ギニアの若者達の為のクラウドファンデイング目標達成後のこと

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

前回は、イヌワリアフリカがギニアで行っている、ギニアの伝統音楽の未来を担う若者たちを応援する
アーティスト支援活動についてご紹介させて頂きました。

その記事に書いた、去年挑戦したクラウドファンデイングで支援をした舞踊団4グループの中でまだ
1グループの舞踊団・バレエ マタンのみ支援金のその後の形を支援者の皆様にご報告出来ずにおりました。

 

クラウドファンデイングで集まったお金でコナクリで国際交流音楽フェスティバルを開催し、出演してもらった4つの舞踊団に衣装や楽器を揃える為の支援金を渡しました

 

彼らにその後の経過を聞いたところ、やっと衣装が出来上がった、報告の準備が整ったとの事で、先週の火曜日に彼らの舞踊団の練習場を訪問致しました。ちょうど前回支援活動についてご紹介したばかりなので、本日はその日の事、そしてクラウドファンデイングのその後の気持ちを書かせて頂こうと思います。

 

バレエ マタンの練習場(コナクリのマタン地区)青少年の家の様な場所です

 

コナクリのマタン地区に拠点を置き活動を行っているバレエマタン(Ballet Matam)は、1991年にギニア国立舞踊団バレエアフリカン、バレエジョリバのコレオグラファー・セクバ カマラ氏をはじめとした数名の偉大なアーティストによって作られた舞踊団で、彼らが亡くなった後も新たな指導者たちの力により多くの優れたアーティストを今も輩出し続けている、ギニアの私設舞踊団の中でも実力トップクラスのグループです。

イヌワリアフリカ主催のギニアツアーでは、参加者の皆さんと共に彼らの練習場を訪問し、彼らの練習に参加してみるというプログラムを組み込んでいます。そうやって現地のアーティストたちが普段どうやって太鼓やダンスを練習しているか見て、体験し彼らと交流してもらう事で、日本とは全く違う本場の熱気を感じワクワクしてもらいたいと考えているからです。

 

イヌワリアフリカ主催の国際交流音楽フェスティバル出演時のバレエマタン・普段はコンサートには出ない研修生の子供達にも特別に出演してもらいました

 

その舞踊団の責任者によると「支援金はコンサート用衣装を揃えるために、衣装専門の仕立て屋にお金を渡してはいたものの、その仕立て屋がなかなか仕事を進めず、全ての衣装を数ヶ月受け取れなかった」という事でした。

 

出来上がった女性用衣装

男性用衣装

 

出来上がった衣装の着用写真を撮り、支援者様へのビデオメッセージ、そして最後に揃えた衣装で短いパフォーマンスを披露してもらいました。そちらの映像も支援者の方々にリターン品としてご覧頂く予定となっています。

 

デイレクターのジャックさんと責任者の4名を中心にバレエマタンのメンバー達 支援者の皆様へのお礼のビデオメッセージを撮影しました

 

クラウドファンデイングは一人一人の優しさによって集まった大切なお金を預かるという大きな責任が伴ったものなので、その大切なお金に無駄がないように注意し、本当にそのお金を生かして本当に役立つことに使い、それがどんな形になったか報告しなければなりません。

私たちは1日も早く支援者の皆様へ後日報告を済ませなければならないのに、彼らに何度聞いてもまだ衣装が出来上がらないと言われ続け、気が気でない日々を過ごしてきました。ですから支援金を渡してから半年以上経ったこの日、やっと最後のグループのご報告が出来るという事で胸のつかえが少し取れたような感じでした。

今回のクラウドファンデイングの後日報告、リターン品については、長くかかってしまいましたがやっ今月中には確実に全て完了しそうです。

 

舞踊団には、国民に大切なメッセージを伝えるという役割もあります。こちらはコンサートで平和をテーマにした演目をする時に後ろに立てる看板のようなものです。多数民族のギニアでは選挙時などには民族間の争いが起きやすく、そんな時にはコンサートの時に、「どの部族も仲良く団結しよう」というメッセージをパフォーマンスを通して人々に訴えかけます。

 

そして、今回クラウドファンデイング目標達成によって実現した国際交流音楽フェスティバルは、ただのコンサートではなく、支援金を渡すというお金が絡んだものだったので、周囲からの好奇心や友情出演として金銭的にはボランテイア的に出演してくれたグループからの支援金の金額を知った後の想像していないような反応やハプニングなどを経験し、ただでさえ金銭的に厳しい状態のギニアで、こうしたお金が絡んだことをする時には細心の注意が必要なのだということを嫌というほど学ぶことになりました。

