イヌワリアフリカにとって実りある数週間でした。

行きつけのマダムのアフリカンプリント布屋さんにて

 

こんにちは。西アフリカ・ギニア、コナクリからイヌワリアフリカ代表バー由美子です。

 

こちらに記事をどんどん更新していく気力満々でしたが、有難いことに日本の業者様から

 

こちらが太鼓用のヤギ皮、食用になったヤギの皮から太鼓に適したものを選び抜き、良い音が出る用に特別な処理を施します。

⭐︎アフリカ太鼓ジャンベと、その太鼓用のヤギ皮の大量注文

 

 

⭐︎イヌワリアフリカのギニアの職人さんと制作しているアフリカンプリント布を使ったアパレル商品と、
アフリカンプリント布の卸し売りのご注文

そして、
⭐︎ギニアにいらっしゃった方々への現地でのアテンドのお仕事の依頼

を一気にいただきまして、大変実りのある数週間を過ごさせて頂いておりましてパソコンに向かう時間が取れませんでした。

 

業者様への卸しに関して、私たちが扱っているものを気に入って下さり、ご自分でも販売して下さろうと思っていただけることが何よりも嬉しいです。

好きでしているギニアでの物つくりですが、決して楽ではありません、個人のお客様に商品を購入して頂く事ももちろん喜ばしい事ですが、こうして業者様からもご注文をいただけるという事も大変励みになり、もっともっと気に入って頂けるよう努めなければと改めて商品作りに真剣に向き合いたいと思う事となりました。

 

アテンドのお仕事では、普段では体験できないような貴重な体験をさせて頂くことが出来、世界は広いな、ご縁というのは素晴らしいと思うことの連続でした。

 

”ギニアで8年間、大変な事があっても諦めず頑張ってきてよかったな”と、また感じる事が出来た本当に実りある数週間でした、有難いです。

 

最近いろいろな方面の方々からギニア関連の事柄でご連絡を頂く事が増えてきました。
こちらのイニシアチブに参加させて頂いた事も大きく影響しているかと思います。

 

関係者の皆様、本当にどうもありがとうございます。

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Présidente

 

 

 

ギニアからクラウドファンデイングに挑戦しております!

ジャンベ界の伝説とも言われるギニアを代表するジャンベ奏者のファムドゥ コナテさんによるジャンベレッスンの時間

 

ギニア、コナクリからこんにちは。イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

ただいま開催真っ最中のギニアツアー、何しろここはギニア!なので問題無しとは言えませんが、お陰様でなんとか快調に過ぎております。

 

いきなりクラウドファンデイングに挑戦中です!

 

さて、そんな中、わたくしはいきなりCAMPFIREさんでクラウドファンデイングに挑戦しております。

 

CAMPFIRE クラウドファンデイングページ

CAMPFIRE クラウドファンデイング挑戦ページ

 

https://camp-fire.jp/projects/view/61814

 

私どもはギニアツアー期間中の今度の土曜日の17日に伝統音楽フェスティバルを企画しておりまして、主にそのフェスティバル出演者へより良い報酬を渡すために挑戦したクラウドファンデイングです。

フェスティバルを企画した当初は、シンプルに国際交流とギニアの魅力を音楽とダンスを通し多くの人に見てもらって皆んなで繋がりたいという思いで企画し、出演者への報酬はギニアで普通に渡される友情出演的な料金を考えておりましたが、いろいろと思うことがあり彼らにより多くの報酬を渡す事が出来るよう挑戦を決めました。

しかしいきなり決めたもので、準備もなにもせずに2日ほどでまとめて速攻のチャレンジとなり、
ギニアツアーの開催とも重なり、告知もままならずなかなかご支援を集める事が難しく難航を極め、
とうとう本日チャレンジ期間が残りあと2日を切りました!!

難航を極めてますが、それでも10名の方がご支援下さっていまして、本当に有難い事です。

 

 

開催するのは、こちらのフェスティバルです!

