地方都市で土地を買う!

どうも、竹重です。

 

先日、新首相が決まってからの記事を書きましたが、改めて、新首相が決まったことによる良い影響について少し冒頭で触れさせていただきます。

 

新首相のDr. Abiyが就任してから大きく変わったことの1つが地方でもインターネットに接続できるようになったことですね。

 

前首相の退任前、昨年の12月頃から新首相が就任するまで、およそ4ヶ月ほど首都のアディスアベバを覗くとほとんどインターネットに接続できない日々が続いていたエチオピアですが、新首相の就任とともに、インターネット接続が復帰しました。

 

背景には、新首相が概ねエチオピア全土で歓迎ムードである中で、地方での民族ごとの不公平感に対するデモや反政府運動の動きが沈静化に向かったことがあると考察しています。

 

やはり、エチオピア国内に投資する外国投資家の方々に話を伺っていてもインターネットの接続不良というのは、かなりクリティカルな問題で、この点が改善されただけでも、新首相就任ウェルカムといった感じですね。

 

また、新首相就任後、各地を訪問していたDr. Abiy氏ですが、各地でそれぞれの民族に対する配慮が素晴らしいなんて話も聞こえて来たりしています。

 

例えば、オロミア州出身のDr. Abiy氏ですが、アムハラ州を訪れた際には、アムハラの伝統衣装で、州知事と面談している写真が大体的に報じられ、アムハラ州の方々も彼のアムハラに対するリスペクトを感じたようで、結構喜んでいたみたいです。

 

それ以外にも北部のティグライ州を訪れた際には、ティグライ語でスピーチをするなど、各地でそれぞれの民族に配慮した彼の行動は、国民の支持をより高めているようです。

 

といった感じでかなり、良いスタート切った新首相、今後、実際に改革をどの程度進めていけるかに徐々に国民の関心は写っているようです。

 

南部諸民族州に帰って来ました。

 

さて、前段がやや長くなってしまいましたが、ようやく南部諸民族州に帰ってくることができました。

 

そして、今回は、これまでも度々訪れていた地方政府のランドオフィスに遂に中央政府からのレターを持参しての訪問です。

 

エチオピアで出会った外国人投資家の多くの方々が口々に土地の収容はかなり問題が多いといっていましたが、いよいよです。

 

ある程度、顔も覚えていただいている中、悪さを働こうとする狼藉者が登場するか否かはなかなか僕自身興味津々な部分でもあります。

 

さて、久しぶりに戻って来た南部諸民族州ですが、早速、色々と僕を助けてくれる現地の恩人の1人アワサ大学のシンタイヨ教授、同じくアワサ大学のフィカド氏と夕食です。

写真を撮り忘れてしまいましたが、進捗があったこと非常に喜んでくれました。

 

取り敢えず、土地の交渉に向かいます!

 

 

事業予定地レポート!

今回は、事業予定地ググマ村についてです。

 

基本情報

 

まずは少しだけ、ググマ村についてご紹介していきたいと思います。

 

ググマ村は南部諸民族州の東端に位置する小さな村です。

赤がググマ
点線が州境

 

少しわかりずらいですが、赤いピンがググマ点線が州境です。

 

現地住人情報によると、約500世帯の家々からなる集落です。

 

なんと!内半数の250世帯が農業を生業としており、牛を買っています。

 

今回の調査で明らかになりましたが、1世帯あたりの住人の数というのは、想像通りかなり大規模で、中には15人の家族と暮らしているなんて方々もいました。

 

南部諸民族州の州都であるアワサからは直線距離で25kmkくらいでしょうか。

 

山の頂上に位置するググマまでは、道中舗装されていない急な坂道もあり、4WDの車がないとぐるっと回り込んでいかなければなりません。

 

標高はなんとアディスアベバよりも高く2700m!!(地元長野の浅間山山頂よりも高い!!笑)

 

冷涼な気候が牛の飼育に最適な場所なんですね。

 

現地農家に密着!

 

さて、今回のググマ滞在の主な目的は乾季(雨がほとんど降らない)の牛のマネジメントがどうなっているのかという点と、乾季の乳量の確認でした。

 

ググマ村にはホテルがない為、到着後まずは宿探し!

快く泊めてくれた農家の息子

 

現地の農家さんの家に泊めてもらえるように交渉を行います。。。

 

 

しかし、ここで問題が、ググマ村の中心地であればアムハラ語もぼちぼち通じたのですが、少し中心地を外れると。。。

 

シダマ語しか通じない。。

 

ただでさえ、アムハラ語もままならない僕ですが、シダマ語、、、、

 

完全なる未知の領域です。

 

しかーし、エチオピアの田舎に暮らす方々はなんとも純朴で人がいい!

