これからの事業展開について【藤本@モザンビーク】

皆さん、こんにちは!モザンビークで日本食レストランを経営している藤本浩平です。

今回はこれからモザンビークでどのように事業を展開していく予定なのか書いていきたいと思います。

現在はMusashiという日本食レストランを中心に経営していますが、第2回のブログでも書いたように「安定的で、持続可能な雇用を生み出す」目標を達成するため、日本食レストラン、スーパーマーケットと宅配、養鶏や農業、会員を使ったサービスを今後は順に展開していく予定です。

① 日本食レストラン Musahi

寿司の需要に対する対応と、今レストランが持っているキャパシティそのものを上げることによって売上と雇用人数の増加を狙います。

現在指導により、巻き寿司が作れるようになったローカルスタッフが2名在籍しています。その人数を2019年4月までに4名に増やして寿司の需要増加に応えて、また週1の定休日をなくして売上の増加を図ります。その後2019年7月から(2020年6月までに)日本人デザイナーによるリフォームを実施し、高級感のある個室を用意することで会食などの多様化するニーズに応え、また並行して客席を増やし、売上の向上を目指す予定です。

また、マプト内にある別のレストランで行われる野外イベントでのケータリングなど既存のレストランとのコラボレーション施策も企画中です。

 

※誕生日をサプライズでお祝いしてもらいました。

② スーパーマーケット及び宅配

現在は駐在日本人と一部の外国人の方向けに、レストランで利用する海鮮食材の販売を実施しており、徐々に拡大中です。スーパーマーケットに関する全ての営業ライセンスは、年内に取得予定です。

ここでは日本食レストランにて使われる食材を中心に揃えつつ現地のニーズに合わせた食材を販売していきます。自社の養鶏場や農地を開始した後は、「オーガニック」をキーワードに売り出す予定です。ここモザンビークでは、「オーガニック」という言葉があまり普及していません。一方でレストラン周辺に住む方々は外国の駐在員の方が多く、高級食材店もいくつか並んでいます。この状況から、「自分たちの子供に食べさせたい食品」と「地産地消で信頼できる食品」の2つをコンセプトに食品を選択して販売し、日本食レストラン周辺のニーズを先ずは満たしていきたいと考えています。

また、単身の方をターゲットに、スーパーマーケットにて販売されているものを宅配していきます。既に2017年6月から2018年4月まで実験的に日本人の単身者向けに試験販売を行っており、ある程度のニーズがあることを見込んでいます。また、宅配の案件が週20件を超えた時点で宅配用の倉庫兼スーパーマーケットとして新たに物件を探す予定です。レジスタッフや、デリバリースタッフ、管理スタッフ等も新たに必要となり、雇用も増加していきます。

③ 養鶏と農業

現在従業員の家にて養鶏を開始する準備を進めています。2019年中にモザンビークでの一般的な養鶏、レストランやスーパーマーケットにて生まれる生ごみを飼料として活用する実験等を通して必要な土地、鶏舎、設備等を具体的な施策案をまとめ、マプト郊外に土地を取得予定です。フードロスの削減とオーガニックな食品の両方に対してアプローチをしていくことになります。養鶏を確立後、農業も同様に行っていきます。

④ 会員を使ったサービス

現在はレストランにて使用しているポイントカードのみですが、同様にその他の事業でも活用し、ポイントを顧客の囲い込みに使用していきます。またある程度会員数が集まった段階で、それぞれの事業で集まるアナログな情報を収集し、どのような客層がどのようなものを求めていて、これからどの事業のどの部分に力を入れていけばいいのかという分析に用いていきます。

以上4つの事業を徐々に展開していき、「安定的で、持続可能な雇用を生み出す」という目標の実現にチャレンジしていきます。

 

長文読んでくださりありがとうございました!

