最近何か大きな変化を感じます。

日差しが強烈な今の時期、宗教的な意味でなく日除けの為に頭に布を巻いている女性も多いです。

 

こんにちは。西アフリカ・ギニア、コナクリからイヌワリアフリカ代表バー由美子です。

いつもイヌワリアフリカの商品を作ってもらっている、聾唖者のテーラーさん達の仕立て屋工房にまた新たな商品作りをお願いしていて、ほぼ毎日布屋さんとその工房を行ったり来たりしています。

 

大好評のイヌワリアフリカのシアバターのパッケージにしているアフリカ布の小袋もこちらで作ってもらっています。

 

布屋さんと工房の往復の毎日でしたが、最近特に日中の日差しが強烈に強く、乗り合いタクシーを探すのに道路に立っているだけでもう頭がクラクラしてしまい、炎天下の中布屋さんで布を選んだり、工房でいっぱい喋ったり怒ったり?笑ったりしていると自宅に戻ったらもう動けないくらい体力消耗しています!

 

マンゴーの木に実がいっぱい&強烈な日差しになってきたら、雨季が目の前

 

この日差しの強さは雨季に入る手前のお決まりのもので、あらゆる種類のマンゴーがマルシェに沢山並び、強烈な日差しのこの時期がやってきたら次は一気に雨季に突入するのだとギニアの人たちは皆知っています。

 

路上のフルーツ屋さん

マンゴーを煮込んだ今の時期限定のおやつ的食べ物”マンゲーソース” パームオイルで煮込むのがポイントです。

 

これから雨季に入ったら毎日雨!雨!が半年続きます。
ギニアの気候は乾季と雨季がくっきりと半分半分に分かれていて、今から年末までは雨ばかりの雨季、年始から5月までくらいは雨が全く降らない乾季となります。

 

雨季だと助かるギニアの電気事情

 

雨季になると本当に毎日雨ばかりなので、出かける時には大変なことも多いのですが、最近は雨季を心待ちにしています。
というのも、ギニアは水力発電なので雨が降らない乾季には停電が多くなってしまうそうで、最近ではダムに水がないそうで停電ばかりなのです。

日中は布屋さんや仕立て屋工房、その他の仕事の都合で外出し、夜間にパソコンで仕事をしようにも、停電で真っ暗で自家発電機は夜中はうるさくて近所迷惑になるので稼働できない、メールのやりとりをしているだけでパソコンのバッテリーが切れてしまうという状態が続き、こちらの記事を書くこともなかなか出来ませんでした。

首都のコナクリでこれですからギニアはやっぱりまだまだですね。
ギニアのインフラ整備も電気、水問題だけはなんとか頑張って欲しいものです。

 

コナクリではほとんどの街では水道水は週に2、3回、6時間くらい来てまた断水になります。水が来そうな時間には水道前にこうしてバケツが用意されます。水道の無いお家で暮らす人たちがご近所さんの水道でこうしてお水をもらうことも多いです。

 

開発と今までの生活のはざまで思うこと

 

ただ、インフラ、開発ということで最近どうしたものかと思っていることがあります。

先日道路脇でタクシーを探していたところ全然タクシーが来ないのでなんでかなと思っていたら、近所の港で暴動が起きたので通行止めで車が通っていないのだということでした。

 

近所の港の橋の上では魚、中古の服、木材などを売っている人たちがいます

 

港の前の材木や魚を売っている人たちがその場から追い出しをくらったということで暴動になったそうです。
以前にも、マルシェでアフリカンプリント布を売るおばちゃんたちの掘っ立て小屋的なお店が開発のために、無情にもいきなり屋根が壊されたことがあったので、今回も開発の為にいきなり力づくで追い出しになったのかと心配になりました。

皆店舗を持てず路上で逞しくいろいろなものを販売しています。
それでなんとか生計を立ててきたけれどいきなり立ち退きでは本当に大変かと思います。
最初からそこで商売をする権利なんてないのですからしょうがないと言えばしょうがないですが、日々なんとか生きている人たちには本当に大変だろうな。。と感じてしまいます。

これはどこの国でも同じ事なのでしょうが、なんとか地域の人たちの生活を守りながら開発をしてもらいたいものです。

 

ギニアとイヌワリアフリカの大きな変化を

 

さて、イヌワリアフリカは、フェアトレード商品の製作販売、そして自社が企画するギニア旅に特に力を入れてきましたが、個人、企業様からのギニア滞在の同行ガイド、通訳、その他さまざまな内容のお問い合わせや依頼が最近とても増えてきており、ギニアの変化、そしてイヌワリアフリカとしての大きな変化を感じています。

前記事にも同じことを書きましたが、あの後も続々と依頼やお問い合わせをいただいており、大変有難い限りです。

ギニア観光、外国からのギニア投資や事業が盛り上がれば、私たちは私たちの仲間に仕事を回す事ができます。それは皆の収入に繋がります。

 

ガイドをさせて頂いたお客様方を地元の大衆レストランにお連れした時に、店主のマダムに誘われ”フフ”作りにわたくしも挑戦させてもらいました。

 

真ん中の丸いものが”フフ”です。とうもろこし、キャッサパの粉が原料です。

 

ギニアで活動を始め9年目になりますがやっとこの時が来たなという想いです。
ギニアに拠点を置き、ギニアの人たちと共に生活しているからこそ出来る私たちにしか出来ないサービスをさせて頂けるよう誠心誠意頑張りたいと思います。

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Présidente

 

日本の業者様から注文をいただいた大量のジャンベ用の山羊皮も、太鼓の最適な音が出る為の処理を施す作業を雨季に入る前に一気にしなければならないので毎日外でお日様と暑さと格闘中です。

 

 

 

 

ギニアからクラウドファンデイングに挑戦しております!