しかし、「舞踊団の為に本当に役に立った感謝している、これからも続けて欲しい」と支援先の舞踊団の皆からの声と実際この目で見た彼らが揃えることの出来た衣装や楽器、そしてこのプロジェクトによってギニアの状況を知り共感しご協力してくださった多くの日本の皆様からの応援のメッセージを見ると本当にやってみて良かった思う事ができます。

イヌワリアフリカと、私共の日本のパートナーであるNPO法人一期JAMの信念に多くの方が共感してくださった事で今まで行ってきたギニアのアーティスト支援活動に大きな希望を持つことができました。
これからもこの活動を続けていきたいと思います。

前回の記事にも書きましたが、彼らを支援するだけでなく、彼らとパートナー、仕事仲間としてみんなでこの状況をよくして行けるように、例えば楽器やダンスの教則ビデオ、パフォーマンス映像販売などの事業もこれから始めていきたいと考えています。

次回は、ギニアでこれが出来ると違う!というある事を書くつもりです。
引き続き宜しく御願い致します。

 

Inuwali Africa アーティスト支援活動

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

 

 

 

ギニアの若者たちを応援するアーティスト支援活動のご紹介

ギニアにはギニア伝統音楽を学ぶ若者たちとそれを無償で教える指導者たちのいる伝統音楽学校・舞踊団があります

クラウドファンデイングによって、ギニアの首都コナクリ、マタン地区で活動するグループ・バレエマタンのコンサート用衣装を揃える事が出来ました

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。
今回は、イヌワリアフリカがギニアで行っている、ギニアの伝統音楽の未来を担う若者たちを応援、支援する活動についてご紹介させて頂きます。

 【イヌワリアフリカ・アーティスト支援活動 】

 http://inuwali.wixsite.com/inuwaliafrica/-2

 

ギニアには数多くの舞踊団と呼ばれるグループがあり、それは主に太鼓とアフリカンダンスで構成された劇団の様なもので、それは一流の伝統音楽家、ダンサーを目指す子どもたちの為の職業訓練校でもあります。
7歳位から青年位の子どもたちがそこで日々特訓をしていて、長年の経験を積んだプロの音楽家、ダンサーの大人たちが中心になり無償でその子ども、若者たちの教育をしています。
でも、どこの舞踊団も同じで、資金が無く、活動を行う為の大切な道具であるジャンベなどの楽器を新しく購入出来ない、修理をする資金もない、コンサート用の衣装を新調出来ない、メンバーが練習に行く交通費が無い、などいろんな問題が沢山ある中で日々練習に励んでいるのです。

今や世界中で愛されているギニアの伝統文化を代表するジャンベとアフリカンダンスですが、ギニア現地でその文化を引き継ぎ活動するアーティストたちはとても貧しく厳しい生活状況の中暮らしています。

 

舞踊団でのダンス練習

私はギニアに移住後、私自身ダンサーとして舞踊団に入り彼らと練習を共にし、彼らと共に日々を過ごしていくうちに、彼らの生活がどのくらい過酷なものなのかを間にあたりにする事になりました。

ギニアには、私の夫も所属している国の運営する国立舞踊団もありますが、その公務員であるメンバーですらろくにお給料はもらっていない、社会保障もほとんど無しというのが現状です。
ギニアに仕事が無い、物化が高い、生活保障がないのは知っていましたが、どれだけ大変なものかは、ここで暮らし彼らの中に入り始めて分かった事でした。

 


舞踊団でプロのアーティストになるべく頑張る子ども、若者たちは練習の時間帯と学校の時間帯が同じなので、学校には行っていない子も沢山います。

彼らが何故そんなに頑張っているのか、それは学歴があっても職に就くのが困難なギニアでも、一流のアーティストになれば将来外国に行って仕事が出来るかもしれないという希望があるからでした。

でも彼らの学びの場である舞踊団には活動資金がなく、大切な道具の楽器や衣装が十分揃っておらず活動環境は最悪です。

 


そんな彼らと過ごすうちに、外国人である私たちがギニアのジャンベ、ダンスからもらった恩恵はとても大きいのに、何故現地ギニアのアーティストたちはこんなにも苦しい状況にいなければならないのか、彼らの活動を援助する事がわたしたち皆で出来ないだろうか、、と考える様になり、イヌワリアフリカのアーティスト支援活動を本格的に始める事となりました。
私たちが普段している支援のほとんどが、彼らから支援を頼まれた病院代、薬代です。
あまりにも個人的なものなので一つづつ報告も出来ない様な援助です。大体がマラリアの治療代です。ギニアの病院での治療代、薬代は彼らにとってとても高額なのです。
アーティストの仕事で外国に招聘されたアーティストにパスポートを取得代を援助した事もあります。ギニアのパスポート所得費用は彼らの収入で考えると何か月分でしょう。4,5か月分くらいでしょうか。

