TOPISH Bakery No.37 ~マネジメント~

ガーナのパン屋の石本です。 2月も自転車操業で何とか乗り切りましたが、早く市場が回復して欲しいものです。


最近は、ベテラン・ディストリビューターの横領問題に続き、マネージャーの一人の不正経費疑惑などもあり、生産チームの監視の目が厳しくなって来ました。マネージャーの不正経費については、グレーのまま、生産チームがダブルチェックする事で落ち着いたのですが、やりづらさを感じたマネージャーは2月末から「一週間休ませてもらいます」と田舎へ帰ってしまいました。彼が帰ってくるのか、3/5までヒヤヒヤです。


生産チームによるチェックは、これ自体は非常に良いことだと考えています。 自分たちの利益がどこからくるのか、なぜこんなに頑張ってパンを作っているのに利益が残らないのか、その構造に気づき、自分たちも関与したいと各々スタッフが気づいた点などをメッセージしてくれる様になって来ました。また、自分もパソコンを覚えてデータ入力をできる様になりたいと数名のスタッフが手を上げてくれているのは嬉しい変化です。(3年くらいずっと無関心だったのが、ようやく、、、)


今、残念ながらスタッフ達につきっきりで、パソコンの入力や売上管理・原料管理などを教えている時間がない為、どなたかうちのスタッフにパソコンスキル&会計を教えてもいいよ〜という方がいたらご連絡ください。 スタッフ一人一人の能力強化も大切な課題です。


さて、そんな事でうちの意識高い系生産チーム達と今日も様々な問題を議論していたのですが、一枚岩と見られていた生産チーム内でも各々腹の中で思惑を抱えている事がわかりました。

「あいつにお金の管理をさせるのは良くない、ダブルチェックの体制をしっかりすべきだ」 「パンの数を数えるスタッフがたまにごまかしているから、彼(ベテラン目のスタッフ)を一緒につけるべきだ」


ミーティングの後に、入れ替わり立ち替わり自分たちが思うことを言ってくれるのは風通しがいい社風と言ってポジティブに捉えていいのか悩みますが、最適な形で運営するのは難しいな〜とない頭で考えさせられています。


いつもは、悪ぶっているベイカー兼配達手伝いのスタッフが、珍しく真面目に「石本、誰も信じるなよ。誰か一人に任せたら、目の前に自由にできるチャンスがあったら、人は変わるんだ。常に見ていて、何かおかしいと思ったらすぐに別の人に任せる様にしないとだめだ。俺も信じるな。」


と忠告して来てくれたので、感謝して 「有難う。お前の事は最初から信用してないから大丈夫だよ」 と、返答すると、「え〜い!」と叫んで笑って走って行きました。


最近は考えすぎてイライラする事が多いですが、明日は久しぶりにみんなをフフを食べに招待したいと思います。自分にとってスタッフとフフを食べるのは、何でガーナでパン屋をやっているのか、振り返るためにも大事な時間なので、楽しみたいと思います。