コワーキングスペースの物件が決まりました

物件が決まりました。

 

結局、ブラームフォンテインにある161 smithこちらの候補3)にて最終決定を下しました。

 

最終的に、上記の物件と、Aukland ParkというBraamfonteinの西側にあるエリアの「25 Owl Street」というビルの10階の物件(こちらの候補5)とで悩みました。

 

しかしながら、25 Owlについては、ランドロード(物件のオーナー)との交渉が折り合わなかったことに加え、向こうの信頼度に疑問があったのでやめました。

 

25 Owlに関する交渉において、実際に起こったことを書くと、

 

・急に「(賃貸部分のみならず)共用部分も含む」と主張しだした

・最初の内覧時に聞いていた面積よりも水増しした面積で契約書を提示された

念のため別業者にて測ってもらったが、ずいぶんと多く見積もられていた(「m2単価×物件面積」で家賃が決まるので、面積カウントはとても重要)

・「物件に(実際に)足を運んで色々確認した」と言われたのに実際はしていなかった

 

・・といった感じで、信頼するのが難しい点がありました。

 

物件自体は正直25 Owl Streetの方が魅力的でしたが、ビジネスは「人」

ビジネスパートナーの誠実性をもっとも重要視しているので、今回の決断に至りました。

161 smithのオーナーや仲介業者は(比較的)信頼出来るので、その点を重視し、決断。

 

これから内装を綺麗にし、家具をいれて、12月からオープン出来る様に急ピッチで進めていきたいと思っています。

 

内装が整っていき、コワーキングスペースとしてオープン出来るまでの様子も、まだ書いていきたいと思いますので、お楽しみに!

 

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モザンビークでの道のり[藤本@モザンビーク]

皆さん、こんにちは!モザンビークで日本食レストランを経営している藤本浩平です。

前回のブログからの続きになりますが、

3年前の7月、エチオピアのコーヒー会社を退職し、9月にモザンビーク入りを果たしました。

今回は、モザンビークに移住後どのように日本食レストランに至ったのか、動きを綴っていきます。

2年間かけたエチオピアでの挑戦。その期間を経て、「アフリカで雇用を生み出す」を目標に、環境を変えて挑戦しようと思った私はモザンビークに移ります。0から1を生み出す段階になかなか辿り着けないことに対し焦りを感じていたこともあり、すでに動き出している企業に携わりながら、先ずは現地のことを良く知ろうと考え3カ月のマルチビザを取得しました。

実はここモザンビーク、ビジネスがやり辛いと他の日本人の方がおっしゃっているのをよく耳にします。

煩雑な手続きや、社会主義政権時代から引き継がれている法律、曖昧で複数の縦割り監督省庁が持つそれぞれのルール、賄賂文化の浸透、そしてポルトガル語等、ビジネスを妨げる様々な障害が存在しているのです。

しかし、エチオピアからやって来た私にとっては、モザンビークのビジネスは参入可能な業種が限られているわけでもなく、また外国人の起業に対して敷居も高くありません。起業に対するハードルがとても低いように感じたのです。

また、モザンビークはまだ資源も取れておらず、他のアフリカ諸国と比べて市場が大きくなっていない様に感じます。その分0から1を作り出す新規事業はとてもやりやすいのかもしれません。

そして何より、気候環境

モザンビークの人たちはとても陽気で、楽観的です。勿論納得できない部分もありますが、それでもその人柄はとても魅力的なのです。(もちろん、エチオピアの人たちのことも大好きですが、タイプが全く異なります。)

また、海を見ることができないエチオピアと違い、モザンビークは海に面しているため、魚介類の数が豊富で、休みの日は気軽に海へ行くことができます(モザンビークに来て初めて、長い間海に対する想いを無意識に抑え込んでいたことに気づいたほどです)。これは私にとってとても大きなポイントでした。

 

そんなモザンビークで手伝い始めた不動産業。

会社の登記手続きに始まり、首都マプトに来る日本人向け不動産仲介や家具レンタル、ロジ手配等などの業務を行い、また前任者が日本に帰国するという事態になったため、代表を務めることになりました。