 

日本のジャンベ、アフリカンダンス愛好家の仲間たちと合同で舞踊団への衣装を作る資金提供・衣装のパンツをメンバー分揃えた事の報告時の写真

そして、あのエボラ出血熱流行がやってきました。外国人は国外退去になり活躍の場であるコンサートも極端に減り、外国人相手の仕事も無い、途方にくれる様な日々が続きました。それを機にイヌワリアフリカは本格的にアーティスト支援活動に力を入れようと決心しました。

お陰様で、去年12月には、音楽の力で社会貢献を目指し活動を行う日本のNPO法人一期JAMと共に、Readyfor のクラウドファンデイングに挑戦、目的達成し、首都コナクリで活躍する4つの舞踊団の衣装、楽器代を支援する為の活動を行う事が出来ました。

 

Ready For クラウドファンデイング「ギニアの伝統楽器音楽家、舞踊家を目指す若者たちを応援したい!」

 

Ready For クラウドファンデイング

「ギニアの伝統楽器音楽家、舞踊家を目指す若者たちを応援したい!」 

https://readyfor.jp/projects/10964

 

こちらのクラウドファンデイングでの支援金で4つの舞踊団が衣装、楽器を揃えることが出来ました

ボロボロで使えなかった太鼓がやっと新しい太鼓に

彼らに本当に必要とされている支援をしたい

 

支援にはいろいろな支援があると思います。ただ、こちら側の押し付けでない本当に必要とされている支援を、必要としている人たちに確実にする事が大切だと強く思います。
私はギニアで実際に7年暮らして、ギニアの底辺にいる人たちの中で一緒に時を過ごしたからこそそう思います。彼らの生活の中に入っていかなければ絶対に見えない事があると思います。
私たちは押し付けの支援はしたくありません。同じ目線で本当に必要な事を一緒に考えながらしていきたいと思っています。
クラウドファンデイングに挑戦した事により、日本でギニアのジャンベやダンスを楽しむ多くの方々からこのようなメッセージを頂きました。

「自分もギニアの音楽、ダンスに幸せをもらった、本当に感謝している。自分が踊っているダンスはギニアの舞踊団で踊られているものだった事は知らなかったし、彼らがそんな厳しい状況にいる事も知らなかった、ギニアの現状を知る事が出来て良かった。これからも彼らを応援して行きたい」

 

もっともっと多くの方々にこのギニアの状況、本当に必要とされていることが何かを伝えたい、みんなの力を合わせ、子供若者たちが将来の希望を持って生きていくことのお手伝いができたらと考えています。

日本の感覚で言うと、「働けばいいじゃない」かもしれません、でもそれが出来ない状況の中生きている人たちもいるのです。
これからは、支援だけでなく、彼らの収入となるような音楽、ダンスを通しての仕事を作り、パートナーとして一緒に仕事をしていくという事も、もっと試みていきたいと思っています。

 

Inuwali Africa アーティスト支援活動

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa Président

 

【ギニアでの事業③の続き】ギニアにホームステイに来た感覚で人生観が変わる旅のサポートを

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

前回は、ギニアで展開している事業その③ギニアツアーの企画・開催についてご紹介させて頂きましたが、私共は観光業としてギニアへの個人旅行のコーディネート、ホテル宿泊手配、通訳ガイド、買い物同伴などのサービスも行っております。
今回はイヌワリアフリカを通してのギニア旅ではどのようなギニアならでは!の体験をしていただけるのかをご紹介させて頂きます。

 

イヌワリアフリカを通してのギニア旅で体験できる事

 

ご飯は一つの大きなお皿でみんなで輪になって

 

ギニアにホームステイに来た感覚で人生観が変わる旅のサポートを

 

ギニアの人たちは欧米社会とはかけ離れた未開発な状況で暮らしています。
先進国からギニアに来た人たちは、金銭的、物質的には恵まれていない厳しい暮らしの中でも、明るくたくましく生きるギニアの人々の姿に心を打たれるようです。
私もギニア初ギニア渡航の際に、そんな人々の姿に衝撃を受けました。
そんなギニアの人たちの生活に入り込んで、現地の人たちとの交流に重点を置き、普通の旅では経験出来ないような体験をして頂きたいと私たちは考えています。

ギニアに来たことのある人に、「ギニアではどんな事、どんな体験をした事がが一番良いと思ったか」という質問をすると、決まって帰って来る回答が

  • ギニアの人たちが親切で人懐こいのがなんか嬉しかった。人が良かった。
  • ママさんとギニア料理を一緒に作ったのが楽しかった
  • ローカルマルシェを探検したのが面白かった
  • 普通のギニアの人たちの暮らしはお金がなくて質素だけど、私たちより何かもっと大切なものを持っていそうだと思った
  • ギニアの人たちと接する事で人生観、価値観が変わった、心の中の何かが大きく変わった

