ルワンダのタイ料理屋でIT系インターン?!

ルワンダはキガリよりこんにちは!
初めまして、11月からインターンとしてアジアンキッチンにお世話になっています、じらふです。

キガリの年越し花火。想像以上の盛り上がりでした!


さて、今回は初めましてということで、簡単な自己紹介とインターンに参加した理由をお話したいと思います。

<自己紹介>
都内大学の5年生。
大学では、経営システム工学という情報・統計・数理・システム技術を使い如何に経営課題を解決していくかということを学んでいます。
2020年4月からはIT系の会社で働く予定です。
好きなことは、体を動かすこと。
長年、陸上競技をやっていたので、たまに体を動かしたくなり、最近はキガリのスポッチャことマンバクラブという卓球・ボーリング・ビーチバレー・ビリヤードができる施設で遊んでます。

さて、そんな私がなぜルワンダでインターンをしようと思ったのかと言いますと、
「将来的に、新興国でITテクノロジーを使い、新たな仕組み作りがしたい。」
と思っており、具体的にどんなことができるのか考えを深めたいと思ったからです。

そもそも、なぜ、新興国でITなの?

小さい頃からモノづくり系の遊びが好きで、大学もIT系の学科ということもあり、必然的にエンジニアを目指そうと思っていた私。

エンジニアの仕事は大きく分けると、
・技術のフロンティアを突き詰める
・今ある技術を使って、実際に人々が使うものを作り、世の中の新たな仕組み作りをする
の二つに分けられ、その中で私が面白そうだと思ったのが後者の方でした。

じゃあ、自分はどんな場面で使われるものを作りたいのか?と考える中で見つけたのが、

リープフロッグ(Leapfrog)という言葉。
リープフロッグとは、新興国でインフラが整っていないが故に、先端テクノロジーがいち早く広まる現象のことをいう。例えば、中国やインドでは固定電話やPCが大衆まで普及しなかったことで、逆に、スマートフォンのエコシステムがいち早く普及した。中国では、キャッシュレス決済やシェアリングサービスの普及で、日本を凌駕している。(Newspicksより)

「新興国でのこの現象面白い!新興国でテクノロジーを使うからこそ、実現できる仕組みがあるなんて、やりがいがありそう!」
と、一気に新興国でエンジニアとして働くことに興味が湧いたのです。

とはいえ、新興国でどんなニーズがあり、それに対してどんなビジネスが行われていて、どういった場面でテクノロジーが使われてるのかわかんない!

じゃあ、行って、見てみるしかないよね?
どうせ行くなら、ビジネスの現場に入り込んで、実際に働いてみたい!
ということで、インターンをすることにしました。

ルワンダ・キガリ のアジアンキッチンを選んだ理由

新興国で、インターン。
今まで、東南アジアは沢山行ったことあるし、どうせなら今まで行ったことがないアフリカに行ってみたい!とアフリカでのインターンを探し始めた訳ですが、
とはいえ、”アフリカは危ない”というイメージを持っていたので、できるだけ治安がいいところでということで見つけたのがルワンダでした。
しかも、ICTに力入れてる国とか気になる、もうここしかないなと。(来てみて、ICTに本当に力入れてるのか・・・?と疑問は覚えます)

そして、ルワンダでのインターン先を探す中で見つけたのがアジアンキッチンでした。

なぜITに興味がある私がタイ料理屋であるアジアンキッチンをインターン先に選んだのか?

ざっくり、ITができることって、困りごと解決と効率化。
だから新興国の人とか会社が、どんな困りごとを持っているのかとか、どんな風に働いて、生活しているのか見たかったんです。
それに、どうせ春からIT関係の会社で働くのだから、お客さんである事業者側の会社が良かった。

そのためインターン先の条件としても、
「システムを利用する事業者側で、マーケティング、オペレーション等幅広い業務に関われる。さらに、ITを使った業務効率化の仕事ができたら面白いだろうな。」
ということを考えていました。

そんな条件全部ぴったりハマったのがアジアンキッチンだったため、ここで働きたいと思い応募しました。

実際、もうすでにインターンを始め2ヶ月経ちますが、
・POSの導入
・ポイントカード、おみくじ等のマーケ施策
・SNS運用
・メニュー改定
・HPの改定
等々幅広い業務に関わらせていただき、IT関連の仕事も多く振っていただき、
毎日様々な気づきや学びがあり楽しいです。

