いとみえて、この不況をものともせず数千から数万の規模でも養鶏を続けている農家さんがおられます。5月から7月はモザンビーク南部は冬で最低気温は10度前後になるので、生後14日までのひよこを守る為の暖房が重要になります。今年に入ってから大量購入顧客向けの特別価格を推進してきましたが、それがお得意様の紹介でやっと少しずつ身を結び始めたことに救われています。
モザンビーク政府はまだ感染のピークは訪れていないとの見解を述べており、まだまだ予断を許しません。このような状況でも耐えて工夫して前に進んでいくモザンビーク中小企業の皆様と一緒に頑張りたいと思います。
