TOPISH Bakery No.50 ~変化~

ガーナのパン屋の石本です。

飲みニケーションから帰って来てから思うままに書き綴っていますので、乱文かと思いますがお付き合いください。3週間ぶりにパン屋に帰ってきました。

やっぱりクマシは落ち着きます。自分の部屋、スタッフ達、ご近所さん、行きつけのご飯屋さん、アクラの楽しさとはまた違うガーナの良さがクマシにはあるな〜と感じます。

5/10で、ガーナで最初にパンを作り始めてから4年が経ちました。当時10代後半だったガキンチョのスタッフ達もいつの間にかしっかり経営や調達にモノを言うまでに成長しました。色々摩擦はありましたが、世代交代の時期だったのかもしれません。

新体制では、事業の核は23-25歳の若者達が担います。そして、今まで経営全般を担っていた30台のマネージメント陣は退き、主にサポートと営業サイドを担う事となりました。若手スタッフ達も悪戦苦闘しながらも、今までマネージメントが苦労していた事を少しずつ理解し始めた様です。(コメントを聞いていると、「そうそう、今までマネージメントは君たちに同じ事をずっと言っていたんだよ」と思う事があり、ニヤニヤしてしまいます)

若手達は飲み込みが早く、新体制化で早くも結果を出し始めました。役職と責任は人を育てると聞きましたが、ここまで変わるものかと、驚くくらい業績が改善しまじめました。毎日、新しいマネージメントとは1-2時間、経営に関するディスカッションをする場を持つ様にし、彼らが自ら答えを導き出し行動を起こす様に働きかけています。

毎週水曜日は掃除と草刈りの日。石本はヘタレすぎて戦力外通告。

4月のどん底から後は這い上がるだけ、と言わんばかりに次々と打つ手が明確となり、スタッフ達にも自信が垣間見えてきました。これから暫くはスタッフ達のトライ&エラーを見守りたいと思います。

そして、今晩は、over 30sで近所の飲み屋で飲んできました。

4年前にパン屋を始めた時は売れなくて大変だったよね、ちさとは最近何してんだ、インターンの子達はどうしているかな、NYのT子さんと路肩でパンを売ったのは楽しかったね、俺実は2歳になる娘がいるんだ(急なカミングアウト)、あ、俺も実は最近男の子が生まれてさ(芋づる式カミングアウト)、なんて話をダラダラ飲みながら話している時間がとても幸せで、パン屋は儲かってないけどパン屋をやっててよかったなぁ〜と思う時間でした。

「石本、股関節柔らかくない?俺脚組めないんだけど。」とKofi以外もみんな足組めず。これってうちのスタッフだけなのか、、、?

Over 30sは30sで若手に思う事が沢山あるけど、暖かく見守って彼らに任せて行こうぜ、と言う事でまとまりました(たぶん)。今までいがみ合っていた関係から、これからは支え合い、協力しあう関係に向かうのでは、と感じる夜でした。

明日は、聴覚障害を持つ女の子の一人が独立してパン屋をやりたいと言う事で、ご家族と面談をしてきます。今、パン業界はとても厳しい状況ではありますが、彼女はこの2年間お給料を貯め、家族からサポートを受けて独立の準備をしてきました。

独立の希望をこの3月に打ち明けられてから、どの様に彼女をサポートできるか社内で話し合い、資金的な援助の他、レシピの提供、材料調達先の紹介、経営指南、販売サポートをする事となりました。ちゃんと彼女の事業が立ち上がるまで応援していきたいと思います。