また、千紗さんの近くで仕事をすることが多いので、
千紗さんの「とりあえず、やってみる。あとは、反応を見て改善を繰り返す。」という仕事の仕方等、ほぼ毎日何かしらのトラブルが起き、計画の立てにくい新興国の環境だからこそ必要なことも学ぶことができています。

そして、インターンの目的だった
「新興国でITを使い自分が何をやりたいのか具体化していく」
ということも、こちらでの仕事を通して、徐々に明確になってきています。

残り約2ヶ月のインターン、
アジキチにとっても、自分自身にとっても有意義な時間になるように、
また、新しい取り組みをどんどん行なっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

クリスマスにルワンダ人の友達のお家にお邪魔しました〜

インターンの悩み

インターンまいまいによる、第2回目の投稿です。どうやら、女性の大半が嫌いなアイツとの戦いが、ここウガンダでも繰り広げられているようです(ちなみに写真と本文は全く関係がありませんのでご注意を)。普段の真面目な顔して仕事をスピーディーにこなす彼女とはちょっと違った一面が見れて、わたし的にはツボでした笑。

どうぞご覧ください!

 

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皆さん、こんにちは!

インターンのまいまいです。今回は、現在2ヶ月間ウガンダに滞在している私が、ずっと悩まされている事について書きたいと思います。

 

RICCIの工房がある首都カンパラに来る前に、ウガンダの北部にあるグルという町に1ヶ月ほど滞在していました。そこでは、小さなゲストハウスに泊まっていたのですが、私の悩みはここから始まりました。

私の泊まっていた部屋は、トイレ・バス付きの6畳ほどのお部屋。グルはマラリアに感染する確率が高いと言われているので、部屋の窓は全て完璧に締め切ることができるようになっています。(実際は隙間だらけの部屋も多く、自分でタオルやテッシュを詰めて塞いでました)

トイレとバスに扉があるとはいえ、同じ部屋の中にあるので、お風呂あがりはどうしても湿気が部屋にこもります。マラリア原虫を持つ蚊は夜に活動するということで、夜は窓も開けられない。隙間も全てタオルなどで塞いでいるので完全に密閉状態。

また、洗濯機なんてないので、毎日夜に服を洗濯し、それを自分の部屋に干していたため、プラスで湿気!湿気ムンムンな部屋のできあがりです。そんな湿気の多い部屋、彼らが黙っているわけがありません。

 

 

そうです、ゴキブリです( ;  ; )

 

 

ある日の朝、床でベビーゴキブリを見かけました。もちろん、踏み潰しました。すると、何分後かにそれよりもちょっと大きくなったゴキブリ(子キブリと名付けます)もでてきました。踏み潰しました。その夜、お風呂からあがるとママゴキブリと子キブリが床をはっていました。さすがにママはでかいので踏み潰せずホテルのスタッフを呼びました。

 

 

なにかおかしいぞ、とここで思い始めた私、、、

 

次の日も次の日も出てくる出てくるゴキブリ、、、

 

これは、この部屋で繁殖してるに違いない!!!

 

 

怖くなった私は、当時インターンでお世話になっていた会社のウガンダ人に相談することに。すると、めちゃめちゃゴキブリに効くらしい殺虫剤を教えてくれたので、早速その夜使ってみました。粉末タイプの殺虫剤を、部屋の四隅にふりまいて、就寝。

朝起きると、大量のゴキブリの死体、その数約30匹が床やトイレや机の上にまで!!!

 

あの光景は忘れられません。この世の終わりのようでした。

 

大量殺ゴキブリの後も、続けて出てくるゴキブリに降参し、部屋を変えてもらうことで一件落着かと思いきや、またもや出てくるゴキブリ。夜は早く寝、朝はゆっくり起き、ゴキブリに会わないようにする生活を始めなんとか乗り切りました。

グルからカンパラに移ってからも、やはり時々ゴキブリがでます。

ちなみに、グルのゴキブリは日本のチャバネゴキブリほどの大きさでしたが、カンパラの家にでてくるゴキブリはありえないほどでかい。3倍はあるのではないでしょうか!?というでかさです。動きはゆっくりなので殺しやすいのですが、そういう問題じゃないというレベルの大きさです。

ウガンダ人によると、今(雨季)はゴキブリのシーズンだからしょうがないと言われました。ゴキブリにシーズンなんてあったのですね。ならばこのシーズンが一番嫌いです( ;  ; )