但し、マプトの日本人、一部アジアの方向けの上記業務では、現地の方々の雇用は2~3人が限界です。

現地の雇用を生み出したい

そう考えていた私は、不動産業をやりながらも、前々回の記事で紹介したビジネスモデルを進めるきっかけとして、飲食店を始められないかと思い、日々の業務と並行してその事業計画書も立てていました。しかし、当時はまだマプトの物件市場価格は高く、それなりの資金を投じて突然飲食店を始めることに少し躊躇していました。

そんな矢先、また偶然にもお誘いの話をいただきます。

モザンビークは海に面していることもあり、魚介類に対する需要が多くあります。そのこともあり、マプトには日本のODAでできた魚市場が存在します。その魚市場にあるフードコート内でお店をやらないかと、現地で水産加工業に携わる邦人の方にお話をいただいたのです。

プレハブ建てのような建物と屋外の飲食スペースのため、大規模なお店ではありませんでしたが、家賃は一般的な市内の物件に比べると破格の値段でした。また仕入れやスタッフの指導、メニュー検討などを行う良い機会だと捉え、2016年11月、日本食レストランYasukeをオープンするに至りました。

オープンから1年ほど経ち、以下3つの理由から、新たなお店を市内中心地でオープンすることを決断します。

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1: 現地の人を雇用し、様々な方の力を借りながらのお店のオペレーション、レシピのマニュアル化、弁当の配達、仕入れ先の確保・開拓など、現地での飲食店業務の全体像がつかめ始めたこと。

 

2: オープンした魚市場は、中心街から離れており、且つ私たち以外のお店はすべて同業態(市場で買った魚を炭で調理し提供する)ため、ライバル関係がひしめき合い治安が悪かった。

(駐車場でのタカリ、ライバル同士の客引き、置き引きなど。そのような環境でも足を運んでくださる駐在外国人の方にとても救われました。)

 

3: 寿司を取り扱う店が増え始め、市場が出来上がってきたこと。

私が来た当初は、韓国の方がやっている日本食レストランと一部寿司を提供しているイタリアンレストランくらいしかなく、まだ「Sushiってなに?」というような状況でした。しかし、徐々にSushiを提供するお店が増え始め現在は6店舗ほどに拡大し、市場もできてきました。

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メニューの刷新、物件の確保、ライセンスの手配等を行い2018年今年の6月から日本食レストランMusashiをオープンさせました。(レストランの名称変更の理由についてはまた別途ご案内します。)

何も分からないまま飛び込んだアフリカ。目標だけを見失わず突き進んで来たことにより、そこで出会った数々の偶然と周りの方からの助けのおかげで今の私があります。

次回は、これからモザンビークでどのように展開していこうと考えているのかご案内させていただきます。

アフリカバー

個人的には現地での生活はアフリカバーなしには語れないと思っている。

アフリカバーではキャッサバからつくられたジンをたしなむ。BGMはBob Marleyの曲が流れることが多い。ナイジェリアやガーナのアーティストの新曲をチェックしにくる人や、ダンスをしにくるだけの人、もちろん夜通しで語り合う人も。

お酒と音楽と人。生活がシンプルだからこそ、それぞれが引き立つ。お酒は美味しいし、音楽は心地いいし、人の温もりを感じる。ほかに必要なものってなんだろう。ぼくはすぐには思いつかなかった。

 

受け入れて前に進むということ

教会にはジャンベという太鼓がある。聖歌隊が登場するのと同時に、ジャンベを叩いて雰囲気を盛り上げる。宗教は他国から入ってきたものだけれど、ここのオリジナルをミックスして、実に愉快な宗教へと進化させている。

伝統や文化は残さなければならないもの、守らなければならないもの、というわけではないのかもしれない。生き物と同じで、必要なものであれば残るし、必要でなければ淘汰されていく。それが自然なのかもしれない。

ここは、かつて植民地だったこともあって、たくさんいろんなものが入ってきたが、それをうまく受け入れながら、形を変えながら、いちばん自分たちに合うように付き合ってきたことがわかる。

むずかしいことはよくわからない。ただ、柔軟性というのは生きていくうえで大切なことなのかもしれない。

 

南アスタートアップからのフィードバック 〜その2〜

こんにちは、アンドアフリカの室伏陽です。

 

