イヌワリアフリカが支援先として!

 

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

この度、「第二回日本Africa起業支援イニシアチブ」の支援先として、なんと我がイヌワリアフリカがエントリー致しました。

支援先に決定というお知らせを頂いた時は、本当に嬉しくて息子の前でしたが、恥ずかしさも忘れ、ワンワン女泣きしてしまいました。
この感謝の気持ちは文字、言葉では表せません。本当にどうもありがとうございました。

2010年にギニアに拠点を移しイヌワリアフリカを立ち上げてから現在8年目、一緒に物作りをしてくれているギニアの人たち、布を売っているおばちゃんたち、伝統楽器のミュージシャンやアフリカンダンサーの仲間たち、日本の事業パートナーであるNPO法人一期JAMに助けられ、そして自分の想いを意地でも実現させたいという信念を持ちここまで活動を続けて来ました。

 

 

大統領選挙関連の暴動、エボラ出血熱流行などで政情不安が繰り返されとても大変だったギニアの生活の中で、ギニアの人たちと7年間、どんな事があっても諦めずにやってきた事に対して、今回このような形で前に進むことが出来るチャンスを頂けた事、本当に感謝しております。

アフリカンファッション、ジャンベとダンス、そしてギニアが、ギニアの人たちが大好きだから続けて来た事が、これからもっともっと確実に一人一人の幸せに繋がる様に、ギニアの魅了を多くの方々にご紹介し、それによって幸せな気分や何か大切なものを感じて頂いたり、それと共に私たちがギニアで生活しているからこそ分かるギニアの人たちが実際に抱える問題も発信し、それが解決に繋がって行く事を目指しこれからも活動を続けます。

今回は、この私が描いて来た想いを認めてそして後押しして下さるこのような素晴らしい機会を頂けた事に本当に感謝しております。夢は思い続けてそれに対する情熱を失わず、踏ん張って行動を起こし続けていれば、実現に向けての何か大きな力が動きだすのだという事を感じる事が出来ました。

この素晴らしいプログラム「日本アフリカ起業支援イニシアチブ」に関わる全ての方々に心からお礼を申し上げます。本当に本当にどうもありがとうございます。

そして、最後に、外国人と結婚し外国に住むという事を夢見る人が大多数であるこのギニアで、せっかく日本人の私と結婚し、ギニア人の憧れの国の日本に行き10年暮らし生活の基盤を作ったにもかかわらず、わざわざまた様々な困難が待ち構えているギニアに戻ってギニアで活動をするという、他の人が決してしない挑戦をしながらいつも協力をしてくれている、仕事のパートナーの夫にも感謝を述べたいと思います。

それでは、イヌワリアフリカのこれからの活動の様子、ギニアの事、など引き続きこちらで発信させて頂きますので、どうぞ私たちの活動をも守って下さい!宜しくお願いいたします。

 

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

Inuwali Africa FBページ

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

イヌワリアフリカのモデルさんには、地元の伝統楽器ミュージシャン、ダンサーを起用しています

セネガルビジネス試行錯誤記1「会社なのに…」

今まで私は、基本的に日々の苦労やトラブルなどを発信してきませんでした。

なぜなら、苦労や失敗なんて誰でもしているし、それは黙ってするもの。それを話すのは格好悪いと思っていたからです。

 

ですが、もしかしたら自分の体験は、今後アフリカを目指す人の参考になるのではないかと考えました。このアントレ内での投稿は、まさにそうした人も見ていると思うからです。

そこで、アフリカで仕事をしていると実際にどんな苦労やトラブルがあるのか、いままでどんな失敗をしたのかなど、私がセネガルで経験した出来事を紹介してみようと思います。

今後アフリカで何かビジネスを行う方が同じような失敗を繰り返さないように反面教師として、また何かトラブルに巻き込まれた時のヒントになるように、記していこうと思います。

 

今回は、つい最近あった「税金関係のトラブル」の話です。
セネガルの実態および、税制とともに紹介していきます。

 

以前記しましたが、セネガルではインフォーマルセクターに属する経済活動が非常に活発です。

街中で見かけるお店の多くは、インフォーマルセクターと言ってよいでしょう。

たとえば、セネガルのコンビニであるブティック、床屋さんや美容室、布屋さん、仕立て屋さん、携帯電話、家電、リサイクル品を販売するお店などなど。

そうしたお店は、税金を払いません。法人登記されていないので法人税は無し、消費税も無しという状況です。

 

ですが、国もそうした状態を指をくわえて黙認しているわけではありません。

では、そうした所からは税金をどうやって徴収するのでしょうか?