今まで虫はそこまで嫌いではなかったのですが、ウガンダに来て大嫌いになってしまった、私のトラウマ体験でした。

 

(写真はゴキブリとは全く関係なく、先日工房のスタッフと食べたパパイヤです。やはり、ウガンダ人のスタッフみんな剥くのが上手!ぱぱっと剥いてしまう早業に感心でした。)

インターン第3号がウガンダ北部グルにてトレーニングに参加

RICCI EVERYDAYでは、不定期で学生インターンを受け入れていますが、10月半ばから新しいインターンが来ています!第3号はマイマイです。マイマイは、先日協働を発表した認定NPO法人テラ・ルネッサンスさんでもインターンをしており、両団体の架け橋のような役割を果たしてくれています。明るく、ハキハキと元気なマイマイは、すぐに工房メンバーとも打ち解けていました。そんなマイマイから初めてのポストです。どうぞご覧ください!

 

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皆さま、こんにちは。

先週からRICCI EVERYDAY(以下RE)でインターンとしてお世話になっています、 同志社大学3回生のマイマイと申します!

REでインターンを開始したのは先週からですが、ウガンダにはもう2ヶ月ほど滞在していまして、その前はグルというウガンダ北部の町でNGOや開発コンサルタントのお仕事を経験させていただいていました。

REでは、主にSNSマーケティングを行っているのですが、なかなか難しい!毎日悩みながら頑張っています。Instragramにも”Workshop Diary”ということで投稿していますので、ぜひご覧くださいね!

Instagram @riccieveryday

 

最近はというと、先日プレスリリースした、京都のNPO法人テラ・ルネッサンスとの協働事業のトレーニングに参加してきました。

始まったばかりのこの協働プロジェクトは、テラ・ルネッサンスが自立支援をしている元子ども兵の方たち(洋裁の訓練を受けています!)に、REの商品を作ってもらおうというもの。

毎月、REの職人さんのスーザンが、ウガンダ北部グルという町にあるテラ・ルネッサンスの事務所を訪問し、質の高い商品を作れるようにするためトレーニングを行っています。

 

 

REのベテランテイラー、スーザンがひとつひとつの工程を丁寧に指導。

幅は均等に、縫い目はまっすぐ、チャックはしっかりと縫うなど、、、質の高い商品を作るためにビシバシ指導していました。

こうやってトレーニングを重ねることで、REの質の高いバッグができるのだなと思うと職人さんたちは本当にすごい、、、! 私が作ったらこうはなりません、、、。

丸1日と半日のトレーニングを終え(今回が3回目のトレーニングです)、最初と比べると見違えるように品質も良くなり、スーザンも大喜び。着実に技術が向上して行っているのがわかりました。

 

みんなが作った商品が皆さまのもとに届くまで、しばしお待ち下さい!

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学生インターンが終了しました

6月後半から約2ヶ月間、当社でインターンとして働いてくれていたみっちーとのぞみんですが、無事に任期を終え、それぞれの帰路につきました。二人には、本当にたくさんのことをこなしてもらい、感謝しかありません。今回初めてインターンを受け入れましたが、結果として受け入れて良かったなぁと感じています(インターンたちもそう感じてくれていることを願います笑)。

インターンたちがやってくれたことは数知れずですが、主なところは以下になります。

・グローバルオンラインストアの構築

・スタッフ向けトレーニングプログラムの開発と実施

・各種リサーチ

・人事制度の整備

人数が圧倒的に足りないスタートアップだと、目先の売上に繋がる活動(当社の場合、製品を作って売ること)をこなすだけで手一杯で、優先順位の低い業務については後回しになりがちです。でも企業の長期的・持続的な発展のためには、実は今優先順位の低いことこそが重要だったりして、そこをインターンが自ら考え提案し進めてくれたおかげで、会社として、ブランドとして、一回り成長できたように感じます。彼女たちがやってくれたことを、2-3年後にきちんと活かせるようにしていくのも、経営者である自分の役目なのかなとも思います。

今年はもう一人10月後半から受け入れる予定です。彼女には、当社が最近スタートした新規事業に一緒に取り組んでもらいます。インターンと当社、双方にとって実り多い時間になるように、きちんと向き合っていきたいと思います。

(先日のインターン送別会の様子)

