ギニアからクラウドファンデイングに挑戦しております!

ジャンベ界の伝説とも言われるギニアを代表するジャンベ奏者のファムドゥ コナテさんによるジャンベレッスンの時間

 

ギニア、コナクリからこんにちは。イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

ただいま開催真っ最中のギニアツアー、何しろここはギニア!なので問題無しとは言えませんが、お陰様でなんとか快調に過ぎております。

 

いきなりクラウドファンデイングに挑戦中です!

 

さて、そんな中、わたくしはいきなりCAMPFIREさんでクラウドファンデイングに挑戦しております。

 

CAMPFIRE クラウドファンデイングページ

CAMPFIRE クラウドファンデイング挑戦ページ

 

https://camp-fire.jp/projects/view/61814

 

私どもはギニアツアー期間中の今度の土曜日の17日に伝統音楽フェスティバルを企画しておりまして、主にそのフェスティバル出演者へより良い報酬を渡すために挑戦したクラウドファンデイングです。

フェスティバルを企画した当初は、シンプルに国際交流とギニアの魅力を音楽とダンスを通し多くの人に見てもらって皆んなで繋がりたいという思いで企画し、出演者への報酬はギニアで普通に渡される友情出演的な料金を考えておりましたが、いろいろと思うことがあり彼らにより多くの報酬を渡す事が出来るよう挑戦を決めました。

しかしいきなり決めたもので、準備もなにもせずに2日ほどでまとめて速攻のチャレンジとなり、
ギニアツアーの開催とも重なり、告知もままならずなかなかご支援を集める事が難しく難航を極め、
とうとう本日チャレンジ期間が残りあと2日を切りました!!

難航を極めてますが、それでも10名の方がご支援下さっていまして、本当に有難い事です。

 

 

開催するのは、こちらのフェスティバルです!

ジャンベとダンスでギニアの魅力を伝え、繋がるキッカケ作りと、ギニア人アーティストに、より多くの報酬を渡す事を目的としたギニアの大切な伝統音楽文化継承の保護にもつながるフェスティバルです。

〓〓スペクタクル ” La Voix de Guinee “〓〓 〓〓
日程:2018年2月17日(土曜)
場所 : シンバヤ コナクリ / ジャンベフォラ ファムドゥ コナテ邸
時間:16:00

入場料無料 どなたでも大歓迎

【出演グループ】
スペシャルゲスト
Ballet National Djoliba
ギニア国立舞踊団 バレエナショナルジョリバ
▪️Groupe Percussion de Balafone 《 DJELIDENY 》
バラフォンパーカッショングループ 《ジェリデニ》
▪️BANZAI Percussion バンザイパーカッション
▪️La Voix de Guinée ラ ヴォア デ ギネー / スペシャルゲスト・フォデ コナテ

 

あと2日!どんなミラクルが起きるか?諦めずに告知を頑張らねばです!

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

ツアーで島に遊びに行った食事時・ 揚げただけのシンプルな美味しさの獲りたて魚がとても美味しかったです

いよいよ開催!ギニアツアーの準備に追われながら。。

イヌワリアフリカ主催ギニアツアーの開催場所のお宅にて

 

ギニア、コナクリからこんにちは。イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

来週から、わたくしが代表を務めるイヌワリアフリカ主催のギニアツアー2018が始まる為、お客さまをお迎えする準備に追われております。

昨年末からは1日に6時間くらいしか電気が来ないという長時間の停電続きだった為、ツアー期間中は自家用発電機を使って発電をしようと思っていましたが、夜中眠る時にあの爆音!はたまらないので、嫌だなと思っていたところ、なんといきなりまた嘘の様に停電がなくなって、電気が調子良く来るようになったのでその心配もなくなりホッとしています。

でも、ツアーの準備を始めていた昨年末、停電よりももっと心配な事がありました。

 

物件探しに奔走し・・

 

さて、以前の記事 「【ギニアでの事業紹介③】ギニアツアーの企画・開催」
http://entre-africa.jp/yumiko_bah/4452.html

 

でもご紹介しましたが、イヌワリアフリカのギニアツアーは、外国からお客様を募り、ホームステイ感覚の滞在で、ジャンベとアフリカンダンスのレッスンを受けながら、地元の舞踊団を訪問し、ギニア人ミュージシャンやダンサーと共にダンスの練習をしたり、観光も合わせギニアを体験して頂くという内容となっています。

