企てる楽しみと起業について

みなさん、こんにちは!ガーナ発kawaiiコスメ作りに挑戦中の相川香菜です!

この10月で私、おかげさまで32歳になりました!といっても、特別なことも何もないのですが笑、ガーナで過ごした2年分の誕生日の過ごし方がなかなか印象深かったのでご紹介しつつ、今回は企てることの楽しさについて書かせていただきたいと思います!

私は、25歳と26歳の誕生日をガーナで迎えたのですが、ガーナ到着後ちょうど4ヶ月後くらいに1年目の誕生日を迎えることになりました。

村の人たちに誕生日はみんなどうやって祝うの?と聞くと、ここでは誕生日の人がみんなをもてなすんだよと教えてくれました。

 

(ヘー!そうなのかー!だったら私が日頃お世話になっているみんなをもてなそう!)と決めるやいなや、近所に住む職業訓練校の生徒達に助けを求め、

「自分の誕生日にご飯を作って、みんなを呼びたいからご飯を作るの手伝って!もちろんご飯いっぱい食べていいから!」

というと、

その中の1人のMemunatu(メムナトゥ)が

「いいわよ。お祝いなんだからお肉も用意してちょうだいね!」というので、

「そっかー!肉だね!じゃあせっかくだし、生きたの買って私が絞めるよ!」と言うと、またトゥンテーヤ(私の現地語の名前)がおかしな事言い出した、

ほんとに出来るの?という顔で

「まぁとにかくみんなでご飯は手伝うから」と言ってくれました。

 

ということで早速、お肉になるホロホロ鳥を売ってくれるようにホストファミリー先のお父さんに頼みに行きました。すると、ここはイスラム教の人が多いから(ガーナ北部の州はイスラム教を信仰する人が約9割を占める)、女性が家畜を殺すことは出来ないし、外国人という事で絞めたとしてもイスラム教信者でない私がするとイスラム教の人たちはお肉を食べる事が出来ないから止めておきなさいと諭されました。

でも、私はいつも頂いているお肉がどうやって出来ているのか知る事が私にはどうしても必要で日本では絶対に出来ない経験だから絶対にさせて欲しいと粘りました。するとホストファミリーのお父さんは、そこまで言うなら2羽買って、1羽は自分で絞めて日本人の友達たちと一緒に食べなさい、もう1羽は息子に絞めさせるから、それを村の人たちで分けたらいいと提案してくれ、その通りにすることにしました。

(これから食べられるホロホロ鳥さんコンビと三男坊のアイザック)

当日、ご飯の準備はばっちりで、後はいよいよ私がホロホロ鳥と戦う番になりました。初めて身近に見るホロホロ鳥。じっと見つめ、(ごめんなさい。)と言いながら包丁をのど元に立てました。当たり前ですが、血が出ています。それを見てビビる私。そしてびびりながら切っているので、全くとどめをさす事が出来ません。それを見かねたホストファミリーの三男坊Issac(アイザック)が「もっと強く!早くしないと可哀想だろ!」というので、余計に焦る私。最後はホロホロ鳥の断末魔の鳴き声よりも大声を出して(うわぁぁーーー!)と叫びながら必死で絞めました。終わった後は手が震えていました。

(そのホロホロ鳥と落花生、トマトなどで作ったスープとケンケ(トウモロコシを水で練って固めたものを葉っぱで包んで発酵させた酸っぱい主食の一種))

 

(誕生日メッセージをみんなに書いてもらった自作ノートとプレゼントのNeat Fufu(ニートフフ)。ニートフフはガーナのカップ麺的な感じかなぁ。またいつか話そう笑)

こうして1年目の誕生日会は近くの職業訓練校の教室を借りて、皆で仲良くご飯を食べて終わりました。

 

2年目の誕生日は現地にもさらに慣れてきたので、よし!日本の文化も紹介しつつ誕生日会を開催しようと決め、日本の夏祭りと夜店を再現する事を決めました。

日本の家族からヨーヨー釣りのためのヨーヨーだけは送ってもらい、残りの出し物の輪投げやボール入れ、くじ引きなどのゲームは夜な夜な1人で作っていきました。そしてタマレ在住の隊員のなっちゃんに浴衣を借りて着付けてもらい準備万端となりました。当日は、子ども達だけでなく、大人達も無邪気に遊んでくれ、とても楽しい誕生日となりました。

(きのこハウスと浴衣。合成写真感満載だな笑)

(誰よりも無邪気に折り紙で遊ぶベテランの小学校の先生笑)

こんな風に誕生日会を企画したり、授業準備でも生徒が登場する教材を作って、生徒達が驚く様子を楽しんだり、私は何かを企てている時いつもわくわくが止まりませんでした。夢中で道具や教材を作っていました。

 

学校での授業は大変で辛い事も多かったけど、部屋で1人で密かにたくらんで(ちょっと怪しい笑)、みんなの反応を想像しながら、何かを作ったりしている時間はとてもとても楽しかったのです。そして、日本に帰ってもずっとこんなことができたらなぁと考えていた時の気持ちを今でも鮮明に覚えています。

起業するということは、自分たちでしなければいけないことのオンパレードなのだと思います。きっと苦労の連続でしょう。でも、多分それは私にとっては、ガーナで1人企んでいたことの延長上にあるのだと思います。

ガーナのみんなや日本のみんなを巻き込んで、楽しい企てを実現させたい。

もちろんガーナで解決したい社会問題もたくさんあります。

でも、やはりワクワクできないことを一生続ける事はできないと思うから、企ててみんなの反応を見て、それを見て喜ぶという純粋な遊び心を大切にしたいなと思います。

 

今、私の頭にはたくさんの企てがあります。早く実現したくて、形になっているところが見てみたくてうずうずするものばかりです。

商品作りにおいても、お客様や従業員のみんなを巻き込んだイベントにおいても、少しずつ楽しみながら形にしていければいいなぁと思っています。

ですので、是非ともみなさんも私と一緒にわくわくしながら夢に参加してくださいね!

 

Kana Aikawa