Chizu

ラジオ体操を始めました

インターンが面白い取り組みを始めてくれました。午後のラジオ体操です。なんと英語版もあるから驚き。女性たちはまだ始めたばかりなので、文句をタラタラ言いながらやっていますが笑、きっと彼女が継続的に実施してくれることで、その意味も理解してくれるはず(と期待しています)。みっちーなりの狙いもあるようですので、どうぞご覧ください。

 

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皆さまこんにちは!インターンのみっちーです!もう少しで8月に入りますね。日本はとても暑いと聞きましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。因みに、ウガンダでは扇風機やエアコン無しでも生活できるほど、快適です。朝晩は特に涼しく、避暑地としてオススメです!今年、もしくは来年の夏は、ウガンダ滞在もご検討してみてはいかがでしょうか。

 

今回のブログですが、私がインターンとして行った活動の1つ、「ラジオ体操導入」について書こうと思います。

 

先週から、毎日15時に皆でラジオ体操をすることにしました。なぜラジオ体操なのかというと、一番覚えやすく、1曲3分ほどしか掛からないからです。そして、以下の狙いがあります。

①作業効率の上昇につなげる

職人たちは、布の裁断とアイロンがけ以外、全て座って作業を行っています。つまり、工房での時間のほとんどを、座ったままの状態で過ごすことになります。作業中に一度体操を取り入れることで、気分もリフレッシュし、より作業に集中できるのではと思っています。

②皆で1つのことを取り組むことによって、団結力を高める

個人での作業が多い職人たちにとって、皆で何かをするという機会は、あまりありません。職人たちは元々とても仲が良いのですが、さらにコミュニケーションを取ってもらえたらと思います。因みに最近では東京都庁も、東京五輪への機運を高めるためにラジオ体操を取り入れていましたね。

③職人たちの健康改善

ラジオ体操には、肩こり・腰痛・むくみ・冷えの改善や、姿勢が良くなるという効果があります。

上記の目的で、ラジオ体操実施に踏み切りました。

当初は、14時から実施しようと思っていたのですが、職人たちに「え、ランチの後に!?お腹いっぱいで動けない」と反対され、15時から行うことにしました(笑) 。実施する際は、英語版のラジオ体操第1番をかけ、私がお手本となります。最近では、体操の順序を覚えてくれるようになり、動きも綺麗になってきました。

ただ、職人たちは今まで午後に運動をする機会が無かったため、毎回ラジオ体操に誘う時は嫌そうな顔をされます(苦笑)。今後、彼女たちが進んで取り組んでくれるよう、ラジオ体操の効果の説明や狙いなどを丁寧にしていき、理解してもらいたいです。また、私が日本に帰国後も継続してもらえるように、ラジオ体操の引継ぎも課題の一つです。

まだラジオ体操開始から2週間も経っていないので、職人たちの様子を見つつ、今後も働きやすい環境づくりのために貢献出来るよう、色々な取り組みをしていきます!

みっちー

もう一人のインターン

実はRICCI EVERYDAYには、もう一人インターンが活躍中です。現在大学院生ののぞみんです。彼女には女性たち向けのビジネストレーニング及び、女性たちが長期的に自立した人生を送るためのライフスキルトレーニングのコンテンツ開発と実施をお願いしています。トレーニングの様子はまた追い追いブログを通じて、お知らせしますね!まずは自己紹介です。

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はじめまして。今月から2ヶ月間RICCIでインターンさせて頂くことになりました、川嶋希です。よろしくお願いします!

実は今回が私にとって2度目のウガンダで、前回はMpigiというところで教育関係のインターンをしていました。そこでの経験がなかったら今の自分はいないと言っても過言ではないくらい、私の人生に大きな影響を与えたインターンだったので、再びこの地に戻って来ることができ、とても嬉しく思います。

今回、私がRICCI EVERYDAYでのインターンを決めた一番の理由は、ビジネスとしての国際協力の可能性を探りたかったから。アフリカと聞いて、ガリガリに痩せた子どもや未開部族などを想像する人は少なくないと思います。でもそれらはアフリカの一側面であって全てではありません。今やアフリカはビジネスチャンスが溢れた巨大市場でもあります。実際、カンパラ市内には高層ビルが立ち並び、外車が行き交い、大きなショッピングモールやゴルフ場、おしゃれなバーやレストランだってたくさんあります。街を歩く女性たちはみんな髪やネイルに気を配り、ハイヒールを履きこなし、スマホ片手に歩く姿は日本の女性と大差ありません。彼女たちはもはや「援助を待つ可哀想な人たち」ではなく、立派な「消費者」です。こうしたミドル層の台頭を目の前に、ビジネスの可能性を感じずにはいられません。