ジャンベ界の伝説とも言われるギニアを代表するジャンベ奏者のファムドゥ コナテさんによるジャンベレッスンの時間

 

ギニア、コナクリからこんにちは。イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

ただいま開催真っ最中のギニアツアー、何しろここはギニア!なので問題無しとは言えませんが、お陰様でなんとか快調に過ぎております。

 

いきなりクラウドファンデイングに挑戦中です!

 

さて、そんな中、わたくしはいきなりCAMPFIREさんでクラウドファンデイングに挑戦しております。

 

CAMPFIRE クラウドファンデイングページ

CAMPFIRE クラウドファンデイング挑戦ページ

 

https://camp-fire.jp/projects/view/61814

 

私どもはギニアツアー期間中の今度の土曜日の17日に伝統音楽フェスティバルを企画しておりまして、主にそのフェスティバル出演者へより良い報酬を渡すために挑戦したクラウドファンデイングです。

フェスティバルを企画した当初は、シンプルに国際交流とギニアの魅力を音楽とダンスを通し多くの人に見てもらって皆んなで繋がりたいという思いで企画し、出演者への報酬はギニアで普通に渡される友情出演的な料金を考えておりましたが、いろいろと思うことがあり彼らにより多くの報酬を渡す事が出来るよう挑戦を決めました。

しかしいきなり決めたもので、準備もなにもせずに2日ほどでまとめて速攻のチャレンジとなり、
ギニアツアーの開催とも重なり、告知もままならずなかなかご支援を集める事が難しく難航を極め、
とうとう本日チャレンジ期間が残りあと2日を切りました!!

難航を極めてますが、それでも10名の方がご支援下さっていまして、本当に有難い事です。

 

 

開催するのは、こちらのフェスティバルです!

ジャンベとダンスでギニアの魅力を伝え、繋がるキッカケ作りと、ギニア人アーティストに、より多くの報酬を渡す事を目的としたギニアの大切な伝統音楽文化継承の保護にもつながるフェスティバルです。

〓〓スペクタクル ” La Voix de Guinee “〓〓 〓〓
日程:2018年2月17日(土曜)
場所 : シンバヤ コナクリ / ジャンベフォラ ファムドゥ コナテ邸
時間:16:00

入場料無料 どなたでも大歓迎

【出演グループ】
スペシャルゲスト
Ballet National Djoliba
ギニア国立舞踊団 バレエナショナルジョリバ
▪️Groupe Percussion de Balafone 《 DJELIDENY 》
バラフォンパーカッショングループ 《ジェリデニ》
▪️BANZAI Percussion バンザイパーカッション
▪️La Voix de Guinée ラ ヴォア デ ギネー / スペシャルゲスト・フォデ コナテ

 

あと2日!どんなミラクルが起きるか?諦めずに告知を頑張らねばです!

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

ツアーで島に遊びに行った食事時・ 揚げただけのシンプルな美味しさの獲りたて魚がとても美味しかったです

ギニアツアー用の食材の買い出しに!

マルシェにある食材専門ブティック。お店の入り口には大きなタライに入った数種類のお米が並んでいます。後ろの袋は米袋です。

 

ギニア、コナクリからこんにちは。イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

 

明日から始まるイヌワリアフリカ主催のギニアツアーのお客様やスタッフの食事を調理するのに必要な食材を揃える為に、昨日は朝からお料理を作ってくれるスタッフのシーレと共に、大きなマルシェに出かけました。

 

 

袋に入っているのはマカロニとクスクス

 

こちらのお店で購入したもの

 

こちらは料理用オイル ギニア料理はオイルをふんだんに使うのでこんな沢山のオイルもきっとすぐなくなってしまいます。

 

ギニア料理に欠かせない固形ブイヨンもまとめ買い。多分1週間分くらい。

 

お米の50kg袋、ジャガイモや玉ねぎが入った大きな袋、箱入りスパゲッティ、箱入りトマトペースト缶、マスタード、マヨネーズ、インスタントコーヒー、お砂糖、ミルク、チーズなどの食材から、ギニアの健康茶ケンケリバを煮出す為の鍋、タライ、大人数がみんなで一緒に食べる用の大きなお皿、バケツ等々ブティックを何軒もハシゴしていっぱい買い込みました。

 

ついに明日から始まるギニアツアー、今夜もお客様がコナクリ空港に到着予定です。
お客様に ”来て良かった” と思っていただけるツアーにする事ができますように努めたいと思います。