みなさん決まって「ギニアの人たちとの交流、ギニアの人たちが普段している事をしてみるというのがとても面白かった」「人生観が変わった」と言うのです。

そんな訳で、イヌワリアフリカのギニアツアーでも、個人旅行の方々にもそんな体験をして頂ける様にサポートさせて頂いています。

 

ママさんたちとお料理を薪や炭で作る

 

ハイビスカスの花のジュース・ビサップ作り

ローカルマルシェ探検

ローマルマルシェでアフリカンプリント布探し

ギニアはアフリカンプリントの宝庫です

布を買ったら仕立て屋のアトリエでアフリカンドレスのオーダメイド

アフリカンヘアに挑戦

太鼓とダンスで盛り上がる結婚式や子供の命名式などの伝統的な祭りへ

ギニアの人たちに混ざってダンス

              太鼓工房見学や太鼓をオーダーメイド

とにかくみんなでワイワイと

 

ここには書ききれないほどギニアならではのいろんなお楽しみがありますが、多分ギニアの人たちと一緒にただノンビリと空を眺めながら座ってお喋りしているだけでもきっと十分面白いかもしれません。

先週は、日本からいらしたお客様に

  • アフリカンプリント布をマルシェに買いにいく
  • 仕立て屋のアトリエに行き、アフリカンドレスをオーダーメイド
  • お目当ての食材が食べれるレストランにお連れする

というガイドをさせて頂き、その客様にとても喜んで頂いたのですが、やはり普通のギニア人たちの行くローカルマルシェにアフリカンプリント布を探しに行ったのがとても楽しかったそうでまた是非マルシェに行きたいとおしゃっていました。

私たちイヌワリアフリカは、そんなギニアの人たちの普段の生活に触れ、心の中の何かが変わる様な旅のお手伝いをさせて頂いております。
ジャンベやダンスの他には、これといった観光地も少ないので、観光客も全然いませんが、欧米や、他のアフリカには無い独特な魅力がまだまだ残っているところがその観光目的にもなるのではと私は考えております。
もしかしたら数年後はギニアも開発が進み、このギニアの人たちの様子や素朴な部分がきっと変わってしまうかもしれません。ギニアの魅力を体験するには今のうちに来ないともったいないと思うことすらあります。
イヌワリアフリカは、その魅力を多くの方に伝え、多くの方にギニアに来て頂きたいと思っております!

 

次回は、イヌワリアフリカが行っている、ギニアの伝統音楽文化の未来を担う若者たちを応援するアーティスト支援活動についてご紹介させて頂こうと思います。引き続き宜しくお願い致します。

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

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Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

 

 

 

 

 

【ギニアでの事業紹介③】ギニアツアーの企画・開催

イヌワリアフリカ・スペシャルギニアツアー2018

 

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

今回は、私共がギニアで展開している事業その③ギニアツアーの企画・開催についてご紹介させて頂きます。そして、イヌワリアフリカの企画するギニアツアーの中でも毎年開催している ジャンベとアフリカンダンスで繋がるスペシャルワークショップギニアツアーのご紹介をさせて頂きます。

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用HPhttps://inuwali.wixsite.com/guinea-tour-2018

 

エボラ終結後やっと活気が戻ってきたギニア

 

地元の舞踊団でダンスを学ぶ外国人

ギニアには観光客というのが普段はほとんどいません。たまにいたとしても、アフリカ横断をしているバックパッカーくらいでしょうか。でも、乾季の年末年始になるといきなり外国人観光客がやって来ます。
その世界中からやってくる観光客とは、かつてのわたし自身がそうだったように、ギニアの太鼓ジャンベを代表とする西アフリカ民族楽器やアフリカンダンスを本場ギニアで学び、体験しに来る人たちです。

私たちは日本で暮らしていた2003年頃から、そんな方達を対象にジャンベとダンスをギニアで体験してもらうというワークショップツアーを開催し続けてきました。
こちらのツアーは、ギニア人と日本人の大切な国際文化交流の場であり、ギニア現地のミュージシャン、ダンサーたちには楽器やダンスのレッスン講師やスタッフとして仕事をしてもらう為、それは彼らの大きな収入にも繋がるというギニアで仕事がなく収入のないアーティストたちにとっても重要なものでもあります。

しかし、エボラ出血熱流行の為、ギニアからほとんどの外国人が出国し、もちろん観光客も来ませんでしたし、アーティストたちにとっての唯一の稼ぎ時と言われる年末年始もこうしたツアーが開催されなかったので外国人は0に近く、そんなアーティストたちの暮らしは、さらに厳しいものとなりました。もちろんギニアで暮らす私たち自身も本当に大変な時期でした。