答えはいたってシンプル。1件1件お店を訪問して、「Patente(営業税)」「CGU」などという名目で税金を徴収しています。

(ちなみに、インフォーマルセクター事業者から徴収したお金は国庫に納められずに税務署の職員のポケットに入っているといった噂もあります。)

 

ちなみに上記のCGUとは「Contribution Globale Unique」の略。

直訳しても意味が分からないと思いますが、CGUとは、6つの税金を一まとめに支払ったとみなす税金の制度です。

これは2004年から始まり、個人事業主(法人登録有)の負担を減らすためにできた制度だと言われています。

なお、有限会社(SUARL、SARL)や株式会社(S.A.)などの企業形態では、CGUの適用を受ける事はできず、法人税および諸税の支払いを行う必要があります。

弊社は有限会社です。

 

さて、先日起きた問題はここからです。

弊社の不動産仲介店舗に周りの店舗の取り締まりをしていた税務署の人が当事務所にも現れ、「CGUを払え」と言ってきました。

弊社の法人形態は、個人事業主ではないにもかかわらず、です。

 

 

その時事務所にいなかった私は、従業員から電話で知らせを受けて呆然。

「弊社は有限会社のためCGUの適用外である。会計士とともに適切な税処理をしている。」

と伝えたのですが、聞く耳を持たず、なんと彼らが持参していた南京錠で、許可無く事務所を施錠し、どこかへ行ってしまったのです。

(本当に適用してくれるなら、その方が税金ははるかに安いし、ありがたいのですが(笑))

事務所が施錠されてしまった時の写真

引っ越しは月末にする方が多く、仲介業は月末がかき入れ時。そんな時に何の正当性も無く施錠をされたのではたまりません。

会計士にも改めて相談したところ、支払う必要が無い旨を確認しました。

しかもその後、

「経営者を警察に突き出す」

と脅しをしてきたのです。

 

 

日本でしたら、ここで法的手段を取るかもしれません。

しかしここセネガルでは、人の繋がりは、法律さえもひっくり返すほど強力なパワーを持っています。

税務署と警察、裁判所が繋がっている事も否定できません。

また、裁判手続きはとにかく時間がかかります。

そしてなにより、私は「セネガルにお邪魔させてもらっている立場」。ここセネガルでは事を荒げて良い事は何もありませんし、なるべくそうすべきではないと思っています。

 

セネガルでは、こうしたトラブルは日常茶飯事。

そこで私が最初に試行するのは「自分の繋がりや人のつてで解決できないか」という事です。

今回もどこかにつてが無いかと考え、最終的に、以前から私が知り合っていた人のおかげでこの問題を解決。鍵をあけてもらえました。きちんとこちらの言い分を理解してもらったのです。

 

正しい事がいつも通るとは限らないのがセネガルです。

正しさを突き通そうとすると、さらに時間がかかる事もあります。

そのため、対応を間違えると大事に発展する恐れがあります。

 

「自分はお邪魔させてもらっている立場だから、この国の人の生活を乱すのではなく、良い方向に影響を与えたい」

それを念頭に置きつつ、日々活動をしています。

 

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セネガル新空港、2017年12月7日オープン予定

現在のセネガル(ダカール)の空港は「レオポール・セダール・サンゴール国際空港」

ダカール市街地までのアクセスも良く、私の運営するゲストハウスからも車で10分程度と近くて便利だったのですが、12月7日より、いよいよダカール市街地から離れた新空港「ブレーズ・ジャーニュ空港」の利用が始まってしまいそうです。

(住んでいる身としてはあまり嬉しくないのが本音です(笑))
(日本で例えると羽田から成田に移るようなイメージです)

 

今後、空港からダカール中心地までは15本のシャトルバスが運行される予定です。また、古いタクシーは空港内に入れなくするとの事。セネガルのタクシーはほとんどがボロボロなのですが…(笑)本当にできるのでしょうか?