今回は、我々の検討しているサービスに対する、南アスタートアップからのフィードバック収集の様子(その2)について書きたいと思います。

 

前回は南ア・ヨハネスブルグを拠点に、レイターステージのスタートアップ2社を運営するTinyiko Valoyi氏にインタビューしました。

南アのスタートアップからのフィードバック収集

 

今回は、同じくヨハネスブルグを拠点にアフリカの起業家エコシステム形成を目指す「The Entrepreneurship Ecosystem Company (Teec)」という会社のCEO/FOUNDERであるRapelang Motsumi氏にインタビューをしました。

 

Teec」およびRapelang氏の紹介記事:

https://www.iol.co.za/business-report/entrepreneurs/helping-pave-the-way-for-local-entrepreneurs-14417594

 

 

ヨハネスブルグ、RosebankにあるABSAEXPERIENCEという起業家ハブ施設でインタビュー。

 

 

Rapelang Motsumi氏も我々と同じく、「アフリカの若手起業家が貧困・格差・失業率の改善に大きく貢献する」と信じて活動しており、その意味で同士の一人。

 

今回のインタビューでは、そのオンラインマッチングプラットフォームについて、そもそもの需要・UIデザイン案に関してフィードバックを受けました。

 

前回同様、まずは手書きのモックアップなどを基に、サービスの概要・サイトUIについて説明。

(なんか顔コワめですが、実際は和やかにインタビューしていました)

 

ブンツ(参照)も詳細をヒアリング。

 

 

その上で、主なフィードバックとして下記をもらいました。

 

フィードバックをくれるRapelang

 

・「アフリカのユーザーは主にモバイルを使用するので、ウェブアプリケーションだけでは浸透しにくく、ネイティブアプリケーションがあった方が良い。」

まずはウェブアプリケーションをローンチする予定ですが、ユーザーの実際の反応見て、適切なタイミングでネイティブアプリケーションの開発も開始出来る様に頑張りたいと思います。

 

・「ランディングページは「パッと」見て、一瞬で何のページかわかる様にすべき。現状はちょっと文字が多い。ユーザーは文字を読まないと思った方が良い。」

ごもっともで、実はここは気にしていたところでした。ちょっと絵を加えたりして対応しましたが、ポンチ絵・写真・動画などを入れて視覚的に理解出来るようにデザインを再度考えています・・。

 

・「信用の観点で、Certifiationの提出機能をつけるべき。」

これもごもっとも。ユーザー同士がお互いに信頼出来るような仕組みを整えるのは、このサービスの特質上とても重要。なので、こちらの機能はサービスローンチ前に付加出来るように開発を進めて行きたいと思っています。

 

・「「どこまで無料でどこからが有料とするか」については、(現状我々が想定している)「興味があるパートナーの連絡先、その他より詳細な情報を知るためにリクエスト出来るのは有料会員のみ」という想定だと、ちょっと弱い。コンタクト情報など以外の価値ある情報またはサービスが付加されないと、ユーザーは課金しないのではないか?」

厳しい意見あざます。。という印象ですが、的を得た意見。ここはまさしく、最初に考えた「何が各ユーザーにとっての価値なのか?」について深く考えた経験(参照)が活きるところ。ここはとても重要なので、現在改めて検討中です。

 

・「(上記の解決策の一案として)プラットフォーム上でメッセージ機能をつけたらどうか?(有料会員にはメッセージ上でのやり取りでの特典(制限なくコミュニケーション出来る様になる等)をつける)」

信頼性の観点で全て実名登録、実名運用にして行きたく、その場合はメッセージ機能での制限をつけてもあまりワークしない様に思われる。

加えて、出来るだけユーザーの課題か解決に寄与出来るサービスにしたく、この様な細かいテクニックに走るのはあまり気乗りしない。。

私だったら、Googleで名前と会社名などを検索して、FacebookLinkedInなどで繋がってメッセージします。多分、起業する様な行動力ある人たちは95%以上で同じことします。

なので、結論、メッセージ機能はつけない。コミュニケーションはあくまでサービス外(Eメールからのやり取り開始)にする。

 

 

・・・といった具合でした。

引き続きフィードバック収集は進めて行きますが、次回はフリーランサー達へのインタビューを実施予定です。

 

来週、ヨハネスを拠点に活躍する若手弁護士にヒアリング予定です。

 

これまでのスタートアップ視点からのフィードバックとは違った意見が聞けると思うので、そちらもお楽しみに!