ジャンベとダンスでギニアの魅力を伝え、繋がるキッカケ作りと、ギニア人アーティストに、より多くの報酬を渡す事を目的としたギニアの大切な伝統音楽文化継承の保護にもつながるフェスティバルです。

〓〓スペクタクル ” La Voix de Guinee “〓〓 〓〓
日程:2018年2月17日(土曜)
場所 : シンバヤ コナクリ / ジャンベフォラ ファムドゥ コナテ邸
時間:16:00

入場料無料 どなたでも大歓迎

【出演グループ】
スペシャルゲスト
Ballet National Djoliba
ギニア国立舞踊団 バレエナショナルジョリバ
▪️Groupe Percussion de Balafone 《 DJELIDENY 》
バラフォンパーカッショングループ 《ジェリデニ》
▪️BANZAI Percussion バンザイパーカッション
▪️La Voix de Guinée ラ ヴォア デ ギネー / スペシャルゲスト・フォデ コナテ

 

あと2日!どんなミラクルが起きるか?諦めずに告知を頑張らねばです!

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

ツアーで島に遊びに行った食事時・ 揚げただけのシンプルな美味しさの獲りたて魚がとても美味しかったです

イヌワリアフリカが支援先として!

 

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

この度、「第二回日本Africa起業支援イニシアチブ」の支援先として、なんと我がイヌワリアフリカがエントリー致しました。

支援先に決定というお知らせを頂いた時は、本当に嬉しくて息子の前でしたが、恥ずかしさも忘れ、ワンワン女泣きしてしまいました。
この感謝の気持ちは文字、言葉では表せません。本当にどうもありがとうございました。

2010年にギニアに拠点を移しイヌワリアフリカを立ち上げてから現在8年目、一緒に物作りをしてくれているギニアの人たち、布を売っているおばちゃんたち、伝統楽器のミュージシャンやアフリカンダンサーの仲間たち、日本の事業パートナーであるNPO法人一期JAMに助けられ、そして自分の想いを意地でも実現させたいという信念を持ちここまで活動を続けて来ました。

 

 

大統領選挙関連の暴動、エボラ出血熱流行などで政情不安が繰り返されとても大変だったギニアの生活の中で、ギニアの人たちと7年間、どんな事があっても諦めずにやってきた事に対して、今回このような形で前に進むことが出来るチャンスを頂けた事、本当に感謝しております。

アフリカンファッション、ジャンベとダンス、そしてギニアが、ギニアの人たちが大好きだから続けて来た事が、これからもっともっと確実に一人一人の幸せに繋がる様に、ギニアの魅了を多くの方々にご紹介し、それによって幸せな気分や何か大切なものを感じて頂いたり、それと共に私たちがギニアで生活しているからこそ分かるギニアの人たちが実際に抱える問題も発信し、それが解決に繋がって行く事を目指しこれからも活動を続けます。

今回は、この私が描いて来た想いを認めてそして後押しして下さるこのような素晴らしい機会を頂けた事に本当に感謝しております。夢は思い続けてそれに対する情熱を失わず、踏ん張って行動を起こし続けていれば、実現に向けての何か大きな力が動きだすのだという事を感じる事が出来ました。

この素晴らしいプログラム「日本アフリカ起業支援イニシアチブ」に関わる全ての方々に心からお礼を申し上げます。本当に本当にどうもありがとうございます。

そして、最後に、外国人と結婚し外国に住むという事を夢見る人が大多数であるこのギニアで、せっかく日本人の私と結婚し、ギニア人の憧れの国の日本に行き10年暮らし生活の基盤を作ったにもかかわらず、わざわざまた様々な困難が待ち構えているギニアに戻ってギニアで活動をするという、他の人が決してしない挑戦をしながらいつも協力をしてくれている、仕事のパートナーの夫にも感謝を述べたいと思います。

それでは、イヌワリアフリカのこれからの活動の様子、ギニアの事、など引き続きこちらで発信させて頂きますので、どうぞ私たちの活動をも守って下さい!宜しくお願いいたします。

 

