TOPISH Bakery No.34 ~結婚式・披露宴編~

ガーナのパン屋の石本です。
相変わらず不動産のオーナーと折り合いが悪く、そろそろ本気で自前で工場を作らなければと考え始めました。長期的にTOPISH Bakeryを運営する為にも、これから不動産探しを頑張りたいと思います。

 

さて、9時前に結婚式が行われる村に到着し、待つこと3時間。漸く結婚式が始まりました。まずは、伝統的な衣装で着飾った新郎と新婦が、神父と村の長達へ挨拶を行いました。(案の定、パン屋のスタッフ達は集まっておらず)

 

 

その後、新郎と新婦はお色直しを行い、純白の衣装に着替え、バージンロードを踊りながら入場して来ます。(入場する頃になって、泥酔気味のパン屋のスタッフ達が会場へ。)

 

新郎新婦が席に着くと、炎天下の中教会の偉い方々から新郎新婦への長〜い長いお話が始まりました。
歌→説教→歌→説教と1時間半ほど経ったあたりから、次のプログラムに入りました。
新郎新婦がバージンロードの端まで戻り、2人の席まで戻らせるゲームの様ですが、新郎新婦が一歩踏み出す為には参加者がお金を足元に置いていかなければいけません。そう、ガーナの結婚式にも色々あるのですが、今回の結婚式は会費制ではない為、新郎新婦はいろいろなプログラムの中で披露宴資金を回収しなければいけないのです。
(足元にお金を巻く為に沢山の1セディ札を持っている人も)

 

パン屋の雇い主である私とマネージャー達は主賓席に座らせてもらったのですが、この席は新郎新婦に近いというだけでなく、「主賓なんだからしっかり払ってもらおうじゃねーか」という意味も込められているものと理解しました笑(数あるプログラム中、しょっちゅう主賓席だけ多参加者よりも高い寄付を要求され、他の主賓達も苦笑い。)

 

新郎新婦を着席させようゲームの後は、謎のおみくじがあり(おみくじを購入させられるも、開けてみると謎の地名が書いてあるだけ)、新郎新婦の後ろに並んでと促され並ぶと寄付を払えと言われ、その後お酒やジュース、ハンカチなどのオークションがあり、後半には参加者達の財布の紐が段々と固くなっていくのが感じられました。

 

(オークションで売られる飲み物達)

 

最後には、新郎新婦とのダンスタイム&写真タイムがあり、みんなで大盛り上がりで楽しい時間を過ごし、気がつけば夕方4時。スタッフの1人が、「近くで私達のためのご飯が用意ができたから食べに行こう」と誘ってくれ、式の途中ですがローカルフードを食べに抜けました。(ご飯中に、スタッフの1人が他のスタッフに対し、「実は俺、お前の姉ちゃんと付き合ってるんだよね」とカミングアウトし、おかしな雰囲気になる)

 

食事を終えて式場に戻るとすでに結婚式は終わり、みんな流れ解散のようにゾロゾロと帰っていました。
結婚式のクライマックスをローカルフードのせいで見逃すという失態を犯してしまいましたが、3年半一緒に頑張って来たスタッフが結婚し、家族を持つ姿を見て、今まで色々あったけど、パン屋をやって来てよかったな〜と感じました。

 

今月はクリスマスの反動で売上は下がり、また大型連休の為稼働日も少なく、原料は高騰しており、配送車も2台故障中という、ビジネス面においては非常にタフな月となっていますが、粛々と頑張って行きたいと思います。