 

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ダニエラから学ぶ

ここには子どもがたくさんいる。これまでの人生をふりかえると、だいたい自分が最年少だった。しかしここに来ると、ダニエラくらいの子どもたちがマジョリティーとなる。

そうすると、教えられる側から教える側にまわる機会が増える。そのときに気づいた。人は、教えられて学ぶのではなく、教えて初めて学ぶのではないかと。

ダニエラがたくさんの人から愛情を注がれているように、自分もまた、たくさんの愛情を注がれてきたのではないかと。

ギニア独立記念60周年と共に更にギニアの魅力をもっと発信したい気持ちが強まりました

10月2日、ギニアの独立記念日60周年の式典の模様がギニア国営放送RTGで生放送されました。

 

こんにちは。ギニア共和国、コナクリからイヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

今月も布屋とテーラーのアトリエを行ったり来たり、日本のお客様方からオーダーを頂いた品の荷物空輸などでバタバタで、気がつけばもうすっかり10月後半に突入していました。

今年もあと残すは2ヶ月ちょっと、来年2月にイヌワリアフリカで企画しているギニアツアー2019の準備と広報にもっと力を入れなければなりません!

ギニアは観光地として大々的に宣伝がなされていないですし、第一にギニアってどこ?という感じで情報が全然ありませんから普段観光客は0に等しく、大陸を横断するバックパッカーさんが通り過ぎるだけかもしれません。

先日は、来年イヌワリアフリカのギニアツアー2019に参加をご希望されている学生さんから、「ツアーに一緒に参加しようと考えている仲間の親御さんがギニア行きを心配し反対している」というご連絡を頂きました。

この「親御さん、パートナーさんからギニア行きを反対されている」というお言葉、ツアー開催時期になると必ずどなたかからいただくお言葉なのですが、もうすっかり忘れていて、「あ!また来たかーっ!」となりました。

確かにその心配、反対するお気持ち分かります。その通りです。
だってギニアの情報ってエボラ以外は日本ではほとんど見つからないのですから。。

 

前回のイヌワリアフリカギニアツアー2018にて。実際にギニアに来ていただくと、こんな平和な毎日なんですよ。

 

多くの皆さんに安心してツアーにご参加いただく為にも、一人で来るのであれば不安材料もあるけれど、私たちと一緒であればギニアってそんなに心配ばかりするところではないですよ、むしろ”他のアフリカ大陸の国よりも人々の外国人に対するピリピリした緊張感もなく、皆好意的に接してくれるし、気候も良い、気分的にも身体的にも、かなりリラックスして過ごせるところなんですよ”ということをもっと発信しなければ!と改めて思いなおしました。

 

そのギニアですが、今月10月2日は、1958年にギニアがフランスから共和国として独立してから60周年の独立記念日という事で、私たちの暮らす首都コナクリでは街中がお祭り騒ぎ状態でした。

 

会場入りしたアルファ コンデ大統領

 

コナクリのサッカースタジアムで盛大に行われた独立記念式典にはアフリカ各国から大統領が招待され、その様子はギニア国営放送テレビで実況中継で放映されました。

 

式典の映像をテレビで見ていたら、この式典の為にギニア国立舞踊団や国立パーカッショングループで特別に構成されたミュージシャン、ダンサーたちのパフォーマンスが始まり、イヌワリアフリカの副代表兼ギニア国立舞踊団のメンバーでもある我が夫が、彼の部族に伝わるアフリカンマスク姿で出演しているのが画面に映りました。

 

