やっぱり停電の原因は!とギニアの観光を盛り上げるキーとなるもの

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

前回の電気事情に関する記事に書いた、私が最近の長時間停電の犯人と怪しんでいる街中のイルミネーション、その政府企画の「光の祭典」の看板の写真を、昨日外出した際にたまたま撮影する事が出来ました。

 

パッと見では花火大会?かと思ってしまうような看板ですが、よく見るとイルミネーションの飾りが施されたコナクリの主要交差点の写真が入っています。こんな感じでコナクリのある地域では夜な夜なこのイルミネーションが輝いています。

 

さて、昨夜はコナクリの海に囲まれた先端の街カルム地区でイヌワリアフリカのアーティスト支援活動で支援をしているグループが出演する伝統音楽の舞踊団によるコンサートを観に行ってきました。

 

飛び入りで踊るアメリカ在住のギニア人ダンサー、世界中で活躍されている方です ギニアで頑張る若きアーティストたちの憧れ的存在です

この写真のグループ「Dani Percussion」の衣装は、ギニアの伝統音楽を守る若者たちを応援したいという目的で去年挑戦したクラウドファンデイングで支援した衣装なのです。彼らは一昨日開催された舞踊団のコンクールではパーカッション部門で1位を獲得しました。もちろんその時のパフォーマンスでもこの衣装を着ていました。

こちらのグループ「Les Merveilles de Guinee 」は、長いエボラ騒動でギニアが困難を極めていた2015年にグループからコンサート用の衣装を揃えたいので支援して欲しいという依頼があり、イヌワリアフリカが日本の皆さんに呼びかけてお金を集めイヌワリアフリカのアーティスト支援活動金と共に支援金を渡して制作された衣装を今回のパフォーマンスで着ていました。

イヌワリアフリカ・アーティスト支援活動

昨日のコンサート、一昨日のコンクールには現在海外からジャンベやアフリカンダンスを学びに訪れている外国人が大勢観に来ていました。ギニアには普段観光客は来ませんが、コンサートや音楽イベントが多い年末年始だけにはこうしたギニアの音楽とダンスを学びに世界中から外国人がやってくるのです。エボラが流行した後はこうした外国人も激変しましたが、やっと元のギニアに戻ってきたかもしれないと実感致しました。

ギニアの観光は、この世界の人たちを魅了しているギニアの伝統芸能、伝統音楽文化をいかに応援し、保護していくか、にかかっていると思います。なんとかこの大切な文化を次の世代に残してもらいたいと思います。

先月末には初の政府主催の、ギニアの伝統芸能で平和を構築しようという趣旨の伝統音楽芸能グループの全国コンクールが開催されギニア中から選ばれたグループが競い合い1、2、3位まで選ばれ信じられないの高額額の賞金を渡されたそうです。今までは政府からのアーティストたちへの支援は全くなかったと聞いています。ですから、ギニア政府が今それだけの賞金を用意し開催したコンクールを開催するとは、本当にすごい意味があると思います。やっとこの価値に気づいてくれたのでしょうか。

イヌワリアフリカはこれからもこの音楽とダンスを通して世界にギニアの魅力を伝えたい、その為にも彼らアーティストたちを支援するだけでなく、彼らとパートナーとして組んでできる仕事を一緒に何か面白い事が出来たらと考えています。

来年2月に開催するイヌワリアフリカ・ギニアツアー2018も、彼らアーティストの収入に繋がる、ギニアの音楽ダンスの魅力やギニア文化を海外の方々に知っていただく良い機会になるといいなと思います。

 

昨夜はコンサートが終わり0時頃イルミネーション輝く街中を通り我が家に向かいましたが、我が家のある地区に入ったとたん停電となっていました!その後電気が来たのは本日の昼過ぎくらいでした。あんな必要も無いイルミネーションがキラキラ輝く中、なぜ一般庶民の家庭に電気がこないのでしょうか?
なんだか悔しくてあの街中のイルミネーションを外しにいってしまいたい衝動にかられています!