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

イヌワリアフリカのモデルさんには、地元の伝統楽器ミュージシャン、ダンサーを起用しています

セネガルビジネス試行錯誤記1「会社なのに…」

今まで私は、基本的に日々の苦労やトラブルなどを発信してきませんでした。

なぜなら、苦労や失敗なんて誰でもしているし、それは黙ってするもの。それを話すのは格好悪いと思っていたからです。

 

ですが、もしかしたら自分の体験は、今後アフリカを目指す人の参考になるのではないかと考えました。このアントレ内での投稿は、まさにそうした人も見ていると思うからです。

そこで、アフリカで仕事をしていると実際にどんな苦労やトラブルがあるのか、いままでどんな失敗をしたのかなど、私がセネガルで経験した出来事を紹介してみようと思います。

今後アフリカで何かビジネスを行う方が同じような失敗を繰り返さないように反面教師として、また何かトラブルに巻き込まれた時のヒントになるように、記していこうと思います。

 

今回は、つい最近あった「税金関係のトラブル」の話です。
セネガルの実態および、税制とともに紹介していきます。

 

以前記しましたが、セネガルではインフォーマルセクターに属する経済活動が非常に活発です。

街中で見かけるお店の多くは、インフォーマルセクターと言ってよいでしょう。

たとえば、セネガルのコンビニであるブティック、床屋さんや美容室、布屋さん、仕立て屋さん、携帯電話、家電、リサイクル品を販売するお店などなど。

そうしたお店は、税金を払いません。法人登記されていないので法人税は無し、消費税も無しという状況です。

 

ですが、国もそうした状態を指をくわえて黙認しているわけではありません。

では、そうした所からは税金をどうやって徴収するのでしょうか?

答えはいたってシンプル。1件1件お店を訪問して、「Patente(営業税)」「CGU」などという名目で税金を徴収しています。

(ちなみに、インフォーマルセクター事業者から徴収したお金は国庫に納められずに税務署の職員のポケットに入っているといった噂もあります。)

 

ちなみに上記のCGUとは「Contribution Globale Unique」の略。

直訳しても意味が分からないと思いますが、CGUとは、6つの税金を一まとめに支払ったとみなす税金の制度です。

これは2004年から始まり、個人事業主(法人登録有)の負担を減らすためにできた制度だと言われています。

なお、有限会社(SUARL、SARL)や株式会社(S.A.)などの企業形態では、CGUの適用を受ける事はできず、法人税および諸税の支払いを行う必要があります。

弊社は有限会社です。

 

さて、先日起きた問題はここからです。

弊社の不動産仲介店舗に周りの店舗の取り締まりをしていた税務署の人が当事務所にも現れ、「CGUを払え」と言ってきました。

弊社の法人形態は、個人事業主ではないにもかかわらず、です。

 

 

その時事務所にいなかった私は、従業員から電話で知らせを受けて呆然。

「弊社は有限会社のためCGUの適用外である。会計士とともに適切な税処理をしている。」

と伝えたのですが、聞く耳を持たず、なんと彼らが持参していた南京錠で、許可無く事務所を施錠し、どこかへ行ってしまったのです。

(本当に適用してくれるなら、その方が税金ははるかに安いし、ありがたいのですが(笑))

事務所が施錠されてしまった時の写真

引っ越しは月末にする方が多く、仲介業は月末がかき入れ時。そんな時に何の正当性も無く施錠をされたのではたまりません。

会計士にも改めて相談したところ、支払う必要が無い旨を確認しました。

しかもその後、

「経営者を警察に突き出す」

と脅しをしてきたのです。

 

 

日本でしたら、ここで法的手段を取るかもしれません。

しかしここセネガルでは、人の繋がりは、法律さえもひっくり返すほど強力なパワーを持っています。

税務署と警察、裁判所が繋がっている事も否定できません。

また、裁判手続きはとにかく時間がかかります。

そしてなにより、私は「セネガルにお邪魔させてもらっている立場」。ここセネガルでは事を荒げて良い事は何もありませんし、なるべくそうすべきではないと思っています。

 

セネガルでは、こうしたトラブルは日常茶飯事。

そこで私が最初に試行するのは「自分の繋がりや人のつてで解決できないか」という事です。

今回もどこかにつてが無いかと考え、最終的に、以前から私が知り合っていた人のおかげでこの問題を解決。鍵をあけてもらえました。きちんとこちらの言い分を理解してもらったのです。