 

身振り手振りで説明をしていると、快く泊めてくれるという人が現れました。

 

基本的に土壁造りの彼らの住居ですが、高い標高のせいもあってか、朝方めちゃくちゃ寒いです。

 

寝袋を持っていきましたが、服をしっかり着た状態で寝袋に入って寝ても朝には寒さで目が覚めてしまいます。

ノスタルジー長屋

 

気温、おそらく5度くらいだったのでは。。。

 

現地の方々の生活を知る上では、彼らと共に過ごすのが一番ですね。

 

なおかつ、多くの方々が親近感を抱いてくれるので、一石二鳥です。

 

食!

 

この地域の集落では、基本的に動物性タンパク質は貴重なようで、あまり肉を食べる機会はありませんでした。

 

屠畜場が近場になかったりするせいもあるかもしれませんね。

伝統食コチョ

 

で、もっぱら食べていたのが、コチョです。

 

バナナの木に似た木からデンプンを取り出してバターと混ぜて調理したもののようですね。

 

モサモサして食べにくいですが、現地の方々と仲良くなる上で、一緒に食事を取ることは非常に重要なことですね。

 

衛生面とか、そんなの関係ありません!

 

 

気持ちがあればお腹も痛くなりません!!

フレッシュミルク

 

搾りたての牛乳も一緒にいただきましたが、日本の牛乳とは異なり、乳脂肪分が低めであっさりして香りも豊かです。

 

その他、インジェラに色々な具を乗っけた定番料理バイヤネットなど美味しくいただきました。

 

牛!!!

 

前回、雨季に訪れた時よりは全体的に牛が痩せている。。。

 

 

日差しが強すぎて青草もまばらになっているためですね。。。。

農家の庭先にて

 

意外と、強すぎる日差しから牧草を守る意味でもソーラーシェアリングなんかうまいことワークするのかもな、なんて思いました。

 

乳量

 

雨季に来た時には、1頭あたり8リットル/日くらい搾乳できているとのことでしたが、乾季にはざっくり半分まで乳量が落ちているようで、約半分の4リットル/日くらいとのことでした。

 

中には麓の村からホルスタインとのクロスブリードの牛を仕入れて来ていて乳量が乾季でも14リットル/日なんて人もいましたが、これは放牧ではなく小さな牛舎の中で、コチョの原料担っているバナナの木に似た木の葉っぱなどを食べさせているとのこと。

 

管理次第で乳量は増やせるようです。

 

今回、約50軒の農家さんにインタビューしましたが、乳量を増やすための管理手法やクロスブリードなどに関しては、かなり高い関心を抱いているものの、マーケットへのアクセスがないことがネックだとのことでした。

 

酪農組合

 

ググマには実は、小さな酪農組合が存在しています。

酪農組合か工場(外観)

 

SNV(国際開発機関)の支援によりバターチャーンと冷凍庫を保有して、牛乳からバターを作ったりしています。

 

1日の製造キャパは60リットル程度とのことで、組合員は105世帯ほどいるようですが、加工場の近隣の住民しか、生乳を卸すことができていない状況です。

 

生乳の現金化のニーズはやはりかなり高く、早く工場立ててよー。。って言われ続けました。

会議にも参加してみました!

 

105世帯で平均経産牛が3頭とした時に1日あたりの乳量は乾季でも1200リットル超と相応の乳量がありますが、実際には、この組合に加盟していない農家さんも多数おり、また、ググマの周辺の3つの村まで含めると少なく見積もってこの5倍程度の乳量が確保できる地域と言うことがわかりました。

 

酪農組合でも、製品の現金化については頭痛のタネらしく、今回訪れた際にもどうやって市場にアクセスするか会議が行われていましたね。

 

飛び入りで参加させてもらいましたが、僕が工場を作って近隣の大都市まで売りに行ってくれれば問題解決だ!との結論にいたり、皆さんの期待をビシビシ感じましたね。。。笑

 

まとめ

 

今回の滞在はとっても有意義なものになりました。

 

乾季と雨季での生乳の生産量の違いや彼らの暮らしぶり、どのように牛を管理しているのかなどなど学びも多く、1日も早く工場を設置して製造活動にフォーカスできるようにとのモチベーションが高まりましたね!!!

 

よっし、やるぞ!!!!