自ら手を動かすことの大切さ!

どうも、Food for Future Plcの竹重です!

 

現在、土地の交渉に伴う情報集めで、地方に来ていますが、なんと本日はモバイルネットワークが超調子がよく、初の地方からのモバイルネットワークを用いての投稿です!

 

さて、自ら手を動かすことの大切さです!

 

とある田舎の喫茶店にて

 

土地の交渉に伴う情報集めのために地方に訪れているわけですが、アポを取って来ているにも関わらず、お目当ての地方政府のトップS氏は、なぜか都市部へお出かけ中とのこと。

 

農業用地の管轄のお役人さまは現在、シブサバ(会議)中とのこと。

 

そんなわけで、喫茶店といったらおしゃれすぎますが、コーヒーを飲みに小さなお店に、エチオピアで喫茶店はブナベットと呼ばれ、地域住民の社交の場となっています!

 

そこで、僕が「シブサバしてばっかりいるけど、シブサバでは何を話あっているんだろうね?シブサバ自体が仕事になっていて、その後何もしなければ意味がないのにね!」っと問題提起をしてみたところ!

 

喫茶店のお客さん方から拍手喝采が!!

 

薄々気づいていたこと。

 

驚きました!

みんな共感してくれたんですね。

 

「そうだ、そうだ!!会議をしても何も変わらないじゃないか!」とのこと。。。

 

別の方面で昨日諸々相談をさせていただいていた、アワサ大学の教授の方からも面白い話が!

 

彼女は、国立大学農学部の教授で、海外で高等教育を受けている方なのですが、エチオピアのエリート層は手を動かさない。

 

例えば彼女の同僚の大学教授、セオリーは教えるものの、基本的にフィールドワーク(畑での研究作物の栽培なども含め)は、その辺で人を連れて来てやらせてしまうとのこと。

結果、セオリーは学べるものの、プラクティカルな部分がおざなりにされてしまうとのこと。

 

プラクティカルな部分が抜け落ちてしまった教育というのは、学生達にも実感を持った学びに繋がらない指摘をされていました。

 

そうなんです、エチオピア国内のエリート層(特に政府系の方々)は、実務は誰かに任せて、指示だけ出す方々が多い!

また、モチベーションの高い学生もこうした現実に直面する中、仕事とは、こういうものなんだとなってしまったりするわけですね。

 

一方で、国民的英雄は!

 

一般論化して物事を議論するのはあまり好きではないのですが、建設的な意見として!

政府側のお役人の方々にはこんな感じの方が多いのですが、一方で国民の英雄が尊敬を集めているケースもあります!

 

その国民的英雄とは、ランナーとしてアトランタ五輪、シドニー五輪で金メダルも獲得しているハイレ・ゲブラセラシイさん!

 

彼は、ランナーとして活躍した後、起業家としても成功を収めている方ですが、彼が所有するスポーツジムで、彼は、ゴミが落ちていれば拾うし、自らジムの中を率先して清掃していたりするんですね。

 

トップ、ましてや国民的英雄が清掃をしているということで、彼の素で働く従業員も一生懸命働くという好循環が発生しています。

 

まとめ

僕もハイレゲブラセラシイさんに学び、率先して人が嫌がるような仕事をしていくことで、プラクティカルな部分、実務を行うことを大切にしていきたいなと思うわけです!

アイディアそれ自体に価値はない、アイディアを実行に移した時点でアイディアには価値がでるなんて話もありますが、常に謙虚に、驕らず1つずつ、これは新興国に限らずすごく大切なことだなと改めて感じた出来事でした!

 

*画像は流石にアップロードできませんでした。