ナイロビでの人材採用について②

こんにちはケニアの玉ねぎおじさん河野です。

前回はどんな人を採用しているのか、という点について書かせていただきました。今回は引き続きナイロビの人材の水準についていくつかの項目でお話しできればと思います。

 

人材の水準について

言語

基本的にはトリリンガル(「三ヶ国語」を話せる人)です。

英語、スワヒリ語、自分の民族の言語

インド含めるアジアで働いていましたが、ここまで英語が話せる人が多い国もなかなかないんじゃないかと思います。(特にナイロビ)

肌感覚としてはナイロビはフィリピンのマニラくらいのイメージです。

ケニアの公用語が英語とスワヒリ語なので、特に30際以下の若い人のほとんどは両方流暢に使えます。

 

気質

  • 上下関係がしっかりしている。
  • 独立志向が強い
  • 真面目で勤勉。(主観です笑)

 

幼少期からの教育の影響が大きいようですが、かなり上下関係が厳しく、上の人の様子を伺って空気を読む人が多いです。これはよくも悪くも日本人と似ている気質ではあるのですが、背景や文化が全く異なるため彼らが空気を読んで自分の本意ではないことが汲み取られることが多いです。なので、彼らとのコミュニケーションはなるべくハイコンテキストで、なるべく文書で記録を残しながらコミュニケーションを取るように気をつけています。

このあたりは「異文化理解力」という本が非常にわかりやすく参考になるかと思います。

参考リンク(https://www.amazon.co.jp/dp/B013WB5BJS/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1)

 

また、ナイロビの失業率は約40%と言われており、雇用がそもそも少ないという問題もありますが、基本的に将来独立して事業を興したいと思っている方が多いです。また、有名大学を卒業してもなお就職先がない方がほとんどなため、募集をかけても非常に優秀な方がすぐに集まります。

 

真面目で勤勉、という点に関しては賛否両論あるかと思いますが(笑)、僕はアジアの方々と比べて非常に熱心で勤勉に働く方が多い印象を持っています。勉強熱心な点もアジアの方々と匹敵すると思っており、就業時間後にスクールに通ったり、週末にオンラインでMBA取得に励んでいる社員もいます。

 

能力

言語はもちろん文句がないですが、数的処理に関しても比較的高いレベルの人が多いと思っています。論理的思考に関してはそこまで高い水準ではないイメージですが、学ぶ力はあるので実務と研修で補えるレベルにあると思います。

前述の通り、上下関係が厳しいため上司の決定が絶対なので、上司に進言をしたり、自らを変化させていくという点が弱い部分なのではと感じています。

ツラツラと書かせていただきましたが、ナイロビの人材は非常に優秀な方が多いと思っております。優秀な若い人と一緒に仕事ができて日々幸福感もあり、かつ、彼らの将来のキャリアに繋がる経験や知見を提供できるような会社/個人にならなければならないと責任感も強く感じております。

 

次回は実際にどうやって彼らを採用したか、しているかについての採用手法について書いていきたいと思います。