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

 

 

 

 

いよいよ開催!ギニアツアーの準備に追われながら。。

イヌワリアフリカ主催ギニアツアーの開催場所のお宅にて

 

ギニア、コナクリからこんにちは。イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

来週から、わたくしが代表を務めるイヌワリアフリカ主催のギニアツアー2018が始まる為、お客さまをお迎えする準備に追われております。

昨年末からは1日に6時間くらいしか電気が来ないという長時間の停電続きだった為、ツアー期間中は自家用発電機を使って発電をしようと思っていましたが、夜中眠る時にあの爆音!はたまらないので、嫌だなと思っていたところ、なんといきなりまた嘘の様に停電がなくなって、電気が調子良く来るようになったのでその心配もなくなりホッとしています。

でも、ツアーの準備を始めていた昨年末、停電よりももっと心配な事がありました。

 

物件探しに奔走し・・

 

さて、以前の記事 「【ギニアでの事業紹介③】ギニアツアーの企画・開催」
http://entre-africa.jp/yumiko_bah/4452.html

 

でもご紹介しましたが、イヌワリアフリカのギニアツアーは、外国からお客様を募り、ホームステイ感覚の滞在で、ジャンベとアフリカンダンスのレッスンを受けながら、地元の舞踊団を訪問し、ギニア人ミュージシャンやダンサーと共にダンスの練習をしたり、観光も合わせギニアを体験して頂くという内容となっています。

 

貸切の一軒家を借り切ってその家に皆で合宿の様に宿泊をしながら皆で行動を共にします。

 

でも、昨年末に近づいた頃に、予定していた前回のツアーでも使用させて頂いたお家での開催は事情があって急遽変更することになり、1ヶ月だけ賃貸出来る普通の家の物件を探しましたが、全然見つからずにヤキモキする日が続きました。

 

何故かって!まずは、コナクリって、1ヶ月だけ貸してもらえる一軒家というのは、高い賃料を払える超お金持ち用のめちゃくちゃ高い物件しかありません。
(コナクリ賃貸事情に関してはネタ満載なので、またいつか別で書かせていただきたいと思います。)

 

そして、1ヶ月間借りる場合は、不動産屋さんに1ヶ月分、大家さんに何か破損した時のための保障金1ヶ月分、賃貸料1ヶ月、プラス借りる期間になるまでその物件を押さえておくその日までの賃料まで支払わないといけません。
私たちが物件を探していた時だと、結局全部で4ヶ月分を支払わないといけなかったのでそれは絶対に無理でした。

 

安い物件があったとしても、お化け屋敷の様な怖い家で、水も出ないし電気も自分たちで工事しないとダメ、壁のペンキも禿げてる状態の家ばかり。。お客様を迎えるには大工事が必要になります。

 

アフリカなのに、太鼓禁止??

 

そして物件が見つからない絶対的にダメだ!という重大な理由が1つありました。

それは、コナクリは、意外にも「ここはアフリカなのに、太鼓を叩いたらダメという太鼓禁止の家が多い」という事です。

ジャンベ=太鼓を体験するツアーなのに、太鼓が禁止とは!

そして、

実は私たちが住んでいる家も太鼓禁止なんです 笑
だから私たちはギニアに住んでいるし、自宅にお客様にも宿泊して頂けるスペースもあるけれど、
ツアーを開催するには、わざわざ別の家を借りないといけないんです。

 

ジャンベのレッスン風景

 

灯台下暗し

 

1ヶ月以上物件を探したものの、結局見つからず焦っていたところ、夫が私と結婚して日本に行く前に、子供の頃から暮らしていた家の目の前のお宅があるじゃないか!という事に気がつきました。

 

我が屋の長男、ファムドゥさん、ジャンベレッスン講師を務めてくれるファムドゥさんの長男のフォデさん

 

その目の前の家のお宅の家主というのは、ジャンベ界の第一人者として世界中で活躍されているギニア人のジャンベ奏者ファムドゥ コナテさんという方で、このお家はファムドゥさんもご自分の海外の生徒さんを集めてご自身でギニアツアーを開催している場所で、私たちのように他のギニアツアー主催者にも貸し出しをしてもらえる他の人でも宿泊施設として使用可能な、宿泊設備の整った場所だったんです。

 

しかも、外国人のお客様用のお部屋のある3階建の建物があるのですが、真向かいの家に住んでいた夫は、その建設をする時にその作業を手伝ったんだそうです。

夫は子供の頃から音楽一家のファムドゥさん一家とお隣さんとして、そして夫自身もダンサーだったのでアーティストとしても深く関係し彼らと家族同然に育ったんだそうです。

 

灯台下暗し!

 

そして、ツアーでのジャンベのレッスンは、このお家に住んでいるファムドゥさんの長男であるジャンベ奏者のフォデさんにお願いしていたので、また一石二鳥となりました。

この方も夫とは子供の頃から付き合ってきた幼馴染のような関係なので、あんなに苦労して物件探しをしていたけど、近くにこんな良い場所があったってもっと早く気がつけばよかったのにね、と思いました。

 

早速ファムドゥさんとご家族に私たちのツアー用に家を借りたい旨を伝えると、「家族同然のテオドール(夫)からその家を借りたいと言ってもらえた事はとても嬉しい」というお言葉を頂き、私たちもとっても嬉しかったのです。

 

開催場所のお家はこんなところです!