また、なんと新空港の広さは、日本最大の空港・羽田空港の「約3倍」。

新空港の詳細についてはコチラにまとめてありますので、ご興味のある方はお気軽にご覧ください。

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(参考)
L’aéroport international Blaise Diagne a coûté 407 milliards de F CFA.(Dakaractu)
http://www.dakaractu.com/L-aeroport-international-Blaise-Diagne-a-coute-407-milliards-de-F-CFA_a140730.html

Diass – L’ouverture officielle de l’aéroport international Blaise Diagne (Aibd) est prévue en décembre 2017(laviesenegalaise.com)
https://www.laviesenegalaise.com/diass-louverture-officielle-de-laeroport-international-blaise-diagne-aibd-prevue-decembre-2017

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)とフランセーファの今後

前回の投稿でフランセーファについて簡単に紹介しました。

今回は、フランセーファの歴史、西アフリカ経済通貨連合(UEMOA)と西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、そしてフランセーファの今後について簡単に記してみます。

 

フランセーファとは(歴史など)

フランセーファ(Franc CFA)は、1945年のブレトン・ウッズ協定を機に創設されました。
通貨の名前ですが、「フラン」はいまは無き「フランス・フラン(Franc francais)」から、「CFA」は「Communaute financiere africaine(アフリカ金融共同体)」というフランス語の頭文字を取ったものです。

西アフリカ経済通貨連合(UEMOA)と西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)

西アフリカ経済通貨連合(UEMOA)は、名前こそ経済通貨連合となっていますが、まだEUのような経済通貨連合にはなれておらず、経済政策は国ごとにまちまち。いわゆる通貨連合にとどまっています。加盟国は前回の記事で記したフランセーファが利用可能な以下の8か国です。

(ギニアビサウ、コートジボワール、セネガル、トーゴ、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マリ共和国)

 

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS Economic Community of West African Statesの頭文字 仏語ではCEDEAO)は、以下の西アフリカ15か国からなる機関です。

(ガーナ、カーボヴェルデ、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、コートジボワール、シエラレオネ、セネガル、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、マリ、リベリア)

経済共同体とありますが、現在はその理想の実現には至っておらず、実際の主たる活動は経済統合の基盤構築に向けての活動、具体的には政治的安定のための紛争解決などを行っています。先日のガンビア新大統領就任の際の動きは記憶に新しいところです。

フランセーファの今後

現在、上述のECOWASでは「ECO」という域内通貨構想を掲げています。
2020年までの実現予定で動いていましたが、先日ニジェールで開催されたECOWASの会議についての以下の記事を見るに、難しいようです。

 
West African bloc’s 2020 single currency goal fails(Vanguard)

 

まずはUEMOA域外からECOを導入し、その後UEMOAと統合という事になっていますが、仮にUEMOA域外での導入が実現できたとしても。UEMOAとの統合は難しいのではないか、と思います。UEMOAは通貨価値下落の心配が無いこのユーロ固定通貨からの脱却を望むとは思えないからです。

という事で、フランセーファは少なくとも今後10年は無くならないでしょう。

 

 

以上、何かの参考になりましたら幸いです。

 

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セネガルの通貨「フランセーファ」

西アフリカでは、ユーロのように複数の国で使える「フランセーファ(Franc CFA)」と呼ばれる通貨が利用されています。私の住んでいるセネガルでもフランセーファが使われています。
そこで今回は、フランセーファの概要を簡単に紹介します。

両替レート

2017年11月現在、
1円=4.94 F です。
物価を考える際などは、ざっくり「1円=5F」と考えるとスムーズです。

利用可能な国

以下の8か国です。
ベナン、ブルキナファソ、コートジボワール、ギニアビサウ、マリ共和国、ニジェール、セネガル、トーゴ

両替可能な場所

セネガルに関しましては、現空港(レオポール・セダール・サンゴール国際空港)には両替所があり、そこで両替が可能です。

一般的に「空港の両替レートは悪い」というイメージがありますが、セネガルの空港はレートは悪くありません。
また、ユーロからの両替レートは変動が無いため、基本的に両替所でもレートが固定されています(会社により若干の際はあるかも知れませんが)。
ドルの場合は日々変動があるため、レートはマチマチです。

 

以上、セネガル渡航の参考になりましたら幸いです。

 

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アフリカのモバイル事情 〜タンザニア・ウガンダ・ザンビア〜

アフリカでは、爆発的なモバイル浸透による情報革命が起こっています。
総務省が2015年7月28日に発表した最新版の【情報通信白書】(【発表リリース:平成27年「情報通信に関する現状報告」(平成27年版情報通信白書)の公表】)を参照すると、アフリカの携帯電話事情が把握できるいくつかのデータがあります。

