ギニアで毎日のようにしている事

 

こんにちは。ギニア共和国、コナクリからイヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

ここしばらくは雨は夜にしか降らなかったのに、今週になって雨季の最後の最後の雨を振り絞る様なすごい雨が昼間に降るという、雨季の終わりが近づいた時特有の気候になってきました。

最近パソコンのネット回線の繋がりが悪く、こちらの記事の更新も久しぶりになってしまいましたが、
今回は、私がここギニアでほぼ毎日している事とも言える、ローカルマルシェでのアフリカンプリント布の仕入れや、イヌワリアフリカの製品作りをお願いしているアトリエでの事などを書かせて頂きます!

マルシェに布の仕入れへ

 

雨の中、荷物持ちとして息子をお供にタクシーで巨大マルシェに向かう

 

タクシーの中から見る風景(窓ガラス割れてます)。インドに行った事のある人が、このマルシェの方がインドより100倍強烈過ぎると言っていたという相当覚悟のいるマルシェです笑。

 

布屋さんがズラーッと並んでいて、布の数は半端ありません。布好きの私には夢の様な場所です。 でもそこはカオス+無法地帯という言葉がぴったりな場所でもあります。

 

買いまくった重い布を担ぎながら限りなく広いマルシェ内をウロウロ歩きすぎてお疲れモードな我が息子。隣に座る布屋のマダムは携帯を見ながら留守番。

 

探していた布をちょうど見つけた時の喜びは格別です!こちらのマダムのお店には、この事業を始めてから8年間ずっとお世話になっています。

 

もう荷物が持ちきれなくなったら仕入れ完了。息子と2人で仕入れた40キロ分くらいの布を担ぎタクシーを探して数十分。この地域は夕方はタクシーを捕まえるのも至難の技です。

 

 

この柵をまたいでマルシェからタクシーをつかまえる道路へ出ました。この道路脇のゴミ、すごくないですか?これがコナクリの現状です。

 

ミネラルウオーター売りの女性。タクシーを探している間にいろんな物売りの人々が通り過ぎます。

 

こんな風に仕入れた布を、イヌワリアフリカパートナーの仕立て屋のアトリエに持って行き商品の制作をします。

 

イヌワリアフリカのパートナーのアトリエにて

 

いつも商品を制作してもらっているアトリエにて。親方と縫製修行をしながら働いている女の子たちがいます。

 

日本の取引先様から制作依頼を頂いたスカートが出来上がった日。 女の子たちはいつも写真は恥ずかしい!と言って照れるので、親方だけ毎回カメラ目線です笑。

 

アトリエ内は狭いので、アトリエの外の入り口の小さなスペースで商品チェック。

 

その横では親方のパートナーの職人さんが、オーダーメイドの学校の制服を縫っていました。ここもアトリエの外です。

 

外に置かれたテーブルにはカーキ色の制服布地と子供達の体の寸法が書かれたノートが置いてありました。10月から新学期が始まったので、制服もオーダーメイドが主流のギニアではこの時期は仕立て屋のアトリエでは制服の注文制作に追われ忙しいのです。

 

アトリエのドアにミシン用のオイルが並べてあるのが、なんだか微笑ましかったです。

 

ギニアでは、このように好きな布を買って、オーダーメイドで仕立てるという文化が根付いているのですが、最近は以前よりもアフリカの布で仕立てた服を着ている人が減ってきて、欧米から輸入された新品、中古の既製服を着ている人が目立つようになってきました。

昔は日本人みんなが着ていた着物を、今は一部の人たちしか着なくなったように、ギニアの人たちもいつかアフリカの布で仕立てた服を着なくなってしまうのでしょうか。

私はこの素敵な文化が大好きなので、正直とっても寂しく残念な気持ちです。
ギニアにいて何が楽しいかって、アフリカンファッションに身を包んだ人々を見ることです。
だって本当に本当に素敵なんです!なんとかこのまま残して欲しいものです。

という事で、私はほとんど毎日このように布屋とアトリエを行ったり来たりの生活をしています。
来年はギニア国内での商品販売を開始する予定でいろいろと準備しています。
来年はまた一歩前に進む事ができますように!