国立の舞踊団とパーカッショングループのアーティストたちが集結し行われたパフォーマンス。

ギニアでは太鼓とダンスは国を代表する大切な文化として認められており、国の機関として作られた国立舞踊団もあり、外交の場や政治的な催し物があるときには舞踊団のアーティスト達がパフォーマンスを行うことが多いのです。

 

こちらは60周年式典の数週間前に人民宮殿行われた式典前の会合。アルファ コンデ大統領がアーティストたちを招き、独立60周年式典でのパフォーマンスをアーティストたちに要請する話をしたそうです。

 

ジャンベ奏者である私たちの息子もこの独立60周年記念式典のパフォーマンスの一員として参加しており、夫と息子が親子共に国を代表するアーティストの一員としてこの記念式典の同じステージに立つその姿を見て、私は本当に涙が出るほど嬉しかったです。

 

というのも、私たち夫婦は「ギニアの素晴らしい伝統音楽文化を子供達に現地で肌で感じながら学ばせたい」、「ギニアでギニアの人たちと物作りをしながらギニアのファッション、伝統音楽やダンスを通してギニアの魅力を日本に世界に伝えたい、それが私たちそしてギニアの人たち、世界の人たちのハッピーに繋がっていくかもしれない」という気持ちでギニアに移住したからです。

 

そしてテレビの式典映像には、イヌワリアフリカが行っているギニアのアーティスト&舞踊団サポート支援で日本の支援者の皆さんとの協力により製作された太鼓を叩くミュージシャンの姿も映し出されていました。

イヌワリアフリカのアーティスト支援活動の一環として、日本の支援者の方々からの支援金により製作されたこちらの太鼓が式典でのパフォーマンスに使用されていました。

 

テレビの映像を見ながら、ギニアで生活し仕事をしていくのは大変なことばかりだったけれど、今自分たちの思いが一つづつ形になっていっている感じがしてとても嬉しく思いました。

 

更には、最近嬉しいニュースがありました。
夫の所属するギニアの国立舞踊団「Les Ballets Africains 」の、2019〜2020年にかけての世界公演の仕事の契約が決まったのだそうです。これからギニアが誇る伝統音楽ダンス文化の魅力を世界各地で見せてくれることでしょう。
イヌワリアフリカでは先に書いたギニアの伝統音楽文化継承する役割を持つ舞踊団の保護、アーティスト支援活動にも力を入れてきたので、このニュースはまたとっても嬉しいものでした。

 

ギニア国立舞踊団Les Ballets Africains。先日フランス文化センターで行われた公演にて。

 

ギニアは金、ボーキサイトなど世界トップクラスの豊かな自然資源を持ち、水源にも肥沃な土地にも恵まれた国なのに政情が安定しないお陰で常に世界最貧困国のトップクラス。

その中で、希望の星なのが、ギニアの伝統音楽とダンスなのです。
世界中にギニアの伝統音楽とダンスに魅了された人たちがいます。

先に書きましたが、ギニアは観光地化されておらず普段は観光客がほとんどいないのですが、気候の良い乾季、特に年末年始になると実際に現地の太鼓やダンスを体験する為に遠くギニアまでやってくる外国人観光客が来るという面白い国です。

そしてイヌワリアフリカが毎年企画しているギニアツアー2019もそういった太鼓とダンスを目的にやってくるお客様を対象にしてその時期にツアーを開催しています。

 

ツアー期間中に、ギニア国立舞踊団Ballet National Djolibaの練習場を訪ねたときの写真です。パーカッショニストの皆さんが軽くご指導下さりました!

 

ギニアに楽しみに来て頂く事がそのままギニアの人たちの様々な収入となり社会貢献となります。
そして、私たちの企画するツアーでは、スタッフとして働いてくれた人たちへの報酬の金額は他と比較してもだいぶ多く渡すようにしています。

 

何故なら、私たちのようにギニアツアーを企画する人たちは他にもいますが、ギニアには仕事がないので、彼らは報酬金額を主催者側に安く安く叩かれたとしても、皆安い報酬でも仕方なく引き受けてしまう場合が多くあるそうです、その為にこうしたツアーの平均報酬金額がなかなか上がらないのです。

 