上記によれば、2014年末時点で携帯電話加入者数は9億人近く。
人口が約12億人なので、単純計算で、実にアフリカ全体の7割以上の人がモバイルを保有している、または利用していることになります。
(1人当たり数台保有しているケースは考慮していませんが)
 
2014年時点でこの数字なので、2017年の現在は確実に増加しているはずです。
 
東アフリカの経済大国であるケニアでは、2015年6月末時点での携帯電話加入者数は約3,611万、普及率は約84%という統計データもあります。
総務省データ参照
 
今回は、そんなモバイル大陸アフリカの実情の一端をご紹介します。
 
 
まず、何と言っても、キャリアは中国系が主流です。
中国系の代表的なモバイルキャリアとしては、「TECHNO Mobile」、「itel mobile」(Techno Mobile傘下)、「Huawei」があります。


 
これらのキャリアの特徴なんと言っても、価格競争力の高さ
アフリカ市場におけるtoC向けでのKSFは、まだまだ何と言っても価格です。
もちろん、耐久性と価格の両面で判断されるコスパは重要です。
が、購買力の無い低所得者層(ほとんどこの層)に限っては、「価格が安いものを買う」という購買傾向があると言えます。
 
あくまで1サンプルの参考価格ですが、中国系の代表的なモバイルキャリア各社のスマホが、タンザニアのダルエスサラームで販売されていた価格としては、
 
TECHNO mobile:スマホが9,000~18,000JPY
itel mobile:スマホが20,000JPYくらい
Huawei:スマホが13,000~31,000JPY(Y5Ⅱ:13,000JPY、Y6Pro:17,000JPY、GR5:26,000JPY、P9 lite:31,000JPY)

※2017年8月時
 
といった価格レンジでした。

 
同様にウガンダでも、モバイルの価格はタンザニアとあまり差異無しでした。
 
※実際に販売されていた参考価格
HUAWEI P9 Liteが31,000JPY位(ダルとほぼ同じ)
Techno Mobile L8 Liteで10,000JPY位
 
 
これに対し、韓国勢のキャリアである「SUMSUNG」「LG」も、高級路線として存在感があります。

 
現地で売られているモバイル端末メーカーは、下記の通り。
Sumsung:スマホが16,000~55,000JPY
LG:スマホが15,000~45,000JPY
 
 
香港のTCLコミュニケーションが展開するブランド「alcatel」も、アフリカで存在感のあるキャリアです。
こちらのalcatel、ダルエスサラームではかなりの低価格帯で売られていました。
スマホが3,500~8,000円、ガラケーに至っては1400円

 
上記に加え、インド系のAirtelもいます。
こちらはザンビアのルサカのザンビア本社。

 
 
残念ながら、日本のキャリアのスマホ(SonyのXperia、シャープのAQUOS、VAIOなど)はほとんど見当たらず。
中古スマホショップでたまに見かけるくらいでした。
欧州系のキャリア(ドイツのT-Mobileなど)も、同様。
 
日本のキャリアの新星、プラスワン・マーケティングの展開する「FREETEL」(佐々木希さんのCMでおなじみ)がアフリカ(南アフリカ、エジプト)や中東に進出されているので、今後のご活躍が期待されます。
※参考:https://asia.nikkei.com/Business/Companies/Big-global-expansion-in-works-for-Freetel-budget-smartphones
 
ちなみにiPhoneは、その高価格帯から仕入れが限定的で流通量が極めて少ないため、一部の専門店(Apple公式ショップなど)でかなりの高価格で売られています。
街中でiPhonを取り出して使用していると、スリの標的にされやすい様なので、ご注意を。
(私も念のため、初めての渡航前にiPhoneからHuaweiに変えました)
 
以上、アフリカのモバイルに関する実情の一端をご紹介しました。
産業構造や問題点、日本の進出機会などについては、また別途書かせて頂こうと思っております。
 

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アフリカのスーパー事情 〜タンザニア・ウガンダ・ザンビア〜

海外に行った際、現地のスーパーを大中いくつか回れば、その国・その場所の生活水準や需要の特徴・トレンドがぼんやりと見えてきます。
今回は、アフリカ数カ国を渡航した際に発見したことや経験したことをご紹介します。
 