 

貸切の一軒家を借り切ってその家に皆で合宿の様に宿泊をしながら皆で行動を共にします。

 

でも、昨年末に近づいた頃に、予定していた前回のツアーでも使用させて頂いたお家での開催は事情があって急遽変更することになり、1ヶ月だけ賃貸出来る普通の家の物件を探しましたが、全然見つからずにヤキモキする日が続きました。

 

何故かって!まずは、コナクリって、1ヶ月だけ貸してもらえる一軒家というのは、高い賃料を払える超お金持ち用のめちゃくちゃ高い物件しかありません。
(コナクリ賃貸事情に関してはネタ満載なので、またいつか別で書かせていただきたいと思います。)

 

そして、1ヶ月間借りる場合は、不動産屋さんに1ヶ月分、大家さんに何か破損した時のための保障金1ヶ月分、賃貸料1ヶ月、プラス借りる期間になるまでその物件を押さえておくその日までの賃料まで支払わないといけません。
私たちが物件を探していた時だと、結局全部で4ヶ月分を支払わないといけなかったのでそれは絶対に無理でした。

 

安い物件があったとしても、お化け屋敷の様な怖い家で、水も出ないし電気も自分たちで工事しないとダメ、壁のペンキも禿げてる状態の家ばかり。。お客様を迎えるには大工事が必要になります。

 

アフリカなのに、太鼓禁止??

 

そして物件が見つからない絶対的にダメだ!という重大な理由が1つありました。

それは、コナクリは、意外にも「ここはアフリカなのに、太鼓を叩いたらダメという太鼓禁止の家が多い」という事です。

ジャンベ=太鼓を体験するツアーなのに、太鼓が禁止とは!

そして、

実は私たちが住んでいる家も太鼓禁止なんです 笑
だから私たちはギニアに住んでいるし、自宅にお客様にも宿泊して頂けるスペースもあるけれど、
ツアーを開催するには、わざわざ別の家を借りないといけないんです。

 

ジャンベのレッスン風景

 

灯台下暗し

 

1ヶ月以上物件を探したものの、結局見つからず焦っていたところ、夫が私と結婚して日本に行く前に、子供の頃から暮らしていた家の目の前のお宅があるじゃないか!という事に気がつきました。

 

我が屋の長男、ファムドゥさん、ジャンベレッスン講師を務めてくれるファムドゥさんの長男のフォデさん

 

その目の前の家のお宅の家主というのは、ジャンベ界の第一人者として世界中で活躍されているギニア人のジャンベ奏者ファムドゥ コナテさんという方で、このお家はファムドゥさんもご自分の海外の生徒さんを集めてご自身でギニアツアーを開催している場所で、私たちのように他のギニアツアー主催者にも貸し出しをしてもらえる他の人でも宿泊施設として使用可能な、宿泊設備の整った場所だったんです。

 

しかも、外国人のお客様用のお部屋のある3階建の建物があるのですが、真向かいの家に住んでいた夫は、その建設をする時にその作業を手伝ったんだそうです。

夫は子供の頃から音楽一家のファムドゥさん一家とお隣さんとして、そして夫自身もダンサーだったのでアーティストとしても深く関係し彼らと家族同然に育ったんだそうです。

 

灯台下暗し!

 

そして、ツアーでのジャンベのレッスンは、このお家に住んでいるファムドゥさんの長男であるジャンベ奏者のフォデさんにお願いしていたので、また一石二鳥となりました。

この方も夫とは子供の頃から付き合ってきた幼馴染のような関係なので、あんなに苦労して物件探しをしていたけど、近くにこんな良い場所があったってもっと早く気がつけばよかったのにね、と思いました。

 

早速ファムドゥさんとご家族に私たちのツアー用に家を借りたい旨を伝えると、「家族同然のテオドール(夫)からその家を借りたいと言ってもらえた事はとても嬉しい」というお言葉を頂き、私たちもとっても嬉しかったのです。

 

開催場所のお家はこんなところです!

