2020年ベナンでドローン事業まとめ

どうも、ベナンでドローン事業の内藤です。

 

大晦日ですね〜

これを書いている今は、日本時間20時頃なので、皆さんはガキ使をみてるんですかね?紅白?それとも格闘技でしょうか?

 

日本との時差が8時間あるベナンは、現在お昼の12時。

なぜか今週からお家が大工事を始めまして、今日も朝からずっと「カンカンカンカンッ」という工事音を聞いて過ごしております。まあ、除夜の鐘だと思ってきいております。もう煩悩の数はとうに超えました。

 

さて。今年は全世界の皆さんがほぼ同じような1年を過ごしたかと思いますので、ここで振り返っても仕方がないのかなと思いつつ、せっかくですから「コロナ前」「コロナ後」でざっくりと振り返らせていただきたいと思います。

 

 

コロナ前:政府との交渉が大詰め&ドローン事業も順調だった

 

昨年から詰めていた、航空局や交通省との「ドローン申請登録システム」の交渉がいよいよ終盤に迫っていました。

このプロジェクトは2018年から始まっており、その頃はまだベナンにドローンの法律すらできていませんでしたから、ドローン法律を一緒につくるところからスタートしました。

そして政府特有の、「ひとつのステップに対して何段も超えないといけない壁」がある状況に悩んだりもしつつ、じりじりと交渉は進み、航空局と交通省のトップからも「ぜひやろう」と言われ、副大統領にもご挨拶をし、双方間の最終調整をするところまでに。あとは調整後に大統領にまで話を通せば、「ドローン申請登録システム」事業がスタートする予定でした。

 

このプロジェクトでは、ベナンで現地のドローン事業者が多く増えるためのものでしたので、現地人でドローンのプロフェッショナルを作るためのドローン講習を昨年から行っており、今年からはプロ用講習もスタートしました。

同時に、我々でも市場を盛り上げるためのドローン事業成功例をつくろうということで、ベナンでまだ発展途上である「点検業務」をドローンで行うという提案を飛び込み営業でやりまくり、SBEEという、ベナンの東電のような国営会社から「トライアル後に正式契約」という形で、ドローン点検プロジェクトを行うこととなりました。

 

いよいよ、本当にやりたかったことが目前まできている実感がありました。

 

しかし、そこでコロナが到来してしまいました。

我々にかかわらず、政府のトップは外国人との面会は一切遮断され、人と密になる仕事はしてはいけないとことで、講習は禁止に。ドローン点検事業も先方から「無期限でストップ」と言われてしまいました。

 

 

 

コロナ後:新体制と新規事業計画で再チャレンジ

 

最初の方は、「1〜2ヶ月も耐えれば復活できるだろう」という甘い考えでしたが、世界中に一気に広まり、専門家たちの話を聞いていると、「これは完全に収まるのは数年かかるものだ」という考えになりました。

 

経営陣で話し合い、これまでの事業だけでやっていくには、コロナの状況が一番楽観的なプランで回復しない限り厳しいだろう、ということになりました。

 

そこで、僕も7月に日本へ帰国をし、そこから何度も新規事業の計画を立て直し、そのために必要なリソースの確保などを行いました。

 

そして、先日ブログでもご紹介した好美さんという新メンバーと一緒に、10月にベナンに戻り、これまで働いてくれていた仲間も新方針ではついて来れないということで別れ、代わりに新しいメンバーを採用し、新規事業が無事スタートしました。

新体制、新規事業がスタートして2ヶ月半なので、大きな成果は残せていませんが、日本にいる間に計画していた一番高い年内目標を達成することができましたので、2021年に良い結果を残すための良い助走になったのではと思っています。

 

 

 

とはいえ、まだコロナの猛威は衰えることを知らず、もしかしたら2021年はもっとハードな未来が待っているのかもしれません。

しかし、僕の尊敬している歴史をつくってきた人たちは、戦争や貧困など、比べてはいけませんが、もっと大変な時期を乗り越えてきていますので、決して諦めずに進んでいこうという思いです。

2021年、皆さんに明るい未来がおとずれますように。良いお年を!