アフリカのスーパーは、初めて行く方は必ず驚かれる位、普通に綺麗です。
少なくとも、私の滞在経験のあるタンザニア・ウガンダ・ザンビアにおいては先進国のスーパーと比較して遜色ないレベルで綺麗です。
 
スーパーと一言で言っても、食品小売りの業態にはいくつか種類があります。
一つ目は、非常に大きく家電や衣料品、小型農機具など幅広く取扱う「ハイパーマーケット」
仏Carrefourや米Costcoなどが有名ですが、アフリカでは南アフリカの「Shoplite」ケニアの「Tuskys」などがメジャーです。
次に、食料品に加え衣料品なども少量で扱う中堅スーパー。「Budget Mart」などが知られるところ。
最後に、アフリカに無数にある個人商店「キオスク」
 
なお、上記の3つの販売チャネル以外にも、アフリカにはネットワークビジネス的に行商や手売りで販売をする人達が非常にたくさんおり、渋滞を利用して手売りする「渋滞ビジネス」みたいなスタイルが成り立っています。
レストランの席に座っている時に来た、手売りの一こま。

 
今回ご紹介するのは、主にハイパーマーケットです。
 
こちらの写真の様に、店内は整理整頓され、
タンザニア・ウガンダ・ザンビアの順にご紹介していきます。
 
 
タンザニア
 
ハイパーマーケットの「CITY MALL」の外観。

 
店内はこんな感じで、先進国のスーパー同様に商品が綺麗に陳列され、商品ラインナップも充実しています。


 
穀物類は量り売り。

 
タンザニアの名産、コーヒーや紅茶。


 
簡単なカー用品も売られています。


 
同施設内に入っているメイクアップショップ。

コスメアイテムが販売されており、それらを使用して店内でメイクアップしてもらえるサービスを提供しています。
平日の午前中にも関わらず、店内には女性客2人が。
アフリカの女性の美容への関心の高さが伺えます。
 
 
ウガンダ
 
カンパラのルゴゴ地区にある「Lugogo Mall」。

 
南アフリカの大型小売チェーンである「SHOPLITE」が入っています。

 
店内の食料品。果物が豊富。


 
ティラピアやイワシ、タコなども売られています。

 
生活雑貨や文房具の品揃えも非常に良いです。


 
加工食料品。南アフリカ産かケニア産がメインです(ここについては、課題として後述します)。


 
タンザニアのスーパーと同じく簡単なカー用品なども売られています。


 
日本からは電動工具のリョービの製品が売られています。

 
 
ザンビア
 
南アフリカの大型小売チェーンである「Pick n Pay」。

 
Jeepの新車ディーラーが入居する計画となっている様でした。

新車需要も徐々に出て来ている様です。
こちら、施設内に展示されていた新車FIATのピックアップトラック。


 
アップル純正品のみを取り扱うお店。

 
こちらはソニー純正品のみを取り扱うお店。

 
最近破産申請したことで話題のToysRus、BabiesRus。


実際、お客さんは私達を除いて1人くらいでした。
ベビーカーが3万円くらいで売っていたので、あれを購入出来る層はごく一部でしょう。
現地に居住している人に聴けば、外国人(長期出張者である中国人、欧州・中東系、一部日本人)やごく一部の現地の方(大企業や政府関係者など)のみ購入出来る、とのこと。
 
オーストラリアの巨大小売り「WOOLWORTHS」。

 
アフリカの伝統的な模様が施された衣装を販売するブティック。

 
視力低下が進むアフリカ人に需要が出始めている、メガネ屋さん。

 
施設内の巨大チェス版。アフリカらしい遊び心。

 
 
・・・と、こんな感じで綺麗で品揃えも申し分ないです。
そして、こういったハイパーマーケットは都市部にどんどん建っています
(ケニアやヨーロッパ、中国などの銀行の資本が入っています。)
 
 
ただし、問題点もあります。
まず1つは、自国産の商品は非常に限定的であり、南アフリカ産またはケニア産、または中国・中東・インド・欧州系の商品がほとんどである、という点です。
 
例えば、ザンビアは南アフリカのマーケットとなっています。
また、タンザニアやウガンダにおいても、ケニアや南アフリカのマーケットになっているのが現状です。
 
自国産の商品、特に食品の加工品を自国内で地産地消していくために必要なもの。
それは、先日ご紹介した産業用機械です。
http://entre-africa.jp/yo_murofushi/4356.html
 