 

ワイワイとご飯を作る場所。ギニアの健康茶ケンケリバが出来上がったところ。

こちらが煮出したケンケリバ茶

ツアー中の食事を作ってくれるシーレさん

ギニア料理を代表するメーニュー「ブラガエ」(芋の葉っぱのソース)を調理中。このソースをご飯にかけて食べます。

中庭にて、左から夫、シーレさん、このお宅のママ・ファムドゥさんの奥様、我が家の長女

お客様に宿泊していただく階の居間 日当たりも風通しも良いです。

お客様のお部屋

 

お部屋にはカーテン、テーブル、ベッドとシーツ、蚊帳までこちらで全部用意されていました。
私たちが用意しなくて済むとは!!有難いことです。

もっとお客様に快適に過ごしていただけるよう、私たちも出来る限りの事をしたいので、先週は建物の中のトイレを使用できるように完全に修理をし、明日は蚊が侵入しないように、職人さんに来てもらい網戸を取り付ける予定となっています。

 

今週金曜日にはお客様が到着され、来週月曜からいよいよツアー開始です!
私が初めてギニアに来た時に感じたような、ギニア人のあったかさや、生きていくのに大切なものってなんだろうってギニアの人たちの生活を見て考えた事とか、先進国にいたら考えないような事とか、何か心の中がキュンとあったかくなるような体験を、来て下さる皆様にもしてもらえたらいいなと思っています。

 

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

 

家を出るとマンゴーが並ぶ赤土の凸凹道

やっぱり停電の原因は!とギニアの観光を盛り上げるキーとなるもの

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

前回の電気事情に関する記事に書いた、私が最近の長時間停電の犯人と怪しんでいる街中のイルミネーション、その政府企画の「光の祭典」の看板の写真を、昨日外出した際にたまたま撮影する事が出来ました。

 

パッと見では花火大会?かと思ってしまうような看板ですが、よく見るとイルミネーションの飾りが施されたコナクリの主要交差点の写真が入っています。こんな感じでコナクリのある地域では夜な夜なこのイルミネーションが輝いています。

 

さて、昨夜はコナクリの海に囲まれた先端の街カルム地区でイヌワリアフリカのアーティスト支援活動で支援をしているグループが出演する伝統音楽の舞踊団によるコンサートを観に行ってきました。

 

飛び入りで踊るアメリカ在住のギニア人ダンサー、世界中で活躍されている方です ギニアで頑張る若きアーティストたちの憧れ的存在です

この写真のグループ「Dani Percussion」の衣装は、ギニアの伝統音楽を守る若者たちを応援したいという目的で去年挑戦したクラウドファンデイングで支援した衣装なのです。彼らは一昨日開催された舞踊団のコンクールではパーカッション部門で1位を獲得しました。もちろんその時のパフォーマンスでもこの衣装を着ていました。

こちらのグループ「Les Merveilles de Guinee 」は、長いエボラ騒動でギニアが困難を極めていた2015年にグループからコンサート用の衣装を揃えたいので支援して欲しいという依頼があり、イヌワリアフリカが日本の皆さんに呼びかけてお金を集めイヌワリアフリカのアーティスト支援活動金と共に支援金を渡して制作された衣装を今回のパフォーマンスで着ていました。

イヌワリアフリカ・アーティスト支援活動

昨日のコンサート、一昨日のコンクールには現在海外からジャンベやアフリカンダンスを学びに訪れている外国人が大勢観に来ていました。ギニアには普段観光客は来ませんが、コンサートや音楽イベントが多い年末年始だけにはこうしたギニアの音楽とダンスを学びに世界中から外国人がやってくるのです。エボラが流行した後はこうした外国人も激変しましたが、やっと元のギニアに戻ってきたかもしれないと実感致しました。

ギニアの観光は、この世界の人たちを魅了しているギニアの伝統芸能、伝統音楽文化をいかに応援し、保護していくか、にかかっていると思います。なんとかこの大切な文化を次の世代に残してもらいたいと思います。

先月末には初の政府主催の、ギニアの伝統芸能で平和を構築しようという趣旨の伝統音楽芸能グループの全国コンクールが開催されギニア中から選ばれたグループが競い合い1、2、3位まで選ばれ信じられないの高額額の賞金を渡されたそうです。今までは政府からのアーティストたちへの支援は全くなかったと聞いています。ですから、ギニア政府が今それだけの賞金を用意し開催したコンクールを開催するとは、本当にすごい意味があると思います。やっとこの価値に気づいてくれたのでしょうか。

