No.28 TOPISH Bakery ~パッケージ2~

ガーナのパン屋の石本です。
クリスマス商戦が近づいてきて、より多くのパンを販売する為に日々試行錯誤しています。
クリスマス商戦に向けて、新パッケージでよりお客さん達に選んでもらえるようにと2つのデザインを作りました。
パッケージ会社の都合により、最初に生産されたのが一枚目のパッケージであり、石本お気に入りの新パッケージです。
ディストリビューター達も最初は前のパッケージよりもシャープになっていいね、と褒めてくれていたのですが、古いパッケージと色もデザインも異なる為、お客さんから拒否されるケースが出てきました。
いつものオレンジ色のパッケージじゃないなら購入しないと、断ってくるお客さんまで出てきた為、ディストリビューターからも暫く古いパッケージと並存する形にしてくれと懇願されました。
しかし、そんなに幾つもパッケージを在庫しておけるほどの資金的な余裕もない為、「新パッケージで押しきれ!」との指示を出し、ディストリビューター側も渋々販売してくれていました。
そして、2枚目の青い新パッケージが先週ついに届いた為、スタッフ達が早速販売に使ってみると、とても反応がよかったのです。
「石本、この青い新しいパッケージは良いぞ!これからはこれだけで良い。赤いやつはもういらんぞ!」
と連絡が入りました。
個人的には赤い方が好きだったのですが、そこはガーナ人と日本人のセンスの違いか、と受け入れ、今後は青一本に絞るか〜と考えていました。
翌朝、新パッケージに包装されたパンを確認しに行くと、、、
「あれ? Wofa “K”がいないぞ???」
パッケージのサイズいっぱいにブロックを作ってしまった為、ちょうど結ぶ所にWofa “K”が来てしまい、袋を結ぶとちょうど隠れてしまっていたのでした。
これでは肝心のWofa “K”の知名度アップによるブランディング戦略がうまくいかない、と思いつつ、改めてディストリビューター達に聞くと
「青がシャープで良いよね、お客さん達も気に入ってくれているよ!」
とまさかの太鼓判。
まあ、お客さん達が気に入ってくれていて、売上が伸びるのであれば良いか、と思いつつ、少し複雑な気持ちになりました。
隠れミッ◯ーならぬ、隠れWofa “K”という事で、購入した人しか見ることができないレアキャラとして今後もWofa “K”は広まって行くことでしょう。

日々問題ばかりですが、少しずつ良い方向に進んでいると信じて頑張って行きたいと思います。