日本から中古でまだまだ現役の産業用機械を向こうにナレッジごと輸出し、産業化に役立ててもらう。
この仕組みが構築出来れば、ケニアや南アといった大国以外のアフリカ各国が産業確率して自立していくのに大きく寄与すると思うのです。
加えて、日本の高齢技術者知見の活用・生きがい創出および資源の有効活用にも繋がります。
 
もう一つ問題点として、ショッピングモールを建てたはいいものの、家賃が高すぎてテナントが埋まらない、または埋まってもすぐに出て行ってしまうこと。
実際、ウガンダの「Forest Mall」は空きテナントばかりで、建物自体が廃墟みたくなってしまっています。

 
投資熱が高まっているのは前向きに捉えたいところですが、無理のない投資回収計画を作成し、入居企業がある程度見えたところで投資実施する姿勢も今後は必要。
 
 
・・・少し話しが逸れてしまいました。
アフリカのスーパーで売られる、日本の製品はどうでしょう?
タンザニア・ダルエスサラームで、キッコーマンさんの醤油が販売されていました。

 
1本、18,000Tsh(タンザニアシリング)=約900円。日本だと、300円以下で購入出来ます。
販売数の問題からこの価格となるのでしょうが、日本食を提供する業務用であればもっとロットがはけるので単価が抑えられるはず。
 
照り焼きが人気なこともあり、それに使う用のめんつゆとかは売れる気がしますが、実際はどうなのでしょう。
このあたり、テストマーケティングで是非取り扱いたいところ。
 
以上、簡単ですが、アフリカのスーパー事情の一端をご紹介しました。
And Africaでは、テストマーケティング事業を通じて、必要なものが適正な価格で提供される市場の形成に、貢献していきます。

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セネガルの物価

セネガル共和国の物価をざっくり紹介します。

 

【飲み物】

・水500ml 250FCFA(約50円)

・コーラ330ml(ビン入り) 200FCFA (約40円)

・ビール 400FCFA~(約80円~)

 

【外食】

・露店や食堂 500CFA~(約100円~)

・室内のレストラン 1,000FCFA~(約200円~)

・富裕層向けレストラン、外国料理 1品5,000FCFA~(約1,000円~)

 

【レジャー】

・ダンスクラブ 入場料5,000FCFA(約1,000円)

・音楽ライブ 5,000FCFA~(約1,000円)

 

 

【交通機関】

・バス 50~250CFA (約10~50円)

・タクシー 初乗り500FCFA~(約100円~)

 

【電化製品】

・エアコン 150,000FCFA~(約3万円~)

・扇風機 8,000FCFA~(約1,600円~)

・携帯電話(ガラケー) 5,000CFA~(約1,000円~)

・携帯電話(スマホ) 15,000FCFA~(約4,000円~)

 

【生活用品】

・ティッシュ 1箱500FCFA~(約100円~)

・トイレットペーパー 12ロールで3000CFA~(約600円)

・シャンプー 1,000FCFA~(約200円~)

・石けん 200FCFA~(約40円~)

 

いかがでしょうか?

全体的に飲食物は日本より安めですが、お酒の飲めるレストランとなると日本よりも高いのでは、と感じる事もあります。

また、基本的にセネガルでは製造できないもの(輸入品)の値段は日本よりも高いです。

少しでも参考になりましたら幸いです。

なお、コチラで上記よりも広範な商品の物価情報を掲載していますので、ご興味がある方はご覧ください。

 

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インフォーマルな男達4–セネガルの運送業編

インフォーマルセクターで働くアフリカの男達を紹介するこの連載。

今回は「セネガルの運送業編」。どんな男達が働いているのでしょうか。

 

(バックナンバーはコチラ)

・インフォーマルな男達3–セネガルの工業編
・インフォーマルな男達2–セネガルの不動産編
・インフォーマルな男達–セネガルのバナバナ編

 

1.馬車

ナンバープレートも付いている立派な「車両」です

日本人からしたら驚きの事実だと思いますが、なんとセネガルでは、2017年現在も、馬車が現役バリバリで活躍しています。

馬車を率いる男達は、どんな仕事をしているのでしょうか?