イヌワリアフリカはこれからもこの音楽とダンスを通して世界にギニアの魅力を伝えたい、その為にも彼らアーティストたちを支援するだけでなく、彼らとパートナーとして組んでできる仕事を一緒に何か面白い事が出来たらと考えています。

来年2月に開催するイヌワリアフリカ・ギニアツアー2018も、彼らアーティストの収入に繋がる、ギニアの音楽ダンスの魅力やギニア文化を海外の方々に知っていただく良い機会になるといいなと思います。

 

昨夜はコンサートが終わり0時頃イルミネーション輝く街中を通り我が家に向かいましたが、我が家のある地区に入ったとたん停電となっていました!その後電気が来たのは本日の昼過ぎくらいでした。あんな必要も無いイルミネーションがキラキラ輝く中、なぜ一般庶民の家庭に電気がこないのでしょうか?
なんだか悔しくてあの街中のイルミネーションを外しにいってしまいたい衝動にかられています!

今日もこのまま何時まで電気があるのかドキドキしています。

 

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ギニアの若者達の為のクラウドファンデイング目標達成後のこと

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

前回は、イヌワリアフリカがギニアで行っている、ギニアの伝統音楽の未来を担う若者たちを応援する
アーティスト支援活動についてご紹介させて頂きました。

その記事に書いた、去年挑戦したクラウドファンデイングで支援をした舞踊団4グループの中でまだ
1グループの舞踊団・バレエ マタンのみ支援金のその後の形を支援者の皆様にご報告出来ずにおりました。

 

クラウドファンデイングで集まったお金でコナクリで国際交流音楽フェスティバルを開催し、出演してもらった4つの舞踊団に衣装や楽器を揃える為の支援金を渡しました

 

彼らにその後の経過を聞いたところ、やっと衣装が出来上がった、報告の準備が整ったとの事で、先週の火曜日に彼らの舞踊団の練習場を訪問致しました。ちょうど前回支援活動についてご紹介したばかりなので、本日はその日の事、そしてクラウドファンデイングのその後の気持ちを書かせて頂こうと思います。

 

バレエ マタンの練習場(コナクリのマタン地区)青少年の家の様な場所です

 

コナクリのマタン地区に拠点を置き活動を行っているバレエマタン(Ballet Matam)は、1991年にギニア国立舞踊団バレエアフリカン、バレエジョリバのコレオグラファー・セクバ カマラ氏をはじめとした数名の偉大なアーティストによって作られた舞踊団で、彼らが亡くなった後も新たな指導者たちの力により多くの優れたアーティストを今も輩出し続けている、ギニアの私設舞踊団の中でも実力トップクラスのグループです。

イヌワリアフリカ主催のギニアツアーでは、参加者の皆さんと共に彼らの練習場を訪問し、彼らの練習に参加してみるというプログラムを組み込んでいます。そうやって現地のアーティストたちが普段どうやって太鼓やダンスを練習しているか見て、体験し彼らと交流してもらう事で、日本とは全く違う本場の熱気を感じワクワクしてもらいたいと考えているからです。

 

イヌワリアフリカ主催の国際交流音楽フェスティバル出演時のバレエマタン・普段はコンサートには出ない研修生の子供達にも特別に出演してもらいました

 

その舞踊団の責任者によると「支援金はコンサート用衣装を揃えるために、衣装専門の仕立て屋にお金を渡してはいたものの、その仕立て屋がなかなか仕事を進めず、全ての衣装を数ヶ月受け取れなかった」という事でした。

 

出来上がった女性用衣装

男性用衣装

 

出来上がった衣装の着用写真を撮り、支援者様へのビデオメッセージ、そして最後に揃えた衣装で短いパフォーマンスを披露してもらいました。そちらの映像も支援者の方々にリターン品としてご覧頂く予定となっています。

 

デイレクターのジャックさんと責任者の4名を中心にバレエマタンのメンバー達 支援者の皆様へのお礼のビデオメッセージを撮影しました

 

クラウドファンデイングは一人一人の優しさによって集まった大切なお金を預かるという大きな責任が伴ったものなので、その大切なお金に無駄がないように注意し、本当にそのお金を生かして本当に役立つことに使い、それがどんな形になったか報告しなければなりません。