でも、ようやくエボラが終結し、今年1月にはイヌワリアフリカののギニアツアーを2年ぶりに開催する事が出来て、やっといつものギニアの活気が戻って来たと今は感じております。

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018の内容

 

来年開催のイヌワリアフリカの年明けスペシャルギニアツアー 2018にはこのようなプログラムが組み込まれています。

 

現地で活躍する優秀なアーティストによるジャンベとアフリカンダンスのレッスン

ギニアの部族語・スス語、マリンケ語 講座

現地の名門舞踊団を訪問し彼らの練習に参加

音楽フェスティバルに参加者とスタッフで出演

地元の小学校で日本語、日本の歌、折り紙などで子供達に日本の紹介をする活動に参加して頂く

藍染などの工芸品と壮大な大自然、ブライダル ベール滝で有名な土地 Kindia への小旅行

 

今回初の試み・ギニアの小学校を訪問し日本紹介

ギニアの小学生と先生を対象に日本紹介

次回のこのツアーでは、初の取り組みで参加者の皆さんと現地の小学校を訪問し日本の言葉、歌、折り紙などを通じて日本の事を紹介しながら、子供たちや先生たちみんなと交流する時間をプログラムに組み込むことにしました。

ギニアで日本の紹介をする時間はきっとギニアの子供たちにも、ツアーに参加くださった方々にもお互いに心に残る良い思い出となると思うのです。

私どものギニアツアーのポイントは多くのギニア人にスタッフとして関わってもらう事、参加者の皆さんにギニアの人たちの生活に入り込み交流してもらう事です。

そしてご家族、子供連れの方にも是非参加して頂きたいと考えております。

  • 普通の旅行じゃない旅をしてみたい
  • 人生に迷っている、生きててもつまらない
  • 現代社会に疲れた、なんか寂しい虚しい
  • もっともっと熱いものを感じたい
  • 単純にアフリカに興味がある
  • アフリカ布が大好き
  • 本場ギニアのジャンベとダンスを体験したい
  • 現地の人の暮らしを見て体験してみたい
  • 現地の人との触れ合いを大切にしたい
  • 海外協力隊でアフリカに行ってみたい
  • アフリカで起業したい
  • アフリカでボランティア活動してみたい
  • アフリカについて研究していて実際に現地体験したい
  • アフリカ最貧国最下位の国を見てみたい
  • 家族で他では体験出来ないアフリカ旅行をしてみたい

こんな方には特にお勧めです。
より多くの方がこのギニアに来て、私自身がそうだったように、ギニアならではの生涯忘れられない思い出を作って行ってくれたらと思います。
多くの方が参加してくださることでギニアの人たちの収入にも繋がる旅です。ギニアに多くの方が来てくださる事は、ギニアの人たちの収入、生活環境改善に大きく貢献するはずです。

次回は引き続きイヌワリアフリカのギニアツアーではプログラム以外にギニアならではのどんな面白体験が出来るのか、その他私どもの行っている個人旅行手配、ガイド通訳などの観光業についてもご紹介させていただくつもりです。今回もまた長くなってしまいました。最後までお読み下さりどうもありがとうございました。引き続き宜しくお願い致します!

 

イヌワリアフリカのギニアツアー2018専用 HP

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Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

娘は私の可愛いアシスタントです!

ギニアと日本の架け橋・オスマン サンコンさんに!

こんにちは。ギニア、コナクリからInuwali Africa イヌワリアフリカのバー由美子です。

今回は、ギニアで私共の行っている事業その③をご紹介しようと思っていましたが、その前に、先週のとっても嬉しかった出来事を書かせて頂きます。

日本人であれば、ギニアと聞いたら=オスマン サンコンさんですよね。

わざわざ説明するまでもなく、サンコンさんはギニアと日本の架け橋として大変大きな貢献をされていらっしゃいます。日本でのボランティア活動にも力を入れていらっしゃり、今までの様々な功績が認められ、今年春の叙勲で旭日双光章を受章されました。

 

サンコンさんのご自宅にもお邪魔させて頂きました

 

先月、そのサンコンさんがギニアに帰国され、お会いする機会に恵まれました。

サンコンさんのオフィスの方が、私がギニアで行っている活動に興味を持って下さり、わざわざご連絡して下さったんです。

25日にコナクリの在ギニア日本大使公邸にて行われた、サンコンさんの記者会見にも招待して下さり、とても貴重な場に立ち会わせて頂くことが出来ました。

 