 

まず、一番多いのは「荷物の運搬」です。

工事現場、買い物したものの運搬、ゴミの収集、そして引っ越しと、乗用車では積めない量の荷物や、土砂など運搬が難しいものを運ぶ場合、また車では走行が難しい砂利道やぬかるんだ場所を通る場合などは、馬車が大活躍します。

次に、移動手段としての人の運搬です。地方では、馬車やロバ車がまだまだ交通手段としても現役で活躍しています。

 

2.プスプス

職業柄歩くのがとても早いプスプスの男達

プスプスとはフランス語で「pousse-pousse」。押すという意味のpousserから派生した単語で、フランス語で「人力車」を意味します。

人力車と言っても、日本の浅草にあるようなものではありません。

「手押し車」「荷車」「タイヤが大きめの台車」といった方が分かりやすいかと思います。

 

こちらは物の運搬に使われています。特に人力である事から、市街地や市場などの人込みや狭い場所を通りつつまた近くの別の場所にものを運ぶ必要がある際に活躍します。

 

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【ギニアの調理&食事情】お料理は1日1回・昼と晩同じものを食べる!その理由

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

前回は、ギニアの人々の生活に欠かせない食べ物「アケケ」についてご紹介しましたが、今回はギニアの人たちのお料理と食事情をご紹介しながら日々思うことを書こうと思います。

 

ギニアの人たちの生活、日本や先進国の生活とはだいぶ違うなと驚く事は多々ありますが、その中でもすごいなと思うのが「ほとんどの家庭では家族の食事は1日に1度まとめて料理し、昼食も夕食も全く同じものを食べる事」です。

日本の家庭でお昼ご飯も晩御飯も同じものを食べるというのは、カレーやおでんを作り過ぎた日くらいではないでしょうか。でも、ギニアでは毎日昼と夜同じものを当たり前の様に食べます。
何故でしょうか。

朝はバケツやバスケットを持って買い物に行く女性を多く見かけます

一般庶民の家庭には冷蔵庫がないケースが多く、冷蔵庫があったとしても停電があり食材が腐る可能性があるし、明日の食材まで買うお金が無い家庭の方が多いので冷蔵庫も発電機もある裕福な家庭以外は食品のまとめ買いはせず、食事を作る女性たちは毎朝マルシェに行き、その日使う分だけの食材を買います。

米、少量の野菜と魚、カニ、オイル、唐辛子、トマトペースト、マギーブイヨン、オイルなど1回の料理分の食材だけを買います

炭や薪を使い調理をするそういう家庭では、女性は朝マルシェまでその日の食材を買い物に行き、炭の火を起こし、野菜、肉を切ったり、油で野菜や魚を揚げたり、燻製魚の骨を取って身をほぐしたり、ウルニという長い棒と臼でその食材をトントン潰したり、米を洗って炊いたり、水を汲みに行ったりと休む暇もなく動き、調理し終わる頃には4時間位あっという間に過ぎてしまいます。

一般的にこのような炭が使われています

 

お料理の他にも、洗濯板を使って洗濯をしたりと女性たちには仕事がいっぱい、電気やガスを使わない家事はとにかく時間と労力がかかります。夕食にまた別のものを調理するとしたら、昼ごはんを作り終わったらすぐにまたお料理を始めなければなりません。
そんな訳で、ギニアの一般家庭では「お料理は1日一回、昼、晩同じものを食べる」が当たり前なのです。また同じもの食べるの?なんて文句は無し!これが当たり前です。

作り終わったお料理は、ご飯とソースは別々に大きな容器にこの様に入れ、保管します。

ご飯とソースは別々に大きな容器に入れ夜まで保管します。ギニアではご飯を大きな入れ物に入れる時は、山のように丸く盛り付けます。

保温可能なこんな容器もあります。

さて、ギニアの人たちの食事ですが、ギニア人の主食は日本と同じでお米なんです。
ギニア料理は基本白米の上に、スープ状になったものをかけて食べます。お金さえあれば、お米は毎日絶対に食べるもので、もしかしたら日本人よりも昼と晩の両方にお米を食べているかもしれません。

 

炭火や薪でご飯を炊きます

ギニアでもお米の生産をしていて、バラバレ、ホーレなどと呼ばれるギニア米があります。でも、マルシェや商店には、ギニア米よりもインド、パキスタン、タイ、インドネシアからの輸入米の方が多く並んでいます。ちなみにギニア産の米の価格は国で決まっているそうです、輸入米の方が少し高価です。