私たちは1日も早く支援者の皆様へ後日報告を済ませなければならないのに、彼らに何度聞いてもまだ衣装が出来上がらないと言われ続け、気が気でない日々を過ごしてきました。ですから支援金を渡してから半年以上経ったこの日、やっと最後のグループのご報告が出来るという事で胸のつかえが少し取れたような感じでした。

今回のクラウドファンデイングの後日報告、リターン品については、長くかかってしまいましたがやっ今月中には確実に全て完了しそうです。

 

舞踊団には、国民に大切なメッセージを伝えるという役割もあります。こちらはコンサートで平和をテーマにした演目をする時に後ろに立てる看板のようなものです。多数民族のギニアでは選挙時などには民族間の争いが起きやすく、そんな時にはコンサートの時に、「どの部族も仲良く団結しよう」というメッセージをパフォーマンスを通して人々に訴えかけます。

 

そして、今回クラウドファンデイング目標達成によって実現した国際交流音楽フェスティバルは、ただのコンサートではなく、支援金を渡すというお金が絡んだものだったので、周囲からの好奇心や友情出演として金銭的にはボランテイア的に出演してくれたグループからの支援金の金額を知った後の想像していないような反応やハプニングなどを経験し、ただでさえ金銭的に厳しい状態のギニアで、こうしたお金が絡んだことをする時には細心の注意が必要なのだということを嫌というほど学ぶことになりました。

しかし、「舞踊団の為に本当に役に立った感謝している、これからも続けて欲しい」と支援先の舞踊団の皆からの声と実際この目で見た彼らが揃えることの出来た衣装や楽器、そしてこのプロジェクトによってギニアの状況を知り共感しご協力してくださった多くの日本の皆様からの応援のメッセージを見ると本当にやってみて良かった思う事ができます。

イヌワリアフリカと、私共の日本のパートナーであるNPO法人一期JAMの信念に多くの方が共感してくださった事で今まで行ってきたギニアのアーティスト支援活動に大きな希望を持つことができました。
これからもこの活動を続けていきたいと思います。

前回の記事にも書きましたが、彼らを支援するだけでなく、彼らとパートナー、仕事仲間としてみんなでこの状況をよくして行けるように、例えば楽器やダンスの教則ビデオ、パフォーマンス映像販売などの事業もこれから始めていきたいと考えています。

次回は、ギニアでこれが出来ると違う!というある事を書くつもりです。
引き続き宜しく御願い致します。

 

Inuwali Africa アーティスト支援活動

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

 

 

 

ギニアの若者たちを応援するアーティスト支援活動のご紹介

ギニアにはギニア伝統音楽を学ぶ若者たちとそれを無償で教える指導者たちのいる伝統音楽学校・舞踊団があります

クラウドファンデイングによって、ギニアの首都コナクリ、マタン地区で活動するグループ・バレエマタンのコンサート用衣装を揃える事が出来ました

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。
今回は、イヌワリアフリカがギニアで行っている、ギニアの伝統音楽の未来を担う若者たちを応援、支援する活動についてご紹介させて頂きます。

 【イヌワリアフリカ・アーティスト支援活動 】

 http://inuwali.wixsite.com/inuwaliafrica/-2

 

ギニアには数多くの舞踊団と呼ばれるグループがあり、それは主に太鼓とアフリカンダンスで構成された劇団の様なもので、それは一流の伝統音楽家、ダンサーを目指す子どもたちの為の職業訓練校でもあります。
7歳位から青年位の子どもたちがそこで日々特訓をしていて、長年の経験を積んだプロの音楽家、ダンサーの大人たちが中心になり無償でその子ども、若者たちの教育をしています。
でも、どこの舞踊団も同じで、資金が無く、活動を行う為の大切な道具であるジャンベなどの楽器を新しく購入出来ない、修理をする資金もない、コンサート用の衣装を新調出来ない、メンバーが練習に行く交通費が無い、などいろんな問題が沢山ある中で日々練習に励んでいるのです。

今や世界中で愛されているギニアの伝統文化を代表するジャンベとアフリカンダンスですが、ギニア現地でその文化を引き継ぎ活動するアーティストたちはとても貧しく厳しい生活状況の中暮らしています。

 

舞踊団でのダンス練習

私はギニアに移住後、私自身ダンサーとして舞踊団に入り彼らと練習を共にし、彼らと共に日々を過ごしていくうちに、彼らの生活がどのくらい過酷なものなのかを間にあたりにする事になりました。

