Verde Africaインターン日記 ⑤ 生産量の増加に向けて

Verde Africaのブリケット製造工程の1つに炭粉と水と繋ぎを混ぜる作業があります。拡大過程にあった2017年はこの混ぜる部分をスタッフに手作業で頑張ってもらっていましたが、遂に2017年の11月末に自動ミキサーを導入しました。前回のインターン日記ではミキサー導入後の課題について報告されていますが、今回はその後の進捗についてです。

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こんにちは、Verde Africaインターンの久保劍将です。今回は前回のブログでご報告した現在実施しているミキサーの経過報告をします。

 

ミキサーは試験的に使用している段階ではありますが、年末最後の1週間は1日平均1トン以上を生産することができました。ミキサーを使用することで、生産スタッフのミックス作業に入る人数が減ったこと、またミキサーとブリケットの形成機を同時並行で稼働することができるようになりました。12月の前半までは、1日500kg程度(500kgに届かない日もよくありました)であったため、1トンという数字は中々イメージしづらいものがありました。しかし、コンクリートミキサーとはいえ機械を導入することで、生産量を上げることができました。

 

弊社では、生産量に応じて生産スタッフにボーナスという形で、インセンティブを支給しています。つまり生産量の増加とともに、生産スタッフのインセンティブも増加します。そのため、最近の生産スタッフは1トンから1.5トンを目標にしていたり、モチベーションの向上にもつながっています。目標を持って働き、それが達成されると嬉しそうな表情のスタッフを見ることは、自分自身のモチベーションにもつながっています。

 

年明けの生産量は900kgから600kgとまだまだムラがあります。この1トンという数字を年末の1週間だけでなく、安定して生産できる環境、また1.5トンと2トンと生産量を増やしていける環境づくりをしていけたらと思います。

(生産の増加に伴い、ブリケットのつなぎとなるバインダーを作る鍋も大きくなりました。左が今までのサイズ、右が現在のサイズ。)

(こちらも同様に、原料の炭屑調達の強化を行なっています。)