そしてもう一つ、ビジネスには多くの人を巻き込む力があると思っています。NGOでインターンをしていた時、「可哀想な人たちを助けてあげたい」と支援してくれる方は、ほんの一部でしかないということに気付かされました。特に寄付文化の希薄な日本で活動費を集めるのは本当に難しい。じゃあもっと違うモチベーションでより多くの人を巻き込むにはどうしたらいいんだろうと考えた時に、私の中で出た答えがビジネスでした。

少なくともRICCI EVERYDAYのお客様は「このバッグかわいい〜!」っていうモチベーションで商品を手に取ってくれているはずと考えています(私も最初に商品を見た時、同様の感情を抱きました)。国際協力に興味がある人もない人も巻き込んでいける、そんな可能性を感じて今回のインターンを決めました。

2ヶ月という限られた期間ではありますが、仲本さんや現地スタッフと協力して、商品を作る人も買う人もみんなを幸せにするようなブランドづくりに貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

またウガンダでの生活のことや仕事のことなど、日々感じたことを少しづつブログに書いていきたいと思います。

***

どうぞよろしくお願いします!

インターン登場!

RICCI EVERYDAYでは、今年から学生インターンの受入れを始めました。そして先週、記念すべき第1号インターンがウガンダに到着しました!

その名もみっちーです!普段はソフトテニスに明け暮れる大学生ですが、去年ボランティアでウガンダを訪問してから、いつからか現場で事業を回している団体でインターンをしたくなり、RICCIに応募してくれたということです。

今後みっちーからの現地レポートを、こちらでもご紹介したいと思います。

どうぞご覧ください。

 

読者の皆さま、はじめまして!4月からRICCI EVERYDAYでインターンとして働いている、みっちーと申します!大学では主に開発学と文化人類学を勉強しています。ウガンダ滞在は今回が2回目で、前回は首都カンパラから車で1時間離れたBuyegeの小学校で2週間ボランティアをしていました。

先ほど、インターンは4月からと書きましたが、ウガンダに来たのはつい最近で、6月までは日本でバッグの販売などをして いました。ですので、まだまだウガンダ初心者です。前回のウガンダ滞在では、じっくりとウガンダを巡ることが出来なかったので、毎回新しい発見の連続です。道やお店の場所もまだ全然分からず、Google Map無しでは生きられません(笑)これから、ウガンダでお気に入りのお店を発掘していこうと思いますー!

さて、RICCIでインターンをしようと思った理由について、簡単に書こうと思います。まず、会社のコンセプトに共感したこと。そして、アケロバッグに一目惚れしたことが最大の理由です。代表の仲本千津さんのことは心から尊敬しており(改めて書くと恥ずかしいですね笑)、インターンとして働かせていただいている今がすごく幸せです。何か会社の力になれれば…と思う毎日です。

インターンの内容ですが、私は仲本さんと共に、ブランドを動かすために必要な仕事をする予定です。例えば、近日中に行う工房移転や、海外の方向けのオンラインストアの構築などです。ウガンダ滞在はたったの2カ月で、その間に出来ることは限られると思います。しかし、RICCI EVERYDAYのインターン、ファンとして、微力ながらRICCIのパワーアップに貢献できるよう頑張ります!

今後、ウガンダで感じたことやインターンで思ったことを書いていこうと思うので、温かい目で見守っていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!

みっちー

大切なこと③ Visionを共有する

Visionを共有する、とか、聞こえはとってもそれっぽいけど、実際どういうことなのだろう?

自分が雇われの時にもよく聞いていたこの言葉。

数年後の自分がこの記事を見返して微笑ましい気持ちになっているかもしれないけど、

Asian Kitchenの一年目の私なりに、書いてみようと思います。

 

Asian Kitchenでは四半期に一度、スタッフとのKick Off MTGを開催。

Asian Kitchenがどういう店でありたいか今後どういうことをしていきたいか、少し先のことを具体的に語りました。

その一方で、スタッフにも、

将来、それか少し先でも、どうなっていたいか?

そのために、Asian Kitchenという場所で何ができるか?