ギニアには、私の夫も所属している国の運営する国立舞踊団もありますが、その公務員であるメンバーですらろくにお給料はもらっていない、社会保障もほとんど無しというのが現状です。
ギニアに仕事が無い、物化が高い、生活保障がないのは知っていましたが、どれだけ大変なものかは、ここで暮らし彼らの中に入り始めて分かった事でした。

 


舞踊団でプロのアーティストになるべく頑張る子ども、若者たちは練習の時間帯と学校の時間帯が同じなので、学校には行っていない子も沢山います。

彼らが何故そんなに頑張っているのか、それは学歴があっても職に就くのが困難なギニアでも、一流のアーティストになれば将来外国に行って仕事が出来るかもしれないという希望があるからでした。

でも彼らの学びの場である舞踊団には活動資金がなく、大切な道具の楽器や衣装が十分揃っておらず活動環境は最悪です。

 


そんな彼らと過ごすうちに、外国人である私たちがギニアのジャンベ、ダンスからもらった恩恵はとても大きいのに、何故現地ギニアのアーティストたちはこんなにも苦しい状況にいなければならないのか、彼らの活動を援助する事がわたしたち皆で出来ないだろうか、、と考える様になり、イヌワリアフリカのアーティスト支援活動を本格的に始める事となりました。
私たちが普段している支援のほとんどが、彼らから支援を頼まれた病院代、薬代です。
あまりにも個人的なものなので一つづつ報告も出来ない様な援助です。大体がマラリアの治療代です。ギニアの病院での治療代、薬代は彼らにとってとても高額なのです。
アーティストの仕事で外国に招聘されたアーティストにパスポートを取得代を援助した事もあります。ギニアのパスポート所得費用は彼らの収入で考えると何か月分でしょう。4,5か月分くらいでしょうか。

 

日本のジャンベ、アフリカンダンス愛好家の仲間たちと合同で舞踊団への衣装を作る資金提供・衣装のパンツをメンバー分揃えた事の報告時の写真

そして、あのエボラ出血熱流行がやってきました。外国人は国外退去になり活躍の場であるコンサートも極端に減り、外国人相手の仕事も無い、途方にくれる様な日々が続きました。それを機にイヌワリアフリカは本格的にアーティスト支援活動に力を入れようと決心しました。

お陰様で、去年12月には、音楽の力で社会貢献を目指し活動を行う日本のNPO法人一期JAMと共に、Readyfor のクラウドファンデイングに挑戦、目的達成し、首都コナクリで活躍する4つの舞踊団の衣装、楽器代を支援する為の活動を行う事が出来ました。

 

Ready For クラウドファンデイング「ギニアの伝統楽器音楽家、舞踊家を目指す若者たちを応援したい!」

 

Ready For クラウドファンデイング

「ギニアの伝統楽器音楽家、舞踊家を目指す若者たちを応援したい!」 

https://readyfor.jp/projects/10964

 

こちらのクラウドファンデイングでの支援金で4つの舞踊団が衣装、楽器を揃えることが出来ました

ボロボロで使えなかった太鼓がやっと新しい太鼓に

彼らに本当に必要とされている支援をしたい

 

支援にはいろいろな支援があると思います。ただ、こちら側の押し付けでない本当に必要とされている支援を、必要としている人たちに確実にする事が大切だと強く思います。
私はギニアで実際に7年暮らして、ギニアの底辺にいる人たちの中で一緒に時を過ごしたからこそそう思います。彼らの生活の中に入っていかなければ絶対に見えない事があると思います。
私たちは押し付けの支援はしたくありません。同じ目線で本当に必要な事を一緒に考えながらしていきたいと思っています。
クラウドファンデイングに挑戦した事により、日本でギニアのジャンベやダンスを楽しむ多くの方々からこのようなメッセージを頂きました。

「自分もギニアの音楽、ダンスに幸せをもらった、本当に感謝している。自分が踊っているダンスはギニアの舞踊団で踊られているものだった事は知らなかったし、彼らがそんな厳しい状況にいる事も知らなかった、ギニアの現状を知る事が出来て良かった。これからも彼らを応援して行きたい」

 

もっともっと多くの方々にこのギニアの状況、本当に必要とされていることが何かを伝えたい、みんなの力を合わせ、子供若者たちが将来の希望を持って生きていくことのお手伝いができたらと考えています。

日本の感覚で言うと、「働けばいいじゃない」かもしれません、でもそれが出来ない状況の中生きている人たちもいるのです。
これからは、支援だけでなく、彼らの収入となるような音楽、ダンスを通しての仕事を作り、パートナーとして一緒に仕事をしていくという事も、もっと試みていきたいと思っています。

 

Inuwali Africa アーティスト支援活動

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

初めまして!ギニア共和国からInuwali Africa 代表 バー由美子です

ギニアのマルシェ

初めまして!