今日もこのまま何時まで電気があるのかドキドキしています。

 

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

ギニアの若者達の為のクラウドファンデイング目標達成後のこと

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

前回は、イヌワリアフリカがギニアで行っている、ギニアの伝統音楽の未来を担う若者たちを応援する
アーティスト支援活動についてご紹介させて頂きました。

その記事に書いた、去年挑戦したクラウドファンデイングで支援をした舞踊団4グループの中でまだ
1グループの舞踊団・バレエ マタンのみ支援金のその後の形を支援者の皆様にご報告出来ずにおりました。

 

クラウドファンデイングで集まったお金でコナクリで国際交流音楽フェスティバルを開催し、出演してもらった4つの舞踊団に衣装や楽器を揃える為の支援金を渡しました

 

彼らにその後の経過を聞いたところ、やっと衣装が出来上がった、報告の準備が整ったとの事で、先週の火曜日に彼らの舞踊団の練習場を訪問致しました。ちょうど前回支援活動についてご紹介したばかりなので、本日はその日の事、そしてクラウドファンデイングのその後の気持ちを書かせて頂こうと思います。

 

バレエ マタンの練習場(コナクリのマタン地区)青少年の家の様な場所です

 

コナクリのマタン地区に拠点を置き活動を行っているバレエマタン(Ballet Matam)は、1991年にギニア国立舞踊団バレエアフリカン、バレエジョリバのコレオグラファー・セクバ カマラ氏をはじめとした数名の偉大なアーティストによって作られた舞踊団で、彼らが亡くなった後も新たな指導者たちの力により多くの優れたアーティストを今も輩出し続けている、ギニアの私設舞踊団の中でも実力トップクラスのグループです。

イヌワリアフリカ主催のギニアツアーでは、参加者の皆さんと共に彼らの練習場を訪問し、彼らの練習に参加してみるというプログラムを組み込んでいます。そうやって現地のアーティストたちが普段どうやって太鼓やダンスを練習しているか見て、体験し彼らと交流してもらう事で、日本とは全く違う本場の熱気を感じワクワクしてもらいたいと考えているからです。

 

イヌワリアフリカ主催の国際交流音楽フェスティバル出演時のバレエマタン・普段はコンサートには出ない研修生の子供達にも特別に出演してもらいました

 

その舞踊団の責任者によると「支援金はコンサート用衣装を揃えるために、衣装専門の仕立て屋にお金を渡してはいたものの、その仕立て屋がなかなか仕事を進めず、全ての衣装を数ヶ月受け取れなかった」という事でした。

 

出来上がった女性用衣装

男性用衣装

 

出来上がった衣装の着用写真を撮り、支援者様へのビデオメッセージ、そして最後に揃えた衣装で短いパフォーマンスを披露してもらいました。そちらの映像も支援者の方々にリターン品としてご覧頂く予定となっています。

 

デイレクターのジャックさんと責任者の4名を中心にバレエマタンのメンバー達 支援者の皆様へのお礼のビデオメッセージを撮影しました

 

クラウドファンデイングは一人一人の優しさによって集まった大切なお金を預かるという大きな責任が伴ったものなので、その大切なお金に無駄がないように注意し、本当にそのお金を生かして本当に役立つことに使い、それがどんな形になったか報告しなければなりません。

私たちは1日も早く支援者の皆様へ後日報告を済ませなければならないのに、彼らに何度聞いてもまだ衣装が出来上がらないと言われ続け、気が気でない日々を過ごしてきました。ですから支援金を渡してから半年以上経ったこの日、やっと最後のグループのご報告が出来るという事で胸のつかえが少し取れたような感じでした。

今回のクラウドファンデイングの後日報告、リターン品については、長くかかってしまいましたがやっ今月中には確実に全て完了しそうです。

 

舞踊団には、国民に大切なメッセージを伝えるという役割もあります。こちらはコンサートで平和をテーマにした演目をする時に後ろに立てる看板のようなものです。多数民族のギニアでは選挙時などには民族間の争いが起きやすく、そんな時にはコンサートの時に、「どの部族も仲良く団結しよう」というメッセージをパフォーマンスを通して人々に訴えかけます。

 

