No.16 TOP Bakery ~お掃除編~

ガーナのパン屋の石本です。
前回はTOP Bakeryを再生する為の過程について書かせて頂きました。
今回は事業再生期の後半について書こうと思ったのですが、まだ書くに書けない事もある為、とりあえずお掃除編です。

 

エチオピア旅行から帰って来て、やるぞ〜!と気合い十分で帰って来たのはいいものの、早速現実に打ち当たることになりました。
10日間の不在中に、スタッフ達なりに頑張っていたことも伺えましたし、そんなにトントン拍子でいくはずもない事もわかっているのですが、何度も指摘していた同じミスの繰り返しについては厳しく対応します。

 

「記憶は頼りにならないから、ノート&エクセルに記録しましょう!」

 

初日は朝からずっと10月の取引記録の整理に追われ、漸く夜に10月分の締めをする事が出来ました。途中から、口調も態度も厳しくなってしまい、担当スタッフも涙を目に浮かべて声を震わせるほど傷つけてしまった事に自己嫌悪し、自分の未熟さを反省しました。

 

スタッフ達なりに精一杯頑張ってくれていたのに、彼らの出来なかった所ばかりに目がいってしまい、「もっとちゃんとやれるはずなのに、なんで???」と期待と現実のギャップにイライラしてしまいました。

 

翌日は、パンの製造がお休みだった為、朝からスタッフ達と一緒に時間を過ごす事にしました。いつも仕事の話や指示が会話の中心だった為、短時間でも雑談をした事でスタッフ達からも様々な話や意見を聞く事が出来、皆んなの近況を知る事が出来、彼らの年末年始の過ごし方やプランについても話が盛り上がりました。

 

「クリスマスは稼ぎ時だから休みはいらないぜ、その分クリスマス・ボーナスを頼むよ!」

「1月中旬は、生産マネージャーの結婚式だから、みんなで4日休んでお祝いをしに行こう!」

 

久しぶりにゆっくり話せた事で、やっぱり自分にとって彼らと仕事をする事が何よりも楽しいし幸せだな〜と感じました。
ふと工場内を見渡すと、一見綺麗にしているように見えて、至る所にゴミが隠されており、虫がはびこっているのが目につきました。

 

何気なくゴミを広いはじめると、他のスタッフ達が「石本、俺たちがやるから」と手伝い始めてくれました。最初はちょっと目に付く所だけ片付けようかと思いましたが、「汚いものに蓋をして見えない様にしているマインドが良くない」と気づき、倉庫の奥からゴミや使わなくなった道具達を引っ張り出してはゴミ置場にせっせと運ぶ事にしました。

*うちのスタッフじゃないけど、たまたま遊びに来ていて掃除を手伝う人。

 

最初は、ちょっとしたら石本も「あとは任せた」と掃除をやめるだろうと思っていたスタッフ達も「やばい、今日の石本は本気だ」と途中で気づき、本気のお掃除モードに。グチグチ文句を言うスタッフもいれば、積極的にオーブンを洗ってくれるスタッフもいて、気がつけば3時間の大掃除になっていました。

*この後にオーブンまで綺麗に洗ってくれたスタッフ。

 

まだまだ掃除しきれてない所もありますが、これからは毎週しっかりお掃除チェックをしていきたいと思います。掃除後は思い思いの休日を過ごしている様で、私も気持ちがスッキリしてこの投稿を書いています。案外、何か物事が進まない時、掃除に集中するのは良いのかもしれません。(少しでも何か進んだ実感が得られる&体を動かす事で気持ちもスッキリする)

*纏まった洗濯物を手際よく洗います。夕方からはサッカーに行くそうです。

 

掃除終わり後、女性スタッフたちが手作りのバンクー&シトを分けてくれました。
*バンクーとシトを作ってくれています。うちの女性スタッフは料理上手!

また午後も頑張ります^^