Inuwali Africa ・イヌワリアフリカ代表 バー由美子と申します。

2010年から西アフリカ、ギニア共和国の首都コナクリに在住し現地で活動を行っております。

この度、Africa起業イニシアチブに参加させて頂く事になり、この様な貴重な場でわたくしの活動などを書かせて頂くチャンスを頂けた事、本当に感謝しております。これから何卒宜しく御願い致します。

第一回目の投稿はまず、私の自己紹介と、私がアフリカ、ギニア共和国に繋がる事になった経緯を書かせて頂きたいと思います。

 

ギニア国立舞踊団 Les Ballets Africains の公演時にて

名前:バー由美子

文化服装学院スタイリスト科卒業

高校生の頃から海外の音楽やファッションに興味があり、高校在学中にイギリス・オクスフォードに短期留学をした事をきっかけに、今度は長期滞在してロンドンの音楽シーン、ファッションを思いっきり体験したいという思いが募り専門学校卒業後に音楽の街ロンドンに留学。

語学留学をしにロンドンに行ったのに、学校の勉強よりも実際に現地で働く方が楽しすぎてこれまた大好きだった骨董品や古着を扱うアンテイークショップの店番や、ヒースロー空港にあった在ロンドン・ヤマト運輸にてインボイス製作のバイトをしながら当時の音楽シーンにどっぷりハマる生活を過ごしました。

当時のロンドンではアフリカやジャマイカからの移民が多く、彼らのファッションやヘアスタイルがとても素敵で印象的でした、ジャズやレゲエミュージックが大好きだったので、黒人音楽に興味があったものの、アフリカに興味は無かったし、まさかいつか住む事になるなんて事は全く想像もしていませんでした。

その後、日本に帰国した後は、当時日本で大流行していたアメリカの古着や中古雑貨を扱うお店で働いた後、自分のお店を東京原宿にオープンしました。オープン当初は、アメリカで買い付けをした古着(当時リーバイスのビンテージジーンズやナイキのスニーカーが爆発的に売れていました)やアンテイーク雑貨を販売していましたが、やがてアフリカに繋がっていく転機が訪れました。

 

アフリカ太鼓・ジャンベがきっかけでギニアに

 

丸太をくり抜きヤギの皮を張った太鼓・ジャンベ

アメリカに古着を買い付けに行くたびに公園に集まって太鼓を叩いて踊る人々を見かける様になりました。それは、イメージで言うと渋谷の代々木公園で太鼓を叩いている人たちの様な感じで、アメリカではドラムサークルと呼ばれていて、楽器を持っていれば誰でもその演奏の仲間に入り、楽器がなければ踊ったり、老若男女、国籍も関係なく誰でも一人一人が自由に楽しみながらみんなで仲良くなってその一体感を体験出来るというものでした。

その後シアトルの太鼓ショップで世界中で活躍されているギニア出身のジャンベ奏者・Mamady KeitaさんのCD 「NAMKAMA」に出会ったことが私の人生を変える事になりました。

 

Mamady Keita 「NANKAMA」

 

アメリカでこのCDを購入し帰国した後、CDを聞くうちに無謀にも自分でも演奏してみたいという気持ちがムクムクと膨らみ、日本在住のギニア人のジャンベ奏者の先生のジャンベ教室を見つけ、先生に教えてもらうごとにジャンベを演奏する楽しさに夢中になっていきました。

ある日、その先生が企画していたイベントに行ったところ、なんとこのCDのMadameさん本物がそこにいたんです。その後いろいろな不思議なご縁で、その時はベルギー在住だったMamadyさん主催の、彼の母国ギニアでのジャンベのワークショップツアーに参加する事になりました。

 