 

正しい事がいつも通るとは限らないのがセネガルです。

正しさを突き通そうとすると、さらに時間がかかる事もあります。

そのため、対応を間違えると大事に発展する恐れがあります。

 

「自分はお邪魔させてもらっている立場だから、この国の人の生活を乱すのではなく、良い方向に影響を与えたい」

それを念頭に置きつつ、日々活動をしています。

 

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セネガルの物価

セネガル共和国の物価をざっくり紹介します。

 

【飲み物】

・水500ml 250FCFA(約50円)

・コーラ330ml(ビン入り) 200FCFA (約40円)

・ビール 400FCFA~(約80円~)

 

【外食】

・露店や食堂 500CFA~(約100円~)

・室内のレストラン 1,000FCFA~(約200円~)

・富裕層向けレストラン、外国料理 1品5,000FCFA~(約1,000円~)

 

【レジャー】

・ダンスクラブ 入場料5,000FCFA(約1,000円)

・音楽ライブ 5,000FCFA~(約1,000円)

 

 

【交通機関】

・バス 50~250CFA (約10~50円)

・タクシー 初乗り500FCFA~(約100円~)

 

【電化製品】

・エアコン 150,000FCFA~(約3万円~)

・扇風機 8,000FCFA~(約1,600円~)

・携帯電話(ガラケー) 5,000CFA~(約1,000円~)

・携帯電話(スマホ) 15,000FCFA~(約4,000円~)

 

【生活用品】

・ティッシュ 1箱500FCFA~(約100円~)

・トイレットペーパー 12ロールで3000CFA~(約600円)

・シャンプー 1,000FCFA~(約200円~)

・石けん 200FCFA~(約40円~)

 

いかがでしょうか?

全体的に飲食物は日本より安めですが、お酒の飲めるレストランとなると日本よりも高いのでは、と感じる事もあります。

また、基本的にセネガルでは製造できないもの(輸入品)の値段は日本よりも高いです。

少しでも参考になりましたら幸いです。

なお、コチラで上記よりも広範な商品の物価情報を掲載していますので、ご興味がある方はご覧ください。

 

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インフォーマルな男達4–セネガルの運送業編

インフォーマルセクターで働くアフリカの男達を紹介するこの連載。

今回は「セネガルの運送業編」。どんな男達が働いているのでしょうか。

 

(バックナンバーはコチラ)

・インフォーマルな男達3–セネガルの工業編
・インフォーマルな男達2–セネガルの不動産編
・インフォーマルな男達–セネガルのバナバナ編

 

1.馬車

ナンバープレートも付いている立派な「車両」です

日本人からしたら驚きの事実だと思いますが、なんとセネガルでは、2017年現在も、馬車が現役バリバリで活躍しています。

馬車を率いる男達は、どんな仕事をしているのでしょうか?

 

まず、一番多いのは「荷物の運搬」です。

工事現場、買い物したものの運搬、ゴミの収集、そして引っ越しと、乗用車では積めない量の荷物や、土砂など運搬が難しいものを運ぶ場合、また車では走行が難しい砂利道やぬかるんだ場所を通る場合などは、馬車が大活躍します。

次に、移動手段としての人の運搬です。地方では、馬車やロバ車がまだまだ交通手段としても現役で活躍しています。

 

2.プスプス

職業柄歩くのがとても早いプスプスの男達

プスプスとはフランス語で「pousse-pousse」。押すという意味のpousserから派生した単語で、フランス語で「人力車」を意味します。

人力車と言っても、日本の浅草にあるようなものではありません。

「手押し車」「荷車」「タイヤが大きめの台車」といった方が分かりやすいかと思います。

 

こちらは物の運搬に使われています。特に人力である事から、市街地や市場などの人込みや狭い場所を通りつつまた近くの別の場所にものを運ぶ必要がある際に活躍します。

 