サンコンさんと在ギニア日本大使

在ギニア日本大使公邸での記者会見・サンコンさんと日本大使

記者会見にはギニア国営放送RTGや日本からは共同通信など多くのジャーナリストが取材に来ていました。サンコンさんのお話されたお言葉は、どれも日本と日本人に対する尊敬の気持ちや愛情で溢れていて、側で見ていたらグッと熱いものがこみ上げてきて、涙が出てしまいそうでした。

日本人として、そんな風に日本を愛してくれているサンコンさんのお気持ちが本当に嬉しかったです。

 

記者会見のお部屋には、こちらが展示されていました

 

 

サンコンさんのご配慮のお陰で、記者会見で大使がジャーナリストたちにお話をする際には、大使が私共のイヌワリアフリ INUWALI AFRICAの社名と活動内容をお話して下さるというまさかの展開に本当に感無量でした。

本当にどうもありがとうございました。

政情不安やインフラ、そしてエボラ出血熱流行により、ギニアの人々の生活は厳しいままでなかなか前に進めませんでした。
最近は、政情的にはやっと平和に落ち着いた生活ができるようになってきたかなという印象ですが、まずここには仕事がなく食べて行く事すら大変な状況ですから、まだまだ問題山積みなギニアです。

ギニアと日本で力を合わせ、もっともっとギニアの人たちがよりよい生活を送れるようになりますように!と切に願います。

サンコンさんが長年してきて下さった事は、ギニアにも日本にも大きな幸せをもたらしたはず!

私たち Inuwali Africa イヌワリアフリカ もギニアの魅力と共に、ギニアの人たちが抱える問題も、日本の人たちにもっと知ってもらえる様な活動を続けていきたいと思います。

 

さて、明日10月2日は、ギニアの独立記念日です。どんな1日になることでしょう。

次回は【ギニアでの事業③ギニアツアーの企画・開催】について書かせて頂きます。
引き続き宜しくお願い致します。

 

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イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

 

ギニアと日本の国旗の折り紙ツル・在ギニア日本大使公邸にて

【ギニアでの事業紹介①】ギニア発フェアトレードブランド・Inuwali Africa イヌワリアフリカ

 

こんにちは。ギニア、コナクリから、イヌワリアフリカ代表 バー由美子です。

これからは、私がギニアで展開している事業を数回に分けてご紹介をさせて頂きます。

まず、主な事業として、私たちが2010年のギニア移住後に立ち上げた、 オリジナル フェアトレード ブランド・イヌワリアフリカの事業があります。

Inuwali Africa イヌワリアフリカ 

Inuwali Africa イヌワリアフリカは、ギニアのローカルマルシェに並ぶ色鮮やかなアフリカンプリント布パーニュを使ったアフリカンファッション、アフリカ雑貨、アフリカンダンス&ジャンベ奏者用の本格的ステージ衣装、アフリカ太鼓ジャンベ専門のフェアトレードブランド。

​ギニアのローカルマルシェで仕入れた布を使い、地元の仕立て屋のテーラーと、優れた太鼓職人と共にアイデアを出し合い製作された100%フェアトレード、Made in Guinea の、世界に一つしかないハンドメイドのオリジナル商品の企画、製作、販売。

イヌワリアフリカが取り扱っている商品

私どもが扱っている商品は主にこちらとなります。

  • アフリカンプリントをはじめ、藍染め、草木染めなどのギニア伝統のアフリカ布を使ったオリジナルの服や雑貨
  • ギニアの民族衣装
  • ジャンベ、ジャンベ用ヤギ皮、バラフォン、コラなどその他 西アフリカ伝統楽器関連
  • アフリカンマスク、民芸品など
  • ギニア産未精製シアバター、ビサップ、蜂蜜、薬草その他ギニアの名産品

仕立て屋修行中のさまざまな背景を持つ若者たちと

イヌワリアフリカの服や雑貨を私たちと共にアイデアを出し合いながら製作しているのは、主にコナクリ市内にある数件の工房のテーラーの先生たちと、将来自分の工房を持つことを夢見て日々修行を頑張る10代の女の子たち。

工房では、普通の学校に行かず修行一本にかける女の子、学校に行きながら空いた時間に縫製の勉強に来る子、赤ちゃんと一緒に工房にやってくる若いシングルマザーの女の子たち、さまざまな生活背景を持つ女の子たちが修行をしながら働いています。

親方と生徒たち

おしゃべりが過ぎて親方に怒られる

学歴があってもなかなか就職先がないギニアには、子供のうちから学校には行かず、将来のために手に職をつけようと自動車の整備工、家具職人、電気工、大工、仕立て屋などで日々頑張る若者がたくさんいます。仕立て屋の工房では、女の子たちはおしゃべりの度が過ぎて親方に怒られたりしながら明るく楽しそうにミシンを踏んだり炭のアイロンをかけたり日々頑張っています。