ギニアが独立して60年経った今も、ギニアの人たちは全然豊かにはなっていません。
ギニア、特にコナクリの物価は日々急激に高騰していますし、ほとんどの人たちが定職が無い生活をしているので現金収入がなくその暮らしは厳しくなるばかりです。

 

正直国立舞踊団のメンバーである夫も、普段国から支給される報酬は無いに等しいようなものです。
でも、夫は自分が舞踊団でしていることはお金の為じゃない、ギニアの為と言っていつも頑張っています。

 

イヌワリアフリカのアパレル製作をしてくれているアトリエの先生と生徒の女の子たち+我が娘

 

イヌワリアフリカは、物作りでも、ツアー開催でも、それで発生した仕事に対する報酬は、いつもフェアな金額でやっていきたいと考えています。
一人一人が仕事をしたことによって、それ相応な報酬を得て、自分の思い描く理想の生活に近づけていけるように。

 

わたしたちは、太鼓とダンス目的のギニアツアー以外にも、ローカルマルシェでアフリカンプリントを探す旅や、アフリカンママとお料理体験、染色体験ツアー、近場なのに秘境を体験できる自然満喫ツアー、キラッキラゴージャスなギニアなど、まだまだ知られざるギニアの沢山面白いことを体験していただけるような旅の企画を考えて観光業にもどんどん力を入れていくつもりで、イヌワリアフリカはまた新たに動き出しています!

 

ろうけつ染のバティックの製作をする村の女性たち

 

引き続き、イヌワリアフリカがギニアで事業をすることにより、ギニアの多様性にあふれた魅力と共に、ギニアの人たちの抱える本当の問題を日本の皆さんに伝え、みんなで一緒に考えて、行動を起こし、一緒に解決していくことを目指し少しずつでも進んでいきたいと思います。

 


イヌワリアフリカ代表 バー由美子 
                            Yumiko Bah / Inuwali Africa  CEO

 

人民宮殿の中入口正面に飾ってある絵。この絵がギニアの歴史を象徴しています。

 

 

南アのスタートアップからのフィードバック収集

こんにちは、アンドアフリカの室伏陽です。

今回は、我々の検討しているサービスに対する、南アスタートアップからのフィードバック収集の様子を書きたいと思います。

 

南アでオンデマンドデリバリーサービスを展開する「Zulzi.com」のCOO、加えてtoBITソリューションを提供する「Mavoni Technologies」のCEO/FOUNDERであるTinyiko Valoyi氏にインタビュー。

ヨハネスブルグのスタバで、パートナーのブンツと共に。

 

 

Zulzi.com

会社のウェブ:https://zulzi.com/auth/login

紹介記事:https://www.itweb.co.za/content/DZQ58vV6m3BvzXy2

 

Mavoni Technologies

会社のウェブ:https://www.mavoni.co.za/

参照記事:https://www.entrepreneurmag.co.za/entrepreneur-today/local-company-signs-multi-million-dollar-ict-deal/

 

 

現状、我々のオンラインマッチングプラットフォームについて、サービスのカスタマージャーニー、UIのデザイン案、モックアップ(手書+PDF)まで出来てきています。

 

モックアップの一例(ランディングページ):

 

モックアップの一例(その他のページの一部):

 

基本的なページ構成を、まずは一人で頑張って手書き作成しました。

なお、サービスの名称は「ZenVentures」としています。

(この辺は別の機会にご説明できればと思います)

 

 

今回のインタビューでは、そのオンラインマッチングプラットフォームについて、そもそもの需要・UIデザイン案に関してフィードバックを受けました。

 

まずは、手書きのモックアップなどを基に、サービスの概要を説明。

その上で、PDFのモックアップを基に、サイトUIについて概要を説明。

 

 

一通り説明した後、開口一番で「Great, all we need it !」と言う有難いコメント。

 

 

その上で、主なフィードバックとして下記をもらいました。

 

・「(当然ながら)スタートアップは成長ステージによってニーズが違う。AngelからSeedの人たちは、資金調達の戦略を考える上でのメンターが欲しい。具体的な資金調達を検討し始めるのは主にSeries A以降。なので、それぞれの成長ステージ(所謂”ラウンド”)が区別できる様な設計とすべし。」

