最近の販売と生産
Boa noite! (ボア・ノイチ、こんばんわ)Verde Africaの有坂です。
最近のマプトはからっとして過ごしやすい天気が続いています。雨も週に2回くらい降りますが、降水時間も短く生産作業が滞ることも少なくなってきました。
一方で、木炭の高値プラス低品質供給は今も続いていて、弊社の注文は引き続き好調です。この時期何故木炭が高くなるのか。雨で生産者と仲買人の接触がうまくいかないからとか、木炭生産ライセンスの発行が限られているからとか幾つかの噂がありますが、いつか真相解明の調査をしてみたいです。
この高需要のあおりを受けて、12月から3月まで毎月売上額は最高記録を更新し続けています。これはとても嬉しいです。販売スタッフの業務遂行スキルが上がってきており、仕事をある程度任せられるようになってきたことを頼もしく感じています。
一方で、悩みが尽きないのが生産です。弊社の生産規模ではまだまだ赤字なので、高需要の波に乗り生産量を伸ばし、営業利益を出したい!と切実に願ってきたにも関わらず、なかなか生産量が伸びないからです。注文してくれたお客さんに謝って、商品を待ってもらう日々が続いているにも関わらず。
(スタッフミーティング、毎日数分間の朝礼と夕礼をしています。)
昨年末に1日1トン生産できる生産の流れを確立して、それに必要なスタッフを揃え、1トンを達成し盛り上がったにも関わらず、毎日安定して目標生産量を達成する難しさを痛感しています。
どうしたら、この状態を打破できるのか。最近はずっと工場に張り付き、スタッフの動きを観察し、細かい修正と改善を積み重ねていく日々が続いています。でも、主な課題は2つあります。
まずは機械保守です。機械が壊れないように日々しなければいけないメンテナンスについての知識もついてきたのですが、メンテナンス中に機械が使えず生産量が伸びません。機械は最低2台はいるという、すごく当たり前のことに今更気づき急いで2台目を購入しました。
(最近、2台目を購入したブリケットの形成機。)
そして、スタッフの働きを管理することです。1月以降の私はスタッフに今までより怖いと思われている気がします。怒鳴ったりする訳ではないけれど、必要な注意は繰り返ししなければいけないし、会社の方針はキチンと行動で示さなければいけません。でも、長期的にはこの仕事ができるモザンビーク人管理職を育成したいと考えています。
自分で書いていて、恥ずかしくなってしまうくらいどちらも当たり前のことだと思います。弊社の商品の注文が増えているのは、とても素晴らしいことです。このチャンスをしっかり掴むべく、今週もかんばります!