 

ワイワイとご飯を作る場所。ギニアの健康茶ケンケリバが出来上がったところ。

こちらが煮出したケンケリバ茶

ツアー中の食事を作ってくれるシーレさん

ギニア料理を代表するメーニュー「ブラガエ」(芋の葉っぱのソース)を調理中。このソースをご飯にかけて食べます。

中庭にて、左から夫、シーレさん、このお宅のママ・ファムドゥさんの奥様、我が家の長女

お客様に宿泊していただく階の居間 日当たりも風通しも良いです。

お客様のお部屋

 

お部屋にはカーテン、テーブル、ベッドとシーツ、蚊帳までこちらで全部用意されていました。
私たちが用意しなくて済むとは!!有難いことです。

もっとお客様に快適に過ごしていただけるよう、私たちも出来る限りの事をしたいので、先週は建物の中のトイレを使用できるように完全に修理をし、明日は蚊が侵入しないように、職人さんに来てもらい網戸を取り付ける予定となっています。

 

今週金曜日にはお客様が到着され、来週月曜からいよいよツアー開始です!
私が初めてギニアに来た時に感じたような、ギニア人のあったかさや、生きていくのに大切なものってなんだろうってギニアの人たちの生活を見て考えた事とか、先進国にいたら考えないような事とか、何か心の中がキュンとあったかくなるような体験を、来て下さる皆様にもしてもらえたらいいなと思っています。

 

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

 

家を出るとマンゴーが並ぶ赤土の凸凹道

2018年も宜しくお願いいたします!

年明け0時に予告もなく我が家の隣の施設から打ち上げられた花火。地響きしながらすごい爆音が続くので爆発が起きたのかと思いベランダの外をみたら花火でした。ギニアで初めて日本の花火大会の様な花火を見ました。

 

新年明けましておめでとうございます!ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

昨年は、日本AFRICA起業家イニシアチブに挑戦させて頂き、更に支援先に選んで頂けた事によって、もっともっと現実的に目標を定め、それを実現化させる為に今までしてこなかった行動を起こしてみたり、逆に今までしてきた事を手放してみたりと、自分のビジネスに対する信念や、ギニアへの想いが一層強まる事となりました。本当に感謝しております。どうもありがとうございました。

2018年、今年も何卒宜しくお願い致します。

 

さて、年末前からイヌワリアフリカのアーティスト支援活動で支援をしたグループが出演するコンサートなどイベントが多く忙しかったので曜日の感覚が無くなっていて、気がついたら29日の金曜日になっていました。その29日も夜に音楽イベントに行く予定があり、お財布の中身が少ないので銀行に行ってお金を下ろそうと思って出かけたところ、入り口付近に人だかりが!

もしかして今日はもう閉まっちゃったの?と思ったものの、今日出かける分のお金くらいは持ってる、明日また来ればいいや、明日は土曜だからお昼までくれば開いてるだろう、、なんてのんびりその様子を伺っていたら、ドアの前に立っているガードマンのお兄さんが、「今日は午前中でおしまいです!来週火曜からまた営業しますからね、また来年ですね!」と、ドアを開けて中に入ろうとして群がるお客さん達に叫んでいました。

普段、銀行は土曜日はお昼まで営業しているので、明日もあるから平気〜なんて思っていた自分が呑気過ぎました。お陰でお金が無くて、元旦にはロム島というコナクリから小舟で行く島のビーチでキャンプという計画もおじゃんとなりました。

どこにも行かず、引きこもって過ごした年末年始、やっと今日営業開始日の2日となったので朝一で銀行に向かいました。銀行内は大勢のお客さんでごった返していました。座る席は満席、立って待っている人も大勢いました。

 

コナクリにはいろいろな銀行がありますが、その中でも、BICIGUI , SGBG , Eco Bank が街中で割と多く見かけられます。私が利用しているのは Eco Bank エコバンクなのですが、エコバンクはイメージとしては、ちょっと今どきの店内内装や広告で若者受けしそうな感じの銀行です。
そしてなによりも他の銀行よりも従業員の感じが良く(一般的にお客様より従業員が神様的な態度です)、サービスが良く便利でもあります。

 

待つ椅子の席に座りながら見える光景、ここではお客さんはまず番号札を取り、呼ばれたらカウンターに行くというスタイルです。

こちらの銀行では、WESTERN UNION の送金サービスが利用出来ます

 

携帯電話のアプリで一瞬のうちに海外送金も出来ます

移住してすぐの頃の銀行は、番号札がない場合はお客さんが誰も一列に並ばず、我先に前にカウンターに行こうとして酷い事になっていましたが、ここ数年はかなり改善されたなという感じです。
ギニアもいろんな面で随分生活しやすくなりました。