そして、今回クラウドファンデイング目標達成によって実現した国際交流音楽フェスティバルは、ただのコンサートではなく、支援金を渡すというお金が絡んだものだったので、周囲からの好奇心や友情出演として金銭的にはボランテイア的に出演してくれたグループからの支援金の金額を知った後の想像していないような反応やハプニングなどを経験し、ただでさえ金銭的に厳しい状態のギニアで、こうしたお金が絡んだことをする時には細心の注意が必要なのだということを嫌というほど学ぶことになりました。

しかし、「舞踊団の為に本当に役に立った感謝している、これからも続けて欲しい」と支援先の舞踊団の皆からの声と実際この目で見た彼らが揃えることの出来た衣装や楽器、そしてこのプロジェクトによってギニアの状況を知り共感しご協力してくださった多くの日本の皆様からの応援のメッセージを見ると本当にやってみて良かった思う事ができます。

イヌワリアフリカと、私共の日本のパートナーであるNPO法人一期JAMの信念に多くの方が共感してくださった事で今まで行ってきたギニアのアーティスト支援活動に大きな希望を持つことができました。
これからもこの活動を続けていきたいと思います。

前回の記事にも書きましたが、彼らを支援するだけでなく、彼らとパートナー、仕事仲間としてみんなでこの状況をよくして行けるように、例えば楽器やダンスの教則ビデオ、パフォーマンス映像販売などの事業もこれから始めていきたいと考えています。

次回は、ギニアでこれが出来ると違う!というある事を書くつもりです。
引き続き宜しく御願い致します。

 

Inuwali Africa アーティスト支援活動

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

 

 

 

ギニアの若者たちを応援するアーティスト支援活動のご紹介

ギニアにはギニア伝統音楽を学ぶ若者たちとそれを無償で教える指導者たちのいる伝統音楽学校・舞踊団があります

クラウドファンデイングによって、ギニアの首都コナクリ、マタン地区で活動するグループ・バレエマタンのコンサート用衣装を揃える事が出来ました

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。
今回は、イヌワリアフリカがギニアで行っている、ギニアの伝統音楽の未来を担う若者たちを応援、支援する活動についてご紹介させて頂きます。

 【イヌワリアフリカ・アーティスト支援活動 】

 http://inuwali.wixsite.com/inuwaliafrica/-2

 

ギニアには数多くの舞踊団と呼ばれるグループがあり、それは主に太鼓とアフリカンダンスで構成された劇団の様なもので、それは一流の伝統音楽家、ダンサーを目指す子どもたちの為の職業訓練校でもあります。
7歳位から青年位の子どもたちがそこで日々特訓をしていて、長年の経験を積んだプロの音楽家、ダンサーの大人たちが中心になり無償でその子ども、若者たちの教育をしています。
でも、どこの舞踊団も同じで、資金が無く、活動を行う為の大切な道具であるジャンベなどの楽器を新しく購入出来ない、修理をする資金もない、コンサート用の衣装を新調出来ない、メンバーが練習に行く交通費が無い、などいろんな問題が沢山ある中で日々練習に励んでいるのです。

今や世界中で愛されているギニアの伝統文化を代表するジャンベとアフリカンダンスですが、ギニア現地でその文化を引き継ぎ活動するアーティストたちはとても貧しく厳しい生活状況の中暮らしています。

 

舞踊団でのダンス練習

私はギニアに移住後、私自身ダンサーとして舞踊団に入り彼らと練習を共にし、彼らと共に日々を過ごしていくうちに、彼らの生活がどのくらい過酷なものなのかを間にあたりにする事になりました。

ギニアには、私の夫も所属している国の運営する国立舞踊団もありますが、その公務員であるメンバーですらろくにお給料はもらっていない、社会保障もほとんど無しというのが現状です。
ギニアに仕事が無い、物化が高い、生活保障がないのは知っていましたが、どれだけ大変なものかは、ここで暮らし彼らの中に入り始めて分かった事でした。

 


舞踊団でプロのアーティストになるべく頑張る子ども、若者たちは練習の時間帯と学校の時間帯が同じなので、学校には行っていない子も沢山います。

彼らが何故そんなに頑張っているのか、それは学歴があっても職に就くのが困難なギニアでも、一流のアーティストになれば将来外国に行って仕事が出来るかもしれないという希望があるからでした。

