TOPISH Bakery No.91 ~再開~

ガーナのパン屋の石本です。

てんやわんやの引越し劇も終盤になり、新しい工場を訪問して来ました。出来るだけ早く事業を再開しないとみんなの給料も払えないし、借入金の返済にも支障が出るということで、のんびりやってるうちのスタッフ達に喝を入れに来ました。それも、敢えてアクラからクマシにくる日程を伏せて、朝イチで襲撃する形で向上に向かいました。

「ヤベェ、石本が抜き打ちで工場に来やがった!」

という反応になるかなぁ、と思っていたら、いつも通りのほほ〜んとしているスタッフ達。

「おお〜、石本!お帰り!」

といつぞやの嵐の日々、怒りをぶちまけてた日々が嘘のように新居でくつろぐスタッフ達。アクラであんなにイライラしながら指示を出していた俺の時間とエネルギーはなんだったのか、と拍子抜けする感じでしたが、これから2年間は安心してスタッフ達が住める家が確保できたと思えば、まぁいいかと受け入れる。受け入れようとする。

それにしても、家がでかい。そして、生産現場は結局外側に作ってるのかよ!と突っ込みたくなる。大きい家を借りて、その家の大ホールで成形や焼き上げの工程をやるもんだとばかり思っていたら、前のパン工場と変わらず、屋外での生産だと。。。オーナーさんがパン工場をやるのはいいけど、家の中に機械を設置したり、タイルを割ったりすることは許さないと言い出した為、結局外で作ることになったと。頼むから先に確認しておいてくれ、、、

時間がない中で、新しい工場を探していたので、色々条件を詰め切れなかった事はあったのかもしれないが、外で生産するならもっと安い家を借りてやればよかったんじゃないかとか、色々思う事がありすぎて、くらくら。

「まだ、ローラーとミキサーが設置できてないし、下のコンクリも壁も作れてないから生産できないよ」

と能天気な事を言ってるマネージャー達を一括し、

「オーブンはもう使えるんだろ!ミキサーとローラーならCommercial mill行ってやってこい!」

*Commercial millは、ミキサーとローラーの有料サービスを提供している場所

材料を持たせて今日から生産をさせる事にさせました。ミキサーとローラーの足場を固めて、壁作って、、、といったら1週間以上時間がかかるため、その間休む気だったのかと思うと呆れて来ます。

とりあえず、自分にできる事はスタッフ達のケツを叩く事、これから起こりうる事をスタッフ達に伝えて準備をさせる事、金を工面することくらいしかありません。

基本的にはうちのスタッフ達は良くやってくれていると思うのですが、どうも呑気にやっています。どうしたらもっと自分ごととして頑張ってくれるかなぁ、と思った時に今の給料体系じゃ誰もやる気にならないよな、と思い、給料体系というか根底から考え直してみようと考えました。

次回は、新しい取り組みについて書きたいと思います。