マルシェのお米売りの女性、ギニア米、アジアからの輸入米などいろいろな種類が並んでいます。

一般庶民のギニア料理

ギニア料理のレパートリーは大きく分けて5つくらい。

1、【カンシーイエ】トマトベースのソースにピーナツペーストを加えたソース

ピーナツペーストが入ったちょっと甘くてしょっぱい味。写真のものは、魚団子は入っています。

2、【ブラガエ】さつまいもや、マニヨックの葉を刻み煮込んだソース

ブラガエ・芋の葉のソースを白米に乗せて。高菜のような味

3、【スープ】トマトベースのビーフシチューを薄めた感じのソース

4、【マーガイン】玉ねぎと魚のソース

5、【マラホロニ】オクラ、スグリがベースになったソース 

マラホロニはケンダーという独特な調味料とパームオイルをかけて食べるのが特徴的。こちらは家庭では毎日は作らない。

米以外にも、フォニョというツブツブ状のクスクスのようなギニア産の穀物があり、それにソースをかけて食べたりもします。とても美味しいです。

ギニアの人たちの毎日家庭で作るお料理のレパートリーは、このくらいしか無いんです。
この1、2、3、4番のソースを毎日順番で作ったり、同じソースでも具を変えたり、毎日同じソースを作ることだってあります。
ご飯以外にもパンや前記事のア ケケ、揚げ魚、揚げバナナなどのおやつ的なものや、スパゲッテイ、焼き鳥、焼肉、サラダなども気軽に買えるので、お金に少し余裕のある人は他のものも買って食べています。

3、ブラガエソースの材料、マニヨックの葉

マニヨックの葉にカニを入れて調理

コナクリは海に囲まれていて港が多く、マルシェでは新鮮な魚介類や燻製魚も手に入ります。
上のご飯の上に乗せるソースに入っているのは、だいたいが野菜と魚で、牛肉、チキン、ヤギ、羊など肉は高価なので、祭りやお祝い事以外は家庭では滅多に調理しません。

コンコエ・ナマズの燻製、ソースに入れると柔らかく美味しくなります。ギニアの人たちに愛されている食材ですが高価なので特別な日だけ。

具が少ない!

そのソースですが、一般庶民の家庭で作るご飯の上にかけるソースは、ビックリするほど具が少ないんです。ほんの少しの野菜と魚が入ってるなという感じであとはただの水というかスープなんです。

材料を買うお金がないから、どうしても質素な食事になってしまいます。ギニアには栄養失調の人もとても多いそうです。誰だって栄養があるものを作りたい、食べたいのに、収入に対し驚くほど物価が高いギニアでは食費にお金はかけれません。私の友人たちもとにかくいつもお腹が空いたと言っています。

友人知人の家に遊びに行くと、ご飯をご馳走になることも多いのですが、とにかく具が入っていないので一体彼らはどうやって栄養を取っているのだろう?と不思議に思ってしまいます。

同じメニューを昼も晩も食べて、毎日ほとんど変わらないメニューを食べる、だからこそ、お祝い事や、祭りがあるときは、思いっきり豪華な食事を作ってみんなに振舞ったり、振舞われたり、みんなで分け合い楽しむという事がもっともっと特別なものになるのかもしれません。

大皿でみんなで食べるのが伝統 もちろん素手で食べる

みんなが栄養のあるものでお腹いっぱいになれる様に

大家族の一人一人それぞれが少しの稼ぎを出し合いやっとの事で生活をしているギニアの一般庶民の暮らしは、本当に大変なものです。
ギニアにはとにかく企業や産業がないので、大人数が働く場がありません。
日本の企業がギニアに何かの加工工場を作ったりしてくれないだろうか、農業も方法によっては絶対にうまく行く土地がたくさんあるし、水源の確保や土壌を整えたり、農業用の機械を提供したりすれば農家ももっと収入を得られるようになる、なんて事をたまにボーッと考えます。

とにかくいつも行き着くところは、ギニアの人たちの暮らしが良くなるには、とにかく働く場と安定した収入が不可欠なのだという事なのです。
もちろんギニアで暮らす私自身にとっても安定した収入は不可欠です。
イヌワリアフリカは可能性が無限大なここギニアの人たちと一緒に力と知恵を合わせ、皆で一歩一歩前進して行ける方法を模索しながら頑張っていきたいと強く思います。

 

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

ギニアの女性たちは本当に働き者です

 

 

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