という問いかけをしました。

 

その二つが交差するところをそれぞれに見つけてもらう

そうすることで、日々の業務、自分のポジションへの取り組み方が変わってきます。

 

要は、

スタッフに対して、「存在を認めている」ということを示す

-ゴールを共有することで、苦境時や、それぞれの判断が分かれる場合でも、立ち返る場所を作ることで組織としての目的達成からぶれないようにする

この二つがポイントなのだと思います。

まりんちゃんが印刷して見えるところに貼ってくれています

まりんちゃんが印刷して見えるところに貼ってくれています

 

こういう写真、FBにアップするとなんだかリア充に見えると思いますが、

実際のところは、経営側と従業員の利害は基本相反するものですし、いろいろなせめぎ合いは毎日のようにあります

だし、相手は自分のもつ常識を飛び越えたところから来ますから、もういろいろカオスです。

ただ、こういうMTGの場を持つようになってから(その後月一で全員集合の定例MTGを持っています)、少しやりやすくなったと思います。

 

私自身、こうした取り組みに半信半疑だったのですが、

インターン生のまりんちゃんが素直な気持ちで、

「やってみましょう!千紗さんの考えてること、スタッフに伝わってないのがもったいないです!」

ときっかけを作ってくれました。

 

まりんちゃんはちょうど今日が最終出社日だったのですが、

彼女の多大なる貢献の一つが、オーナー社長とスタッフの間で、うまく調整役を果たしてくれたことです。

 

私は当たり前ですが、 利益の最大化、 それしか考えてないです。考えないようにしています。

利益の最大化、Asian Kitchenの継続、

そのための施策、そのためのカット、そのための新ルール・・・

なのですが、スタッフからは、時として締め付け、としか感じられないときもありますよねきっと。

実際その頃、7月頃の私は、夏季休暇による売り上げ減と、長引くドライシーズンでのコストアップに、正直焦っていたので、だいぶ眉間に皺が寄っていたと思います。

 

 

私は正面から逃げ場なく注意してしまうことがあり(要改善)、スタッフの方も はいそうです としか言えず、鬱憤が溜まる面もあったと思いますが、彼らの不満が本格的になる前に、なんらか立ち回ってくれました。

というのもあって、私も安心してバシバシ厳しくできました。(結局厳しい)

 

マネジメントへの不満をアラファト氏主導で話し合っていると思われる場面。こういうとき言葉通じないっていいですね

マネジメントへの不満をアラファト氏主導で話し合っていると思われる場面。こういうとき言葉通じないっていいですね

 

ルワンダ人はおそらく近隣のアフリカ諸国と比べると、その国民性はとても穏やかな方だと思います。

多分陽気なケニア人と比べてしまうと陰気なくらいだと思います。

日本に近いところもあるかもしれません。

心では相手を嫌いだと思っていても、それを態度には出しません。笑顔です。

 

それゆえに、一見従順なんですが、コミュニケーションがやや複雑になることも時々あります。

私は日本にいるときよりも意識的にずっとストレートな物言いをしていると思いますが、

それでも変化球しか返ってこなくて困ったりすることもあります。

 

うーん。

でも総じて、うちのスタッフはみんないい人です。採用こだわりましたし。

いい人というか、みんな「いい目をしている」っていう表現がいいかもしれません。

バックグラウンドは、本当に様々なのですが。(過去記事:それぞれの1994年と2016年の日常

 

先日とある方に事業についてアドバイスをいただく機会があり、

経営者としての私に対しては全部ダメ出しでしたが、

(起業後のダメ出しをいただける機会は、びっくりするくらい貴重です)

唯一褒められたのが「スタッフ、死んでる目の人がいないね」ということでした。

 

嬉しいですね!

 

でもやっぱり、このテーマは難しいですね。

まだまだ暗中模索です。

今日も、とあるスタッフの要望を断りましたが、あー。なんかもっとやりようあったのかな?とかとか、夜な夜な考えてしまったりします。

寝ます!

3時間後は息子の起床時間ですが、最近私がベットから起きれなくなりすぎて、勝手に学校に行ってくれるようになりました。

おやすみなさい。

いろいろ紛糾しつつも、MTG後は何かと記念写真をとるとなんだかまとまり感が出てくる

いろいろ紛糾しつつも、MTG後は何かと記念写真をとるとなんだかまとまり感が出てくる