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インフォーマルな男達3–セネガルの工業編

インフォーマルセクターで働くアフリカの男達を紹介するこの連載。

今回は「セネガルの工業編」。さまざまな分野で働く職人達と彼らを取り巻く状況をごく簡単に紹介します。

 

セネガルには、軽工業の職人たちが沢山います。

靴、サンダル、服、鞄など、様々なものが彼らの手で作られています。

職人が作ったサンダルをバナバナが売る

ゆったりのんびり働く人が多いセネガルにおいて、彼らの勤労さは目を見張ります。

彼らはせっせと手を動かし働き続ける、セネガルでは本当に珍しい働き者です。

繁忙期には徹夜で作業をする事も(例:宗教行事前の仕立て屋さん)。

仕事が終わらなくても終業時間になったらすぐ帰宅するセネガルの人達の中において、彼らの働きぶりは特に目立ちます。

 

しかしながら、近年中国などから大量に安価な製品が入って来る事により、彼らにとって厳しい状況が続いています。

実際彼らの話を聞いてみると、

「中国のものが来て、多くの人達が廃業した」

「セネガルで使われていたものを真似てすぐもっと安いコピー製品を作るんだ」

と、不満タラタラのようです。

 

一方重工業に関しては、少し事情が異なります。

たとえば鉄加工職人に関しては、まだまだ国内で需要があります。

なぜなら、鉄は原料としてセネガルに入って来るものもまだまだ多いからです。

家や建物ごとに、それぞれ寸法を合わせ、好みに合わせて加工する必要があるため、これらの仕事はまだしばらくは無くならないでしょう。

 

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インフォーマルな男達2–セネガルの不動産編

弊社は現地で不動産仲介店舗「SenegALouer」を運営していますが、実は不動産業界にもインフォーマルに活動する「クルティエ」と呼ばれる人達がいます。

クルティエの仕事は、不動産仲介を行う事。
不動産仲介業を営む弊社のような企業にとっては非常に厄介な存在です。

弊社の不動産仲介店舗のロゴです

以前紹介しましたが、弊社は現地で不動産仲介店舗「SenegALouer」を運営しています。実は不動産業界にもインフォーマルに活動する「クルティエ」と呼ばれる人達がいます。

クルティエの仕事は、不動産仲介を行う事。
不動産仲介業を営む弊社のような企業にとっては非常に厄介な存在です。

たとえば、建設中の物件を見つけ、オーナーに管理契約の提案をしよう、また管理契約をせずとも顧客提案のための内見をさせてもらおうとします。
しかしながら、そこにはすでに物件を仕切っているクルティエがいる場合があります。
そうすると、その後の手続きも彼を通して進めていかなくてはならず、そして最後には契約時の仲介手数料の3割近くを支払う事になります。
最近困るのが、クルティエを名乗る物件の警備員が増え始めた事です。彼らはオーナーから物件の監視を任されている存在。オーナーの連絡先は彼らに聞かねば分からない事が多く、彼らは電話番号をなかなか教えないのです。

一方で、実は彼らとは協力関係にもあります。
たとえばクルティエが自分の顧客が探している物件が無いか相談に来る事や、弊社から彼らに物件情報を確認したりします。
日本の状況と比較してみましょう。

日本では、不動産会社各社が使える「レインズ」という共通の物件データベースがあります(例外を除き、レインズへの物件登録が義務付けられています)。
そのため、実はどの不動産仲介店舗に行っても、同じ物件情報にアクセスできるのです(未登録、紹介拒否などがあるため全てとは言えませんが)。
つまり極端な事を申しますと、北海道の不動産屋さんでも、東京の物件情報を紹介する事ができるという事です。
一方セネガルには、日本の「レインズ(不動産会社共通の物件データベース)」のようなものは存在していません。
そのため、日本のレインズ導入以前同様、物件の情報は賃貸・売却依頼を受けた不動産会社からその先へは流れず、たまたまその不動産会社に立ち寄って紹介をしてもらわない限り、その物件を目にする事ができません。つまりセネガルでは、物件情報が非常に属人的なのです。
そこで、クルティエとの連携が必要となってくるのです。