でも彼らの学びの場である舞踊団には活動資金がなく、大切な道具の楽器や衣装が十分揃っておらず活動環境は最悪です。

 


そんな彼らと過ごすうちに、外国人である私たちがギニアのジャンベ、ダンスからもらった恩恵はとても大きいのに、何故現地ギニアのアーティストたちはこんなにも苦しい状況にいなければならないのか、彼らの活動を援助する事がわたしたち皆で出来ないだろうか、、と考える様になり、イヌワリアフリカのアーティスト支援活動を本格的に始める事となりました。
私たちが普段している支援のほとんどが、彼らから支援を頼まれた病院代、薬代です。
あまりにも個人的なものなので一つづつ報告も出来ない様な援助です。大体がマラリアの治療代です。ギニアの病院での治療代、薬代は彼らにとってとても高額なのです。
アーティストの仕事で外国に招聘されたアーティストにパスポートを取得代を援助した事もあります。ギニアのパスポート所得費用は彼らの収入で考えると何か月分でしょう。4,5か月分くらいでしょうか。

 

日本のジャンベ、アフリカンダンス愛好家の仲間たちと合同で舞踊団への衣装を作る資金提供・衣装のパンツをメンバー分揃えた事の報告時の写真

そして、あのエボラ出血熱流行がやってきました。外国人は国外退去になり活躍の場であるコンサートも極端に減り、外国人相手の仕事も無い、途方にくれる様な日々が続きました。それを機にイヌワリアフリカは本格的にアーティスト支援活動に力を入れようと決心しました。

お陰様で、去年12月には、音楽の力で社会貢献を目指し活動を行う日本のNPO法人一期JAMと共に、Readyfor のクラウドファンデイングに挑戦、目的達成し、首都コナクリで活躍する4つの舞踊団の衣装、楽器代を支援する為の活動を行う事が出来ました。

 

Ready For クラウドファンデイング「ギニアの伝統楽器音楽家、舞踊家を目指す若者たちを応援したい!」

 

Ready For クラウドファンデイング

「ギニアの伝統楽器音楽家、舞踊家を目指す若者たちを応援したい!」 

https://readyfor.jp/projects/10964

 

こちらのクラウドファンデイングでの支援金で4つの舞踊団が衣装、楽器を揃えることが出来ました

ボロボロで使えなかった太鼓がやっと新しい太鼓に

彼らに本当に必要とされている支援をしたい

 

支援にはいろいろな支援があると思います。ただ、こちら側の押し付けでない本当に必要とされている支援を、必要としている人たちに確実にする事が大切だと強く思います。
私はギニアで実際に7年暮らして、ギニアの底辺にいる人たちの中で一緒に時を過ごしたからこそそう思います。彼らの生活の中に入っていかなければ絶対に見えない事があると思います。
私たちは押し付けの支援はしたくありません。同じ目線で本当に必要な事を一緒に考えながらしていきたいと思っています。
クラウドファンデイングに挑戦した事により、日本でギニアのジャンベやダンスを楽しむ多くの方々からこのようなメッセージを頂きました。

「自分もギニアの音楽、ダンスに幸せをもらった、本当に感謝している。自分が踊っているダンスはギニアの舞踊団で踊られているものだった事は知らなかったし、彼らがそんな厳しい状況にいる事も知らなかった、ギニアの現状を知る事が出来て良かった。これからも彼らを応援して行きたい」

 

もっともっと多くの方々にこのギニアの状況、本当に必要とされていることが何かを伝えたい、みんなの力を合わせ、子供若者たちが将来の希望を持って生きていくことのお手伝いができたらと考えています。

日本の感覚で言うと、「働けばいいじゃない」かもしれません、でもそれが出来ない状況の中生きている人たちもいるのです。
これからは、支援だけでなく、彼らの収入となるような音楽、ダンスを通しての仕事を作り、パートナーとして一緒に仕事をしていくという事も、もっと試みていきたいと思っています。

 

Inuwali Africa アーティスト支援活動

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président