機械を購入しました!(続編)
ブリケットの試験生産販売の為に形成機を購入しました。調達先はウガンダの首都カンパラでブリケット(炭屑炭)を作っている Green Bio Energy です。
会社設立と同時並行で試験生産を実施する予定なので、何よりもスピード感を大切にしたくて手動の小さな機械を購入して自分達が持って運ぶことにしました。今後、正規規模で生産する際には自動の機械を購入しますのでそちらの輸送手段も別途調査中です。途中経過をお伝えいたします。
① 機械が完成しました。カンパラの工場で作られています。生産量は時間あたり10キロと少ないです。
② そしてすぐに分解しました。輸送目的です。
③ 厳重に梱包してカンパラ~ナイロビの長距離バスに載せました。
荷物は12時間後無事にナイロビに届きました。
夜9時のケニア入国審査時にや通関担当に『これは何か、商品価格はいくらか』という議論を30分程続けることになりましたが、何とか通過しました。
勉強になったのは East African Community(EAC)の自由貿易協定についてです。ウガンダとケニアは共にEACの加盟国なのでウガンダ製の品物をケニアに運びいれる際に免税になるという制度が機能しているそうです。でもその制度を活用する為には事前に Certificate of Origin という文書をEACのウェブサイトから取得しておく必要があるそうです。
前職ではCOMESAというアフリカの経済共同体と一緒にプロジェクトをしていて”人やモノの自由な域内移動”の実現に向けて協議する姿を側から見ていました。今回は域内の自由貿易がアフリカの経済活性に繋がるということを体感しました。
明日は私達の機械が飛行機に載ってマプトに行きます。現地に到着して、溶接工を見つけて、組み立て直すまで気は抜けません。(続く)