こう記してみると、協力して働けば決して悪い事はなさそうに見えるかもしれません。
ですが、私の意見としては、クルティエの取り締まりを一刻も早く強化してほしいと願っています。
それはなぜか。

なんと言っても、クルティエがいる事で一番困るのが「人材の確保」です。
上述の通り情報が属人的であるため、業務内容を教えれば誰でもできるといった仕事ではなく、未経験者の登用がなかなか難しい状況です。
他方、自分でクルティエを名乗ってしまえば家賃の3割が丸々手元に入って来るため、会社に属する事にメリットを感じる人が少なく、経験者の採用も難しいのです(彼らは所得税なども支払いません)。
クルティエの存在が取り締まられずにいる結果、このような状況が起きています。

また、クルティエ絡みのトラブルはとても多く、クルティエの存在は大きな問題としてニュースにも時折取り上げられています。
クルティエの存在により収入が減るのはもちろんですが、それ以上に関係者の増加により業務の不透明性が高まる事が大きな問題だと考えています。
不動産業界全体への不信感が強くなる事も懸念しています。

外国企業の誘致を積極的に推し進めていこうと考えているセネガル政府。
クルティエの現状を鑑みて、私は資格制度や罰則規定の創設など、国が主導して早々に対策を講じる必要があるのでは考えています。

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インフォーマルな男達–セネガルのバナバナ編

セネガルのインフォーマルセクターの代表格とも言えるのが「バナバナ」と呼ばれる路上販売者達です。

バナバナの人達は、あらゆるところで物を売ります。道路脇、歩道、歩道橋、etc…。

駐車中の車を商品の陳列棚代わりに使い、閉店後シャッターが降りた店舗前で自分の”店舗”を開きます。

バナバナ

 

売り物は非常にバラエティに富んでいます。

水、ピーナッツやカシューナッツなどの木の実、お菓子、モバイルバッテリー、サングラスなどの小物から、布、洋服、タオル、箒、モップ、カーパーツ、中には大きな姿見用の鏡や額まで。

持ち運べるものなら、ありとあらゆるものを売っていると言っても過言ではありません。

 

セネガルでは「ここに行けばすべてが揃う」といった場所がまだ無く、街でお目当ての商品を探すのも一苦労。そんな時、路上でバナバナが売っている事もあり、彼らの新商品の取り扱いの早さには驚かされます。

 

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セネガルインフォーマルセクター事情3「給与は最低賃金以上!?」

セネガルの最低賃金は、時給209.1F(農業関連企業は182.95F)です。
では、インフォーマルセクターではどうでしょうか?
実は、首都ダカールでは、最低賃金を下回っている事は少ないです。

実際にはどの位の賃金なのかというと…
・ガードマン(日中) およそ5万F(約1万円)~+食費
 仮に8時間働いていると仮定すると、
 時給換算で「312F(約60円)」+食費
・メイドさん(1日2-3時間程度) 3万F(約6千円)~ほど
 時給換算で「500-750F(約100-150円)」

 

と、特殊技能や熟練の必要が無い職種でも、これ位の相場となっています。
また、セネガルではあまりに安く雇いすぎると、トラブルの元になります(物を盗む、仕事に来ない、etc…)

(ちなみに、私のゲストハウス「シェ山田」の掃除をお願いしているメイドさんには、最低賃金の約5倍の賃金を渡しています。)

ゲストハウスのメイドさん

セネガルでは、ご飯はみんなで食べるもの。
昼食時に街を歩いていると、「食べて行けよ」「一緒に食べようぜ」と沢山の人が声をかけてくれます。そのため、この国ではお金が無くても飢え死にする事がありません。
だからでしょうか。セネガルの人達はあまりお金にガツガツしていません。
仕事に必死さがありません。

それに加えて、セネガル人はプライドが高いです。
口では働きたいと言っておきながら、実際は「こんな仕事は私のする事ではない」「悪い条件なら無職の方がマシだ」と思っている事があります(そのため、仕事によっては、ギニア人ばかりが働いている場合があります)。

日本ではまだまだ一般的な「アフリカは貧しい」というイメージからすると、驚いてしまうような現実がセネガルにはあります。

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