ガーナを変えるアイテムに『コスメ』を選んだ訳

 

みなさん、こんにちは!ガーナ発kawaiiコスメ作りに挑戦中の相川香菜です!

今回はいよいよなぜコスメなのか?をご説明したいと思います!

 

その前にみなさんアフリカ諸国ここでは特にガーナについてどんなイメージをお持ちですか?

 

貧困?

紛争?

サファリ?

ライオン?

チョコレート?

みんな裸で生活して、いつも踊っている?

(ガーナ体験談を話しに行った時に実際にこう言った人がいた笑)

 

いろいろと答えが出てくると思いますが、多分アフリカに行った事のない人たちにとって共通のイメージとしてあるのは『貧困』なのだと思います。

確かに日本に比べたら現金収入を得られる方法はかなり限られているし、物質的に無いものがたくさんあります。

 

そして『貧困』と一緒に思いつくのか『かわいそう』とか『粗末』とか『汚い』という言葉だったりするのではないでしょうか。

 

では、ガーナの人々は『かわいそう』で『粗末』なものばかりを身につけて、『汚い』格好をしているのでしょうか?

 

 

実際に現地に行ってみて感じたのは、これらのイメージとは全く真逆のものでした。ガーナの人々は、『貧困』であるからこそ『きちんとした』服装を身につけ、『綺麗で』いようとしています。そしてかなり?結構プライドが高い国民性であると思います。

貧しいから汚い格好でも仕方ないじゃない、お金がないんだもの、ということには決してならない。

 

むしろガーナ国内で活動していたJICA青年海外協力隊の隊員達のほうが、ガーナにいるんだから日本で出来ない格好をしようと思い切った行動に出ている人が多かったです。女性隊員でも丸刈りにしちゃう人とか、日本だったら完全アウトな長髪とのび放題の髭で過ごす男性隊員とか。

かく言う私も砂埃の中バイクに乗らないといけないので、最初はコンタクトレンズを使っていたのがいつの間にか眼鏡になり、ガーナ北部のタマレ周辺ではシャンプーは全く手に入らないので(首都アクラにある外国人向けスーパーでは入手可能)、髪の毛はいつも無印良品の髪切りばさみでめちゃめちゃにセルフカットしていました。

お風呂、というか土壁の囲いの中での行水なので、お化粧という概念すら忘れつつりました。

 

そんな風に日常を過ごす中、私がアイロンがけのされていないしわくちゃのガーナ服を着ていくようなことがあると、学校の先生達に

「アイロン持ってないのか?!持ってないなら生徒達にかけさせたらいいんだよ!」

と生徒の1人を呼ぼうとしたり、私が伸びてきた髪の毛をそろそろ切らないとなーと言うと

「黒くてまっすぐで綺麗な髪の毛なのになんで切るの!?いらないならちょうだい!」と言われたりしました。

また私が日焼け止めを塗っていたりすると、女性たちが「何を使っているの?日本製?それを使ったらマダムみたいに白くて綺麗な肌になれるの?」と興味津々に質問攻めにされました。

 

ガーナで私たち隊員が月額頂いていた生活費は400USドル(日本円にして約4万円)でしたが、ガーナの人々は日常的にアフリカ布で仕立てた服を着ており、それを完成させるのに高いものでは6ヤードの布代4,000円と、仕立て代に1,000円ほどかかることもあります。4万円のうちの5,000円と言えば、日本のお給料に換算すれば、20万円のうちの2万5千円にあたります。

 

服飾費と言えば、日本の人々の間でも個人差がかなり大きい出費項目です。

ファッションにこだわりのある人は無理してでもこだわりのある高い服を買おうとするだろうし、それほど興味のない人にとっては、必要な分だけ数着あれば事足りるという感じだと思います。

 

この着飾るということについては、ガーナの人々はかなりこだわりがありました。女性達が色とりどりのアフリカ布の服を身にまとうのはもちろん、男性達もアフリカ布で仕立てたシャツをおしゃれに着こなしていました。

 

(結婚式に出席した時の写真)

そして美容面では、タマレでも入手可能なすっごく匂いのきついボディクリームや香水などをよくつけていました。

 

私は、昔から入浴剤やボディケア用品がすごく好きだったこと、またそれまで当たり前のアイテムとして使用していたボディ、スキン、ヘアケア用品が全然手に入らない事への渇望から、タマレに行くとしょっちゅう使えそうなアイテムはないかと目を光らせていました。

 

私が見る限り、大半の製品はヨーロッパか南アフリカからの輸入物で、村の人々にとってはかなりの高額(日本円にして500円〜1,000円くらい)で売られていました。

私は危なくなさそうな製品を試しに買ってみては、自分の体で実験してみるということを繰り返していました。輸入物の中にはガーナならではの原材料を使って、使い心地のよいものになっている商品はほぼなく、ガーナには有名コスメブランドが使用しているシアバターやカカオバターなどたくさんのいい材料があるのにもったいないなと常々思っていました。

 

そして、ガーナの女性達の高い美意識、貧するからこその誇り高さを実感するにつれ、

 

ガーナで入手可能な原材料を使った化粧品があればいいのに、

美しく綺麗でいたいと思う気持ちは世界中の女性に共通なのに

 

と思うようになっていきました。

 

今は何を馬鹿な事を言ってるんだと思われるかもしれません。

でも、私はこのガーナ発kawaiiコスメをガーナ人なら誰もが知っている化粧品に成長させ、ガーナを代表する化粧品会社になる、と決意しています。当面は日本での販売を想定していますが、いつかガーナの人たちがこの化粧品を手にして、自分たちの国で作った誇りある化粧品だと、美しく綺麗でいたいという女性達の変わらぬ想いに応えられる日が必ず来ると信じて、私のライフワークとしてこの事業に一生をかけて取り組んでいきたいと思います。

 

次回もなぜコスメなのか?の続きを書かせていただこうと思います!

 

Kana Aikawa