2回目の納税

BOA NOITE (ボア・ノイチ こんばんわ)!Verde Africa の有坂純子です。

先日10月6日に弊社2回目の納税をしました。現在弊社に適用されているISPCという中小企業向けの簡易納税制度では3ヵ月に一度の納税となっています。

7月初旬の初めての納税に比べると7月~9月の四半期売上は176%増でした。これは嬉しさも少しだけありつつ、”もっともっと成長したかった”という気持ちです。2017年最後の四半期は年末で金回りが良くなる時期ですので、目標を大きく掲げて頑張ります。

納税の際にしみじみ感じたことはモザンビークの政府制度が少しずつ近代化されビジネス環境が改善しているということです。

モザンビークの政府サービスは機関によっては驚くほど旧態依然としています。例えば弊社の車両を購入した時にお世話になった、車両登録等を扱う機関はほぼすべての書類作成や管理を手作業で行っていました。その為、担当が休暇中なので書類が見つからないとか手書きの数字の桁が間違っていたりというハプニングがありました。

一方で、社会保険制度を扱うINSSという機関ではすべての登録がオンライン化されており、パソコンが使える会社の担当者が毎月の支払額をシステム上で確定し、自分で印刷した支払い明細を持って銀行で支払います。銀行での支払いは本部のシステムにも反映され、特別に必要な時以外はINSSの事務所に行く必要がありません。毎月のことなので大変助かります。

(INSS アカウントのログイン画面)

また、納税に関してもISPCという制度があり中小企業は正規の税率免除を受けられます。弊社が今現在売上に対して17%の付加価値税や利益の32%の法人税を支払っていたら(利益はありませんが (笑))本当に大変だったと思います。税務署での支払い手続きはシステム化されており、待ち時間も問題ありません。

こういう様子を見るとモザンビークという国が発展していく過程を目の当たりにしているのだと実感すると同時に、その過程には国際社会の地道な支援が存在しているのだなと感じ有難く思います。