日本の銀行の年末年始の営業日を見てみたら、日本では年始の営業開始は4日となっていましたから、年始の営業はギニアの方が1日早いということになります。

日本と同じ営業開始日だったらもう1日お金が無くて心細い1日を過ごさねばなりませんでした!
本当に助かりました。ギニアの方が日本より便利な時もある!と、少しだけ嬉しくなりました。

 

明日からはクリスマス前から冬休みだった娘の学校も始まります、ギニアのクリスマスから年始にかけてのお祭りモードもこれで終わりかもしれません。

それでは、改めて今年も何卒宜しくお願いいたします。

 

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

銀行が既に閉まっていたあの29日!にたまたま寄った NOOM HOTEL のカフェ・自撮りをするお客さんでいっぱいでした。ギニアが今、本当に変わってきています。

やっぱり停電の原因は!とギニアの観光を盛り上げるキーとなるもの

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

前回の電気事情に関する記事に書いた、私が最近の長時間停電の犯人と怪しんでいる街中のイルミネーション、その政府企画の「光の祭典」の看板の写真を、昨日外出した際にたまたま撮影する事が出来ました。

 

パッと見では花火大会?かと思ってしまうような看板ですが、よく見るとイルミネーションの飾りが施されたコナクリの主要交差点の写真が入っています。こんな感じでコナクリのある地域では夜な夜なこのイルミネーションが輝いています。

 

さて、昨夜はコナクリの海に囲まれた先端の街カルム地区でイヌワリアフリカのアーティスト支援活動で支援をしているグループが出演する伝統音楽の舞踊団によるコンサートを観に行ってきました。

 

飛び入りで踊るアメリカ在住のギニア人ダンサー、世界中で活躍されている方です ギニアで頑張る若きアーティストたちの憧れ的存在です

この写真のグループ「Dani Percussion」の衣装は、ギニアの伝統音楽を守る若者たちを応援したいという目的で去年挑戦したクラウドファンデイングで支援した衣装なのです。彼らは一昨日開催された舞踊団のコンクールではパーカッション部門で1位を獲得しました。もちろんその時のパフォーマンスでもこの衣装を着ていました。

こちらのグループ「Les Merveilles de Guinee 」は、長いエボラ騒動でギニアが困難を極めていた2015年にグループからコンサート用の衣装を揃えたいので支援して欲しいという依頼があり、イヌワリアフリカが日本の皆さんに呼びかけてお金を集めイヌワリアフリカのアーティスト支援活動金と共に支援金を渡して制作された衣装を今回のパフォーマンスで着ていました。

イヌワリアフリカ・アーティスト支援活動

昨日のコンサート、一昨日のコンクールには現在海外からジャンベやアフリカンダンスを学びに訪れている外国人が大勢観に来ていました。ギニアには普段観光客は来ませんが、コンサートや音楽イベントが多い年末年始だけにはこうしたギニアの音楽とダンスを学びに世界中から外国人がやってくるのです。エボラが流行した後はこうした外国人も激変しましたが、やっと元のギニアに戻ってきたかもしれないと実感致しました。

ギニアの観光は、この世界の人たちを魅了しているギニアの伝統芸能、伝統音楽文化をいかに応援し、保護していくか、にかかっていると思います。なんとかこの大切な文化を次の世代に残してもらいたいと思います。

先月末には初の政府主催の、ギニアの伝統芸能で平和を構築しようという趣旨の伝統音楽芸能グループの全国コンクールが開催されギニア中から選ばれたグループが競い合い1、2、3位まで選ばれ信じられないの高額額の賞金を渡されたそうです。今までは政府からのアーティストたちへの支援は全くなかったと聞いています。ですから、ギニア政府が今それだけの賞金を用意し開催したコンクールを開催するとは、本当にすごい意味があると思います。やっとこの価値に気づいてくれたのでしょうか。

イヌワリアフリカはこれからもこの音楽とダンスを通して世界にギニアの魅力を伝えたい、その為にも彼らアーティストたちを支援するだけでなく、彼らとパートナーとして組んでできる仕事を一緒に何か面白い事が出来たらと考えています。

来年2月に開催するイヌワリアフリカ・ギニアツアー2018も、彼らアーティストの収入に繋がる、ギニアの音楽ダンスの魅力やギニア文化を海外の方々に知っていただく良い機会になるといいなと思います。

 

昨夜はコンサートが終わり0時頃イルミネーション輝く街中を通り我が家に向かいましたが、我が家のある地区に入ったとたん停電となっていました!その後電気が来たのは本日の昼過ぎくらいでした。あんな必要も無いイルミネーションがキラキラ輝く中、なぜ一般庶民の家庭に電気がこないのでしょうか?
なんだか悔しくてあの街中のイルミネーションを外しにいってしまいたい衝動にかられています!