 

こちらの工房では小学生くらいの年齢の子も仕立ての修行しています

イヌワリアフリカはそんな女の子たちと一緒に製品作りをし、彼女たちのガールズパワーと、カラフルなアフリカンプリントの元気が溢れる商品を、多くの皆様の生活の一部にして頂き、みんなでハッピーになれたら!という気持ちで製品作りをしています。​

 

聾唖者就労支援目的の工房

そしてもう一つ商品作りを一緒にしているのが、聾唖者のための就労支援目的の工房の若者たちです。以前はそういう目的の工房がギニアにあるのだという事も知りませんでしたし、腕の良い仕立て屋がいるという事でたまたま紹介されたこの工房に行った時に、そこにいた若者たちと話そうとして初めて耳が不自由な方なんだという事を知りました。

 

聾唖者就労目的の工房にて・出来上がったキャミソールを持つ我娘

出来上がったキャミソールとショートパンツのセットアップ

助けるのではなくパートナーとして

この事業を始めたばかりの頃は、学校に行かず、将来の為に手に職をつける道に進む子ども、青年たちの存在を知りませんでした。いろいろな工房で製品作りをしていくうちに、そんな子どもたち沢山いる事に気がついたのです。

彼らは、好きだからという理由ではなく、大人になった時に自活出来るようにと縫製の勉強をしている子が大半かと思いますが、顔をミシンに近ずけ一生懸命服作りをしている彼らを見ると、ファッションに興味があって服飾の専門学校に通った若かった頃の自分を思い出し、そんな彼らと一緒にイヌワリアフリカの製品作りをして行きたいと思う様になりました。

そして、工房の先生たちと共に、彼らの指導をしながら仕事を続けていく上でよく思う事は、彼らを助けたいとか、支援したいという気持ちとはちょっと違って、私たちは対等な関係であってむしろ私たちの方が助けてもらっているという事です。

それでも結果的には彼らの工房の環境改善や収入の源となったりと役に立っている様なので、ブランドを立ち上げた時の、「もっともっとみんなでハッピーに」という目標に近づけるように少しでも前進出来たらという気持ちです。

そんな私たちは、より皆でハッピーになれる様に、定期的な製品作りの仕事と安定した収入を目指し、いろいろと模索中です。

 

Inuwali Africaのモデルさん・みんな私たちの身近な人たちばかりです

 

現在、イヌワリアフリカの商品は、イヌワリアフリカ・ネットショップでの販売と、今年東京新丸子にオープンしたイヌワリアフリカ正規取扱店WONTANARA TOKYOでの店頭販売、日本、韓国、中国の業者様への卸し販売事業で展開しております。

WONTANARA TOKYO

 

【アフリカ楽器・雑貨・衣類  “WONTANARA TOKYO”(ウォンタナーラ トウキョウ)】

Tel 03-6459-8013
東京都大田区下丸子3-8-15 渡部ビル2F
東急多摩川線 下丸子駅より徒歩2分
営業時間:11:00〜19:00
https://www.facebook.com/WontanaraTokyo/
http://www.ichigojam.org/
イヌワリアフリカの商品をはじめ、アフリカをルーツとした素敵な商品がいっぱいです。ジャンベのメンテナンスも行っております。

 

今回も長くなってしまいましたが、最後までお読み下さり、どうもありがとうございます。次回も引き続き事業のご紹介をさせて頂きます。

その他イヌワリアフリカの事業については、 こちらからもご覧頂けます。宜しく御願い致します。

Inuwali Africa 事業&サービス  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

いつも私が布を仕入れている、マルシェの布屋のママさん

初めまして!ギニア共和国からInuwali Africa 代表 バー由美子です

ギニアのマルシェ

初めまして!

Inuwali Africa ・イヌワリアフリカ代表 バー由美子と申します。

2010年から西アフリカ、ギニア共和国の首都コナクリに在住し現地で活動を行っております。

この度、Africa起業イニシアチブに参加させて頂く事になり、この様な貴重な場でわたくしの活動などを書かせて頂くチャンスを頂けた事、本当に感謝しております。これから何卒宜しく御願い致します。

第一回目の投稿はまず、私の自己紹介と、私がアフリカ、ギニア共和国に繋がる事になった経緯を書かせて頂きたいと思います。

 

ギニア国立舞踊団 Les Ballets Africains の公演時にて

名前:バー由美子

文化服装学院スタイリスト科卒業

高校生の頃から海外の音楽やファッションに興味があり、高校在学中にイギリス・オクスフォードに短期留学をした事をきっかけに、今度は長期滞在してロンドンの音楽シーン、ファッションを思いっきり体験したいという思いが募り専門学校卒業後に音楽の街ロンドンに留学。