スタートアップの区分分けの必要性は言わずもがななので、すでにUIデザインで考慮されていました

 

・「大学機関が優秀な起業家を確保する上での鍵。特にTech系。」

現在、Wits大学とのコミュケーションを進めていますが、UJ(ヨハネスブルグ大学)との連携も進めて行きたいと思います。

 

我々のコワーキングスペースは、こんな感じでWitsUJの中間地点に位置しているので、両方から学生(加えて卒業生)を誘致するのに適した地理条件と言えます。

 

 

・「スタートアップはとにかく時間がない。その意味で、いろいろな要望が一つのプラットフォームで叶えられると時間効率が良い。」

我々のオンラインプラットフォームでは現在、上でご紹介したモックアップ(ランディングページ)の様に、スタートアップは「資金調達」のみならず「クライアントの獲得」「人材・外注先の確保」「メンターの確保」など、主要なニーズを満たせる様にデザインしています。

 

・「経営のメンターだけでなく、テクノロジーのメンターがあっても面白い。日本企業の持つテクノロジーを利用して、アフリカのスタートアップがアフリカで新規事業を興せる様に、その仕組みがあると良い。競合サービスとの差別化にも繋がる。」

とても面白い取り組みになるかと思う一方、技術のマッチングを会する場合は、それはそれでまた深く考えてデザインする必要があるので、初期サービスが軌道に乗って、一通り完成系に近づいた段階でトライすることにします。

(国内でのそういったサービスは「Linkers」さんがやられています:https://www.linkers-net.co.jp/

 

・アフリカ人はとにかく集まるのが大好き。オフラインのコミュニティも設計してあげると、ブランド認知度が効率よく高まる。

最初は、ヨハネスのコワーキングスペースを活用してその様なオフラインコミュニティの集まりを企画して行きたいと思います。その上で、ブランド認知度がある程度出来て来た段階で、コミュニティマネジャー制度を設けて、フランチャイズの様に独自でイベント企画・開催してもらう事を検討しています(「ZenVentures」ブランドは使用してもらうのが条件)。

 

・その他(マイページが必要、チャットボックスがあると良い、ビジネスパートナーの自動スクリーニング+共有があると良い、スタートアップが投資家向けに提出する数値計画の自動作成サービスがあると良い、など)

ステップを追って反映して行きたいと思います。

 

 

今週、また別のスタートアップへのインタビューを実施予定です。

その模様も折を見てお伝えしようと思いますので、お楽しみに!

 

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クラウドファンディング、達成しました!

およそ1ヶ月にわたって挑戦してきたクラウドファンディングが終了した。五臓六腑に沁みわたる温かいメッセージに背中を押されながら、奇跡的に目標を達成することができた。こちらからは、ご支援いただいた方のユーザー名しか見ることができなかったので、ちゃんと御礼をお伝えできなかった方がたくさん居る。アクションを起こし続けることが一番の恩返しだと思って、自分なりに精いっぱいぶつかっていこうと思う。

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この1ヶ月で、100名を超える方々に事業をお話することができた。そのたびにアドバイスを頂いたりして、とても勉強になった。大筋では変化はないのだが、今よりも面白ければokというルールを設けて、修正を加えている。出国2週間前にもかかわらず、いまだに流動的な事業計画となっていて、なにがどうなるのか自分でも予測できない。

現在の事業計画は、前職を退職したときに考えていたものが1ミリも残っていない。ぼくの至らないところをカバーしてもらいまくった結果として、もはや、まったく別物の事業計画となっている。しかしながら、ぼくの思いだけでなく、みんなの思いも詰め込んでいるから、お祭り感が増していい感じになっている。

この1ヶ月にあった、あんなことやこんなことを振り返りながら缶ビールを体に流し込んだ。なんかいつもの発泡酒が、芳醇な味わいに感じた。

みなさん、ほんとうにありがとうございました!これからもよろしくお願いします!!!

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