なぜビジネスなのか?ガーナで初めて気付いた経営の神様の水道哲学の功績

みなさん、こんにちは!ガーナ発kawaiiコスメ作りに挑戦中の相川香菜です!

今日は、これまで書いてきたガーナの社会問題を解決する方法としてなぜ私が『ビジネス』という手法を選んだのか書かせていただきたいと思います!

今でこそ、こうして起業家という立場でブログを書かせていただいている私ですが、正直ガーナに行くまではビジネスには全く興味がありませんでした笑。

むしろ、私の事業家に対するイメージはお金儲けにだけ興味のある人々という最悪のもので、金銭的な見返りを求めず国際協力を行っている人々の方が尊いと勝手に決めつけていました。本当に失礼な奴だなぁと今更ながら思います。

そんな狭い視野の中で生きてきた私が、

今まさに起業家になろうとしているのは、なぜなのか?

 

唐突ですが、みなさん経営の神様こと松下幸之助氏(松下電器(現Panasonic)創業者)の『水道哲学』ってご存知ですか?

(各家庭には水道がまだ来ていないので、村に4カ所ほどある水汲み場で毎日水を汲む。

子ども達はみんな手伝ってくれる。)

多分このブログを読んでいらっしゃる皆さんのほうがよほど経営学に明るいと思うのでそんなの常識さ!と言われるかもしれませんが、1932年に松下幸之助氏が発表した「良質廉価な製品を水道水のように世の中に無尽蔵たらしめよう!」という理念のことです。

ガーナに赴任する前の大学時代、この文章を最初に読んだ時、私は(ふーん、そうなんや。で、なんで皆がこれをすごいって言うの?)と感じました。笑

経営の神様に対してなんと失礼な!笑

 

でも、今にして思えば当然かなとも思います。

水道哲学が発表されたのは1932年。

私が生まれたのはそれから53年後の1985年。この年何があったかと言うと、ドル高是正の為にG5(日・米・英・独・仏)諸国がプラザ合意に締結し、阪神が21年ぶりに優勝しました。(阪神優勝はこの話に関係ない笑。)プラザ合意についての詳しい説明は他の賢いサイトにお任せするとして笑、私がここで強調したいことは、日本は1985年には立派に先進5カ国であるG5のメンバーに入っており、世界の為替市場に影響力を及ぼす強い立場を堅持していたと言うことです。

そんな時代に生まれ育った私は、当然生まれた時からテレビ、クーラー、冷蔵庫、洗濯機といった家電は既にすべて揃っており、成長するにつれ、テレビゲーム、ポケベル、スマホと電化製品の性能向上と共に歩んできました。

 

そんなあまちゃんだった私がガーナに行って、苦労しないはずもなく、最初は(いや最後まで笑)

 

洗濯機が欲しいよー、手洗い洗濯するだけで1日が終わるよー泣。

 

クーラーが欲しいよー、暑いよー。でも電気も止まってるよー。

 

中国製のミキサー買ったら、煙が出て逆回転を始めたよー。ミキサーで死にたくないよー。

 

市場で1本10円の乾電池買ったら、1週間でなくなったよー。夏のセミと同じ寿命だよー。また懐中電灯使えないよー。

 

と思うばかりの日々でした。

 

そんな実体験を通して、ある日気付いたのです。

 

自分のそれまでの生活がどれほどの先人達の努力の上に成り立っていたか。

当たり前だと思っていたクーラーも、洗濯機も、ミキサーも、乾電池も、みんなが手に入れられる値段で、安全に使える製品を提供してくれている人たちのものすごい努力があったからなんだと。

 

『分かる』と『気付く』には、本当に大きな大きな違いがあると思います。

それまでの私は、日本語だからもちろん『水道哲学』を分かってはいたけれど、その言葉の背景に全く気付いてもいなかったのです。

 

そしてその2年間の経験を通して、『安心して使える製品を企業が世の中に提供していること自体が既に社会貢献活動なのだ』と初めて気付いたのです。

 

 

そしてその努力が正当に評価され、報酬を頂くことは組織が永続していく為には必要なことなのだと。

 

あまりにモノに恵まれていて、私は本当に何も分かっていませんでした。

いい商品を提供できるという大前提の上に成り立つ表層の競争だけを見て『金儲け』だと勝手に決めつけていたのです。

 

ガーナに2年間住んでみて良かったことの1つにタイムマシンの力を借りずにタイムトリップが出来た事があります。私が経験したガーナでの2年間の生活はもしかしたら1932年の世界に近い部分があるのかもしれません。

そのせいか、帰国後は私の祖父母世代の方々とやたらと話が合うようになり、高齢者には今時珍しい子だとモテるようになりました笑。きっと、そんな生活をしないと未熟な私には気付けないことばかりだっただろうと思います。

 

 

今の日本にはありすぎるくらいモノがあふれています。

『水道哲学』がもはや現実のものになり飽和していること、日本でモノを売ることがどれほど大変なことかも私なりに覚悟しています。

だけど、やはりガーナ発のkawaiiコスメでやりたい事があるから、その商品を通して実現させたい世界があるから壮大な夢を心から信じて、突き進んでいきたいと思います。本気のモノ作りは受け取る側にも絶対に伝わるから。

 

それでは次回はなぜコスメ作りなのか?

私のキャッチフレーズである『ガーナ発kawaiiコスメ〜世界の女性を強く美しく!〜』の意味をご説明したいと思います!

 

 

Kana Aikawa