ケニアで起業してみて思うこと

こんにちは、ケニアの玉ねぎおじさん河野です。

 

今回は起業してみた雑感を書いてみようと思います。

僕はケニアはナイロビで昨年2月から移住し、同年5月に会社設立をしました。

事業内容は「青果の卸売業」でそメインの顧客はいわゆる貧困層と呼ばれる方が多いストリートベンダーです。

正直に言うと彼/彼女らとの交渉は非常にタフです。

毎日買ってる人でも毎日クレームを言ってきます(笑)。

「この玉ねぎはクオリティがダメだ」

「この玉ねぎは高すぎる」

と言いながら買って帰ります(笑)。

 

最初は戸惑いましたが、これが彼/彼女らの交渉方法なんですよね。

カスタマーの声を聞きすぎても良いサービスができないってのはこういうこともあるんだなと思いました。初期は農家、卸売市場、顧客の声とヒアリングを通してマーケットプライスを理解することができました。

 

当初はこのサービスで顧客は幸せになっているんだろうかと不安になることも多かったですが、既存の市場構造を知り、競合を知ることで僕らが何をやらなければならないか、また、どうすればより顧客を幸せにすることができるのかの手応えを大きく感じております。

このアフリカというマーケットは精緻な情報や統計がそもそも足りていないマーケットです。そこで新規事業やこれから事業を立ち上げる際に非常に重要だと思っていることが経験学習の量とスピードです。机上であれこれ考えるよりもrowデータを自分の足で取りに行く、ライトパーソンにたどり着く、信頼できるパートナーを見つけることが非常に重要だと思っています。

 

そのため、我々も新規事業を行なっていきますが、今後の全てのサービスは「農産業」に絞っています。なぜなら本事業で行なっている知見や顧客のデータベースを活かせる可能性が高いからです。このようにして、今までの地道な積み重ねを蓄積していくことで、将来的に大資本の競合の参入や、外的要因の大きな変化にも耐えうる強固な組織やサービスを作っていけると確信しています。

 

これからの道のりは長く、気が遠くなりますが、千里の道も一歩からと言いますので、今日という日を何よりも大切にして一歩一歩積み重ねていきたいと思います。