今日もこのまま何時まで電気があるのかドキドキしています。

 

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

ギニアで一番ワクワクする場所

 

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

ギニアで一番ワクワクする場所と言えば、活気いっぱいのローカルマルシェ。
マルシェに行けば、ギニアの人たちが普段使っている日用品がなんでも揃います。
マダムたちが、近所で起きた事件簿やあの人はこーなったあーなったなどの噂話をしていたり、時には女性同士の喧嘩が勃発していたりと、ギニアの人たちの日常を感じることの出来るかなりエキサイティングな場所です。

そして、そんなマルシェの中でも私の宝物の様なワクワクな場所なのが、元気いっぱいカラフルなアフリカンプリントが山積みになっている布屋さんの露店です。

先日、イヌワリアフリカの新しいアイテム製作に使う布と、日本のお客様からオーダー頂いた布を探しに行った時に写真を撮ってみました!
ここのマダムたちとは数年前からずっとお付き合いのあるクリアント(常連さん)の関係で、マダム3人が露店を連ねて雨の日もカンカン照りの日でも毎日ビーチパラソルの下で布を販売しています。

布はこうして6ヤード単位で販売されています。 6ヤードでアフリカンドレスの上下1着と頭に巻く布が作れるからです。

こういうお店はコナクリ中に数え切れないくらいどこにでもあって、布もいくらでもあるのですが、その中から「これだ!」とピンっとくるものを見つけるのは結構難しいんです。
イヌワリアフリカの商品を作る前には、半年くらいかけていろいろなマルシェの布屋さんを一軒ずつ回り、気に入った布一つづつ購入し集めていきます。
もうじゅうぶん集まったかなというくらいまでためて一気に服や雑貨の製作に入ります。

布探しは汗だく、泥だらけになって20キロ以上の重い荷物を担いで歩いたり、時には迷子になりそうになったり・・・とかなり大変なのですが、布好きの私には宝探し感覚でとても楽しくやり甲斐があります。

コナクリの街並みはスラムのようなボロボロの住居や、ゴミがたくさん落ちている道路など街並みは綺麗とは言えませんが、マンゴーの木、椰子の木、バオバブなど大きな木が街の所々にあって、その植物のグリーンとアフリカンプリント布の服を身にまとう人々のカラフルな装いがその街並みに溶け込み、なんとも言えない懐かしいホッとする様な雰囲気をかもし出しています。
もしここにこの圧倒的な植物のグリーン、カラフルなアフリカンプリントがなければ、ただの殺風景ななんだか悲しい景色になっていることでしょう。

最近は欧米のように既製品の服を来ている人も増えましたが、今まで通りのアフリカの布を自分で買って、それを仕立て工房でオーダーメイドするというスタイルがいつまでもそのまま変わらないで欲しいなと思います。

今日もこれからマルシェに布探しに行って来ます。今日はお気に入りの布が見つかるでしょうか?

 

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Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

 

 

 

ギニアから日本へ旅立ちました

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカのバー由美子です。

 

今日はイスラム教の預言者生誕祭という事で、昨夜から今日の朝方まで近所のモスクのスピーカーから祈りの声が聞こえていました。モスクに集まったムスリム達は朝方まで祈り、そのままモスクで寝た人も多いそうで、今日は仕事も学校もお休みの日でした。我が家は夫はギニア人ですがムスリムではないので家の中でイスラムを感じる事はほとんどありませんが、こうして近所のモスクから祈りの声が聞こえてくる時には家にいてもイスラムの世界を強烈に感じます。

 

さて、

日本のお客様方から特別にご注文頂いた品々や、イヌワリアフリカのアフリカ布を使った新しい商品、ジャンベなどを日本へ輸送する手配やその後の処理でバタバタしていましておりました。

そのバタバタでこちらの記事も久しぶりになってしまいましたが、今日は今回の日本への荷物輸送の事などを書かせて頂こうと思います。

 

巨大な女性像で有名なコナクリ国際空港前交差点

新しい商品やお客様への荷物を海外に送る時はいつもコナクリ国際空港のカーゴで輸送しています。
空港のカーゴ便はある程度の量の荷物がないと送料が更に高額なので量が少ない時は経費がかさんで大変です。ギニアからの送料ってとても高いので儲けを出すにも一苦労です。

郵便局だと送料も随分安く、直接お客様の元へ荷物が届くので諸経費がかからなくて良いのですが、以前日本のお客様に国際郵便で送った商品の荷物が届かずどこに行ったか分からなくなった後になんと翌年のクリスマスに配達されたという珍事件があってから、郵便局からの郵送はしていません。

ちなみにDHLだと1週間以内に必ず届け先に届くのですが、1キロで100ドルくらいの料金がかかるので商売には使えません!大切な書類を送りたい時だけはDHLを利用させてもらっています。

ジャンベなどの楽器は重量があって送料が高くついてしまうので、いつかコンテナ輸送出来るくらいのビジネスにしたいという構想(妄想?)はいつも描いていますが、船の輸送も安全なのか?を考えると試すのも怖い感じがします。

 

今回の荷物輸送の様子

 

乗り合いタクシーを貸切にして

今回の荷物は私どもの車1台とタクシーを1台呼んで車2台で空港まで運びました。

 


空港のカーゴ倉庫へ荷物を持って行くとまず警察官が中身チェックをします。

 

 