それが私の初ギニア渡航、今から17年前の話です。初めてのギニア渡航は、現代社会とかけ離れた街並み、人々の様子、そしてあまりの無法地帯ぶりに見るもの全てが衝撃的でした。でもその衝撃とはよ良い衝撃でもありました。それは今までの自分の価値観や人生観を打ち消すもので、金銭的、物質的に恵まれない環境の中で逞しく生きている、おおらかで人懐っこい笑顔を見せるギニアの人たちとと触れ合う間に、今まで感じた事の無かった何とも言えない感情が湧きだしました。

そして、その後、Mamadyさんのツアーの手伝いをしていた国立舞踊団のダンサーの夫と結婚する事となり、ギニアと深く関わる事になっていきました。

 

私たちのギニアでの結婚の祭りではMamadyさんがジャンベの演奏をしてくれました

 

日本で経営していたお店は、当初アメリカの古着がメインの品揃えでしたが、初ギニア渡航を機にギニアの太鼓職人が作ったジャンベやギニアのテーラーに作ってもらったアフリカの布を使った雑貨や服を販売するようになりました。

結婚を機に日本に渡った夫は、ギニアでは国立舞踊団所属のダンサーで、ヨーロッパにダンスのレッスンで招かれた事もあるダンスのプロフェッショナルだったので、日本ではアフリカンダンスの教室やパフォーマンスをする事で、ギニアの伝統文化を広める活動をしていました。

ギニアのアフリカンダンスとは、ジャンベの演奏で踊る各部族に伝わる伝統舞踊で、ジャンベと共にいまや世界中で愛されているギニアが世界に誇る文化であり、その頃は日本でもジャンベやそのダンスがブームになっている頃でした。

それから私たちは2人の子供を授かり、彼らが成長するにつれて、その大切なギニアの伝統文化を彼らが小さいうちからギニアで本物のアーティストの中で肌で感じながら学ばせ、彼らを世界に通用するプロのミュージシャン、ダンサーに育て上げたいという想いが強くなりました。

 

ギニア発の100%Made inギニア 100%フェアトレードブランドでみんなでHappyに!

 

マルシェのアフリカンプリント屋さん

そして、もう一つの想いがありました。

ギニアでは仕事が無く収入を得る事が難しい、それに対して物価が異常に高く、みんな今日のご飯を食べることすら大変な生活をしている。

でもギニアには才能、技術のある職人さんが沢山いて、世界中で流行しているアフリカンプリント布をはじめ、魅力的な材料も沢山ある。みんなで一緒に力を合わせたら、私たちも、製品を作る職人さんたちも、その材料を売っているお店のおばちゃんおじさんたちも、みんなで作った商品を購入して下さるお客様もみんながハッピーになれるビジネスが出来るかもしれない。

このまま日本でお店をしながらギニアの商品を販売するよりも、ギニアに拠点を移し、ギニアの職人さんたちと共に、ギニアにある材料を使った「100%メイド イン ギニア、100%フェアトレード」のブランドを作り、ギニアから世界に向けて発信したい、ギニアの人たちとみんなでハッピーになっていきたいという想いが強くなっていたのです。

 

ギニアには、街の至る所に掘っ立て小屋の様な小さな仕立て屋があります

機械を使わず全て手作りの太鼓作り

 

そんな想いで、2010年に家族で夫の母国ギニアに移住し立ち上げたのが、ギニア発のアフリカンファッション、ジャンベ&民族楽器専門 フェアトレードブランド・Inuwali Africa イヌワリアフリカです。

 

 

Inuwali イヌワリとは、首都コナクリやギニア沿岸部で話されている、スス族の言葉で、「ありがとう」という意味を持ちます。私に素晴らしい幸せを与えてくれているギニアに感謝を込めて、ブランド名に「アフリカ ありがとう」名前を付けました。

昨年はギニアの文化省よりギニアのアート、音楽、観光に関する営業の認可を受け、イヌワリアフリカを法人化し、現在ギニアで活動を続け8年目、商品の販売以外にもギニアの魅力を発信するさまざまな活動を行っております。

 

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

 

次回は、私たちの行っている事業についてご紹介させて頂きます。

是非多くの皆様に私たちがギニアで行っている活動を知って頂きたいと思っております。宜しくお願い致します。長くなりましたが、最後までお読み下さりありがとうございました。

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président