機械がモザンビークに到着しました。(完結編)

10月19日にモザンビークの首都マプトに到着しました。
家を借りたりインターネットを繋いだりしており、更新が少し遅れてしまいましたが元気でやっています。
私達の機械(Manual Press)も無事到着しました。

マプト国際空港での関税を最も心配していたのですが、とても透明な感じでした。
空港から出る際の荷物スキャンで検閲に回されて、”これは何か?”と質問されました。
拙いポルトガル語で”モザンビークの環境と発展に貢献するプロジェクトを始めるために必要な機械”だと必死に説明しました。

結果、商品のインボイスの提出を求められ 買値の13%の約3000円程度を支払い領収書を受領しました。
かなり高額を要求されることを予想していたので、ホッとしてしまいました。
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続いて、分解した機械を組み立てました。
21日に新居の賃貸契約をして入居したのですが、マプト市の郊外にある古い一軒家で窓やドアの鉄格子を一部強化する必要がありました。
大家さんに相談したところ、材料費のみ払えば工事してくれると言ってくれました。
大家さんの弟さんが(恐らく家の権利を一部持っている)溶接工だったので、彼がチームを連れてきて工事をしてくれることになりました。

工事着工予定日には『約束はしたものの始まっていないかもしれない』と期待半分に家に向かったところ、
工事はかなり進んでいただけでなくその日は徹夜で作業を進めてくれました。
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その溶接工の方に機械を溶接したいと相談したところ、無料で快く引き受けてくれました。
こんな様子でモザンビークに来てから期待を上回る出来事が続き、ついに私達の機械が使用可能になりました。
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ウガンダのカンパラからはるばる自分達で運んできた機械が動いて感動です。
今後はこの機械を使ってブリケットを作るまでをお伝えしたいと思います。(完)

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