犯罪防止の為、自分では梱包はしていけない規則になっています。
運送会社の梱包係の男性たちが荷物を丁寧に梱包してくれます。

長年お世話になっている運送会社の梱包係の皆さんと

梱包が終わったら、それぞれの荷物に届け先が記載された紙を貼って荷物の重さを量りに行き、運送会社のオフィスで支払いをしインボイスの控えをもらって終わりです。

お陰様で今回のこの荷物も問題無く日本へ届きましたが、日本に無事に届くまではいつもハラハラドキドキです。ギニアからヨーロッパとアジアの空港を通過しながら日本の空港まで何の問題も無く届く事は本当に奇跡の様で、輸送に関わってくれた全ての人や会社、飛行機、全てのものに感謝の気持ちが湧いてきます。

今回送った日本のお客様からご注文頂いた品々はイヌワリアフリカ日本オフィスから配送され、お客様方の元へ無事届けられたそうで、多くのお客様方から「受け取った品とても気に入りましたよ、アフリカの布はやっぱり元気が出ますね!」「届いたシアバターはやっぱり市販の物とは違う!すごく良いです」という喜びのメッセージが毎日のように届いています。
そういったお客様方からの有難いお言葉から、私も元気をいただいています。

 

今は日本に到着した新しい商品を「イヌワリアフリカネットショップ」に掲載する為の準備に日々追われています。ギニアの職人さんたちと作った新しい商品を日本の皆さんに気に入って頂けますように!

 

以前の記事でご紹介した藍染のパンツが一押し商品です。

ギニアのフラ族に伝わる伝統藍染のいろいろな柄の布をパッチワークにして縫い合わせて作ったパンツ

仕立て屋工房で修行中の女の子が足踏みミシンでパンツを製作している様子

 

ブランド・イヌワリアフリカとして商品化したい物のアイデアはいっぱいありすぎますが、思っている通りに何かを形にすることはなかなか難しいので一つずつ確実に現実化できる様、行動あるのみ!
コナクリ中ギニア中を駆け巡らねばと思っています。

 

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

 

 

 

ギニアの伝統製法のシアバター

おはようございます。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

 

日本ではカサついた肌の保湿に良いとして人気のある西アフリカのシアバターですが、ギニアでは保湿用というよりも、薬として、栄養のある食用油として使用されています。
肌の保湿用であれば、ギニアの人は、今ではシアバターよりも欧米から輸入されたクリームやオイルを使っている人が多いと思います。
確かに保湿オイルとしては最高のものなのですが、ギニアはコナクリだと湿気もあるので肌はそんなカサカサにならず私も保湿用には使ったことがありません。

 

これなんだか分かりますか ?

 

 

これ薬草に包まれたシアバターなんです!
これが正真正銘の伝統製法で作られたギニアのシアバターです。
手作りで作られた後はこの姿で保管されるんです。

 

昨日は、日本のお客様からご注文頂いたシアバターを買いにこの女性の元を訪ねました。
彼女、絶対に自分の顔は写真に写したくないといつも頑固です、笑。恥ずかしいそうです。

イヌワリアフリカで取り扱っているシアバターは全てこの女性から購入しています。
何故かって、彼女の持っているシアバターはこの伝統製法のものだけなので、他で売っているものと品質が全く違って素晴らしいのです。
このシアバター、カサカサに乾燥した肌に塗るとスーッと染み込んでツルツルになります。
実際に肌に塗って日本で市販されているシアバターと比べてみたらきっとその違いに驚く事間違いなしです。
ギニアのハマナー地方で作られているものです。

 

 

伝統製法で作られた未精製シアバターは、滑らかで優しいナッツの香りがします。見た目は本当にバターの様です。

 

 

ギニアでは、お料理を作る時にもこのシアバターを使う事があるそうです。
この写真の女性の手についたシアバター、彼女はペロッと食べちゃったりもします。
とっても栄養があるんだそうです。赤ちゃんの栄養のために水に混ぜて飲ませたりもするそうです。
赤ちゃんの肌の保護としても塗ります。

火傷、切り傷、擦り傷、打撲、打ち身などにも効果抜群で、我が家でも常に常備しています。火傷や傷に塗ると痛みがすぐに引いていきます。皮膚に毒を持つトカゲにやられた時の火傷のような肌の痛みもすぐに引きました。皮膚の再生もとても早く、傷が治りやすいです。

ジャンベ奏者は太鼓を叩いたあとの手の傷や豆に塗ります。ジャンベの木の保護用にも塗るんですよ。

そんな万能で体に良いシアバターは、ギニアでは保湿というよりも薬、食用として使われている事は、日本や欧米では知られていないかもしれません。
それと、シアバターだったらなんでも良い訳ではなく、伝統の製法で作られていなければ効果がありません。今は別のものを混ぜてカサ増しをしたり、最後に薬草に包むのではなくバケツを使ったり、別の方法で作られることが多くなってきているそうです。

 

 

イヌワリアフリカは、こういったギニアの自然の恵みがいっぱい詰まった素晴らしいものを、ギニアでパッケージし商品化したものを輸出販売したいと長年考えて来ました。しかし、なかなか良い容器がギニアで見つからないという問題があって未だ実現していません。

