TOPISH Bakery No.33 ~結婚式・準備編~

ガーナのパン屋の石本です。
年末から急遽2週間日本に一時帰国する事となり、ブログの更新ができずにいましたが、漸くガーナに帰ってこれたので、これからまたちょくちょく更新していけたらと思っています。

 

今回は、TOPISH Bakery創業時からパン作りを担ってきてくれたBrightの結婚式に参加してきました。
昨年のクリスマスは他社が休みを取っている中、TOPISH Bakeryは営業を続け、12/25日の販売では最高売上となる4500個のパンの販売を達成しました。

 

クリスマス中休みを取らなかった代わりに、スタッフたちからは1月中に休みを取って、生産マネージャーのBrightの結婚式に参加したいと申し出がありました。創業以来、スタッフ達にとっては初めての大型連休であり、1/18~23までの6日間休業する事にしました。皆んな、結婚式以外の時間は実家に帰ったりする為、全スタッフに給料の半分を前払いし、思い思いに過ごしてもらう事にしました。

 

Brightからは「お前はゲストなんだから絶対に遅刻するなよ!式は10時からだから、9時には俺の村につく様にきてくれよ!」と連日確認の連絡が入っていました。結婚式当日も、朝5時に連絡があり、首都アクラを朝6時前には出ないと渋滞に巻き込まれて遅刻する恐れがあるから、出来るだけ早く出てくれと急かされました。

 

早朝5時半頃に家を出て、乗合バスで向かう事3時間弱。9時前には無事彼らの村に到着する事ができました。2週間ぶりに会うTOPISH Bakeryのスタッフ達と挨拶を交わしていると、マネジャーのKofiから

 

「石本、昔一緒に働いていたドカスを覚えているか?彼女は出産の為に退職したけど、彼女の子供は今この村にいるぞ。名前はボボ・イシモトと言うんだ。ボボは”Kids”という意味だ。彼女が石本に因んでつけたんだぞ。だからイシモトはこの村では2人目だ。」

 

と。まるで私の子供みたいな名前になっていますが(あと、将来大きくなったときもボボ・イシモトと言われ続けるのか心配)、取り敢えず会ってみる事にしました。ドカスは出稼ぎでアクラに行っていると事であえませんでしたが、鼻水を垂らしてるボボ・イシモトとドカスのお母さんとは会う事ができました。

(ボボ・イシモトとドカスのお母さんと、昨年突然TOPISH Bakeryを辞めたチャチュと)

 

10時からの結婚式に向けて準備を始める新郎Bright、そして相変わらずガーナタイムな参加者達は、9時半頃から酒盛りを始め、10時には朝食を食べ始め、シャワーを浴びはじめる自由さ。Kofiに至っては、「ガータタイムだから12時近くならないと始まらないさ」と10時を過ぎても魚のフライを食べながら飲んでおり、準備を始める様子もなしでした。

 

(式の開始時間からご飯を食べ始める奴ら)

 

私は持て余した時間を使い、パン屋のスタッフの家族達への挨拶回りに行く事になりました。
Brightの村の主な産業は農業と炭作りであり、あまり仕事がない為多くの若者が村の外に出稼ぎに行きます。Bright達も出稼ぎとしてKumasiに来て、それぞれ別のパン屋で働き、そしてTOPISH Bakeryで共に働く様になりました。今では同じ村の仲間が7人TOPISH Bakeryに在籍しています。

 

新婦の家に贈り物を届け、結納をすませて来たBrightに連れられて、10時過ぎには結婚式会場へ。案の定、参加者達の姿はちらほら。色々起こる問題に新郎Bright自身が対応しつつ、「疲れた」と愚痴をこぼしながらも、これから始まる大舞台に少し緊張している様子。そして、11時半、ついに結婚式へ。(続く)