 

こちら移住後まもない頃のアフリカンドレス着用の私。グリオ〔吟遊詩人〕の皆さんと。

おまけ・ギニアの学生の制服

 

こちら写真右下は、ローカルマルシェのアフリカンプリント屋さんの片隅で販売されていた小学生の制服用のギンガムチェック柄布地。上の職人さんが制作していた制服布地です。ギニアの学生の制服生地には、このギンガムチェック、カーキ、ネイビーの3種類があります。

 

ブルーのギンガムチェックの制服を着た小学生。各自学校で指定された布地を買い、仕立て屋で自分の好きなデザインのものを仕立ててもらいます。最近では既製品の制服も販売しているお店が出てきました。

 

 


イヌワリアフリカ代表 バー由美子 
Yumiko Bah / Inuwali Africa  CEO

ギニアから日本へ旅立ちました

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

 

今日はイスラム教の預言者生誕祭という事で、昨夜から今日の朝方まで近所のモスクのスピーカーから祈りの声が聞こえていました。モスクに集まったムスリム達は朝方まで祈り、そのままモスクで寝た人も多いそうで、今日は仕事も学校もお休みの日でした。我が家は夫はギニア人ですがムスリムではないので家の中でイスラムを感じる事はほとんどありませんが、こうして近所のモスクから祈りの声が聞こえてくる時には家にいてもイスラムの世界を強烈に感じます。

 

さて、

日本のお客様方から特別にご注文頂いた品々や、イヌワリアフリカのアフリカ布を使った新しい商品、ジャンベなどを日本へ輸送する手配やその後の処理でバタバタしていましておりました。

そのバタバタでこちらの記事も久しぶりになってしまいましたが、今日は今回の日本への荷物輸送の事などを書かせて頂こうと思います。

 

巨大な女性像で有名なコナクリ国際空港前交差点

新しい商品やお客様への荷物を海外に送る時はいつもコナクリ国際空港のカーゴで輸送しています。
空港のカーゴ便はある程度の量の荷物がないと送料が更に高額なので量が少ない時は経費がかさんで大変です。ギニアからの送料ってとても高いので儲けを出すにも一苦労です。

郵便局だと送料も随分安く、直接お客様の元へ荷物が届くので諸経費がかからなくて良いのですが、以前日本のお客様に国際郵便で送った商品の荷物が届かずどこに行ったか分からなくなった後になんと翌年のクリスマスに配達されたという珍事件があってから、郵便局からの郵送はしていません。

ちなみにDHLだと1週間以内に必ず届け先に届くのですが、1キロで100ドルくらいの料金がかかるので商売には使えません!大切な書類を送りたい時だけはDHLを利用させてもらっています。

ジャンベなどの楽器は重量があって送料が高くついてしまうので、いつかコンテナ輸送出来るくらいのビジネスにしたいという構想(妄想?)はいつも描いていますが、船の輸送も安全なのか?を考えると試すのも怖い感じがします。

 

今回の荷物輸送の様子

 

乗り合いタクシーを貸切にして

今回の荷物は私どもの車1台とタクシーを1台呼んで車2台で空港まで運びました。

 


空港のカーゴ倉庫へ荷物を持って行くとまず警察官が中身チェックをします。

 

 

犯罪防止の為、自分では梱包はしていけない規則になっています。
運送会社の梱包係の男性たちが荷物を丁寧に梱包してくれます。

長年お世話になっている運送会社の梱包係の皆さんと

梱包が終わったら、それぞれの荷物に届け先が記載された紙を貼って荷物の重さを量りに行き、運送会社のオフィスで支払いをしインボイスの控えをもらって終わりです。

お陰様で今回のこの荷物も問題無く日本へ届きましたが、日本に無事に届くまではいつもハラハラドキドキです。ギニアからヨーロッパとアジアの空港を通過しながら日本の空港まで何の問題も無く届く事は本当に奇跡の様で、輸送に関わってくれた全ての人や会社、飛行機、全てのものに感謝の気持ちが湧いてきます。

今回送った日本のお客様からご注文頂いた品々はイヌワリアフリカ日本オフィスから配送され、お客様方の元へ無事届けられたそうで、多くのお客様方から「受け取った品とても気に入りましたよ、アフリカの布はやっぱり元気が出ますね!」「届いたシアバターはやっぱり市販の物とは違う!すごく良いです」という喜びのメッセージが毎日のように届いています。
そういったお客様方からの有難いお言葉から、私も元気をいただいています。

 

今は日本に到着した新しい商品を「イヌワリアフリカネットショップ」に掲載する為の準備に日々追われています。ギニアの職人さんたちと作った新しい商品を日本の皆さんに気に入って頂けますように!

 

以前の記事でご紹介した藍染のパンツが一押し商品です。

ギニアのフラ族に伝わる伝統藍染のいろいろな柄の布をパッチワークにして縫い合わせて作ったパンツ

仕立て屋工房で修行中の女の子が足踏みミシンでパンツを製作している様子

 

ブランド・イヌワリアフリカとして商品化したい物のアイデアはいっぱいありすぎますが、思っている通りに何かを形にすることはなかなか難しいので一つずつ確実に現実化できる様、行動あるのみ!
コナクリ中ギニア中を駆け巡らねばと思っています。

 

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président