ギニア発のアフリカンナチュラルプロダクトの商品化、販売も、イヌワリアフリカの目標の一つです。

 

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こちらは輸入品の化粧品やスキンケアグッズを売るお店 我が娘もこういうものが大好きです

セネガルビジネス試行錯誤記1「会社なのに…」

今まで私は、基本的に日々の苦労やトラブルなどを発信してきませんでした。

なぜなら、苦労や失敗なんて誰でもしているし、それは黙ってするもの。それを話すのは格好悪いと思っていたからです。

 

ですが、もしかしたら自分の体験は、今後アフリカを目指す人の参考になるのではないかと考えました。このアントレ内での投稿は、まさにそうした人も見ていると思うからです。

そこで、アフリカで仕事をしていると実際にどんな苦労やトラブルがあるのか、いままでどんな失敗をしたのかなど、私がセネガルで経験した出来事を紹介してみようと思います。

今後アフリカで何かビジネスを行う方が同じような失敗を繰り返さないように反面教師として、また何かトラブルに巻き込まれた時のヒントになるように、記していこうと思います。

 

今回は、つい最近あった「税金関係のトラブル」の話です。
セネガルの実態および、税制とともに紹介していきます。

 

以前記しましたが、セネガルではインフォーマルセクターに属する経済活動が非常に活発です。

街中で見かけるお店の多くは、インフォーマルセクターと言ってよいでしょう。

たとえば、セネガルのコンビニであるブティック、床屋さんや美容室、布屋さん、仕立て屋さん、携帯電話、家電、リサイクル品を販売するお店などなど。

そうしたお店は、税金を払いません。法人登記されていないので法人税は無し、消費税も無しという状況です。

 

ですが、国もそうした状態を指をくわえて黙認しているわけではありません。

では、そうした所からは税金をどうやって徴収するのでしょうか?

答えはいたってシンプル。1件1件お店を訪問して、「Patente(営業税)」「CGU」などという名目で税金を徴収しています。

(ちなみに、インフォーマルセクター事業者から徴収したお金は国庫に納められずに税務署の職員のポケットに入っているといった噂もあります。)

 

ちなみに上記のCGUとは「Contribution Globale Unique」の略。

直訳しても意味が分からないと思いますが、CGUとは、6つの税金を一まとめに支払ったとみなす税金の制度です。

これは2004年から始まり、個人事業主(法人登録有)の負担を減らすためにできた制度だと言われています。

なお、有限会社(SUARL、SARL)や株式会社(S.A.)などの企業形態では、CGUの適用を受ける事はできず、法人税および諸税の支払いを行う必要があります。

弊社は有限会社です。

 

さて、先日起きた問題はここからです。

弊社の不動産仲介店舗に周りの店舗の取り締まりをしていた税務署の人が当事務所にも現れ、「CGUを払え」と言ってきました。

弊社の法人形態は、個人事業主ではないにもかかわらず、です。

 

 

その時事務所にいなかった私は、従業員から電話で知らせを受けて呆然。

「弊社は有限会社のためCGUの適用外である。会計士とともに適切な税処理をしている。」

と伝えたのですが、聞く耳を持たず、なんと彼らが持参していた南京錠で、許可無く事務所を施錠し、どこかへ行ってしまったのです。

(本当に適用してくれるなら、その方が税金ははるかに安いし、ありがたいのですが(笑))

事務所が施錠されてしまった時の写真

引っ越しは月末にする方が多く、仲介業は月末がかき入れ時。そんな時に何の正当性も無く施錠をされたのではたまりません。

会計士にも改めて相談したところ、支払う必要が無い旨を確認しました。

しかもその後、

「経営者を警察に突き出す」

と脅しをしてきたのです。

 

 

日本でしたら、ここで法的手段を取るかもしれません。

しかしここセネガルでは、人の繋がりは、法律さえもひっくり返すほど強力なパワーを持っています。

税務署と警察、裁判所が繋がっている事も否定できません。

また、裁判手続きはとにかく時間がかかります。

そしてなにより、私は「セネガルにお邪魔させてもらっている立場」。ここセネガルでは事を荒げて良い事は何もありませんし、なるべくそうすべきではないと思っています。

 

セネガルでは、こうしたトラブルは日常茶飯事。

そこで私が最初に試行するのは「自分の繋がりや人のつてで解決できないか」という事です。

今回もどこかにつてが無いかと考え、最終的に、以前から私が知り合っていた人のおかげでこの問題を解決。鍵をあけてもらえました。きちんとこちらの言い分を理解してもらったのです。

 

正しい事がいつも通るとは限らないのがセネガルです。

正しさを突き通そうとすると、さらに時間がかかる事もあります。

そのため、対応を間違えると大事に発展する恐れがあります。

 

「自分はお邪魔させてもらっている立場だから、この国の人の生活を乱すのではなく、良い方向に影響を与えたい」

それを念頭に置きつつ、日々活動をしています。

 

JAPON COMMERCE SUARL
山田一雅

【WEB】

アフリカビジネスのパートナー アフリカ商会 by JAPON COMMERCE

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ダカールの日本人宿「シェ山田」

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