語学留学をしにロンドンに行ったのに、学校の勉強よりも実際に現地で働く方が楽しすぎてこれまた大好きだった骨董品や古着を扱うアンテイークショップの店番や、ヒースロー空港にあった在ロンドン・ヤマト運輸にてインボイス製作のバイトをしながら当時の音楽シーンにどっぷりハマる生活を過ごしました。

当時のロンドンではアフリカやジャマイカからの移民が多く、彼らのファッションやヘアスタイルがとても素敵で印象的でした、ジャズやレゲエミュージックが大好きだったので、黒人音楽に興味があったものの、アフリカに興味は無かったし、まさかいつか住む事になるなんて事は全く想像もしていませんでした。

その後、日本に帰国した後は、当時日本で大流行していたアメリカの古着や中古雑貨を扱うお店で働いた後、自分のお店を東京原宿にオープンしました。オープン当初は、アメリカで買い付けをした古着(当時リーバイスのビンテージジーンズやナイキのスニーカーが爆発的に売れていました)やアンテイーク雑貨を販売していましたが、やがてアフリカに繋がっていく転機が訪れました。

 

アフリカ太鼓・ジャンベがきっかけでギニアに

 

丸太をくり抜きヤギの皮を張った太鼓・ジャンベ

アメリカに古着を買い付けに行くたびに公園に集まって太鼓を叩いて踊る人々を見かける様になりました。それは、イメージで言うと渋谷の代々木公園で太鼓を叩いている人たちの様な感じで、アメリカではドラムサークルと呼ばれていて、楽器を持っていれば誰でもその演奏の仲間に入り、楽器がなければ踊ったり、老若男女、国籍も関係なく誰でも一人一人が自由に楽しみながらみんなで仲良くなってその一体感を体験出来るというものでした。

その後シアトルの太鼓ショップで世界中で活躍されているギニア出身のジャンベ奏者・Mamady KeitaさんのCD 「NAMKAMA」に出会ったことが私の人生を変える事になりました。

 

Mamady Keita 「NANKAMA」

 

アメリカでこのCDを購入し帰国した後、CDを聞くうちに無謀にも自分でも演奏してみたいという気持ちがムクムクと膨らみ、日本在住のギニア人のジャンベ奏者の先生のジャンベ教室を見つけ、先生に教えてもらうごとにジャンベを演奏する楽しさに夢中になっていきました。

ある日、その先生が企画していたイベントに行ったところ、なんとこのCDのMadameさん本物がそこにいたんです。その後いろいろな不思議なご縁で、その時はベルギー在住だったMamadyさん主催の、彼の母国ギニアでのジャンベのワークショップツアーに参加する事になりました。

 

それが私の初ギニア渡航、今から17年前の話です。初めてのギニア渡航は、現代社会とかけ離れた街並み、人々の様子、そしてあまりの無法地帯ぶりに見るもの全てが衝撃的でした。でもその衝撃とはよ良い衝撃でもありました。それは今までの自分の価値観や人生観を打ち消すもので、金銭的、物質的に恵まれない環境の中で逞しく生きている、おおらかで人懐っこい笑顔を見せるギニアの人たちとと触れ合う間に、今まで感じた事の無かった何とも言えない感情が湧きだしました。

そして、その後、Mamadyさんのツアーの手伝いをしていた国立舞踊団のダンサーの夫と結婚する事となり、ギニアと深く関わる事になっていきました。

 

私たちのギニアでの結婚の祭りではMamadyさんがジャンベの演奏をしてくれました

 

日本で経営していたお店は、当初アメリカの古着がメインの品揃えでしたが、初ギニア渡航を機にギニアの太鼓職人が作ったジャンベやギニアのテーラーに作ってもらったアフリカの布を使った雑貨や服を販売するようになりました。

結婚を機に日本に渡った夫は、ギニアでは国立舞踊団所属のダンサーで、ヨーロッパにダンスのレッスンで招かれた事もあるダンスのプロフェッショナルだったので、日本ではアフリカンダンスの教室やパフォーマンスをする事で、ギニアの伝統文化を広める活動をしていました。

ギニアのアフリカンダンスとは、ジャンベの演奏で踊る各部族に伝わる伝統舞踊で、ジャンベと共にいまや世界中で愛されているギニアが世界に誇る文化であり、その頃は日本でもジャンベやそのダンスがブームになっている頃でした。

それから私たちは2人の子供を授かり、彼らが成長するにつれて、その大切なギニアの伝統文化を彼らが小さいうちからギニアで本物のアーティストの中で肌で感じながら学ばせ、彼らを世界に通用するプロのミュージシャン、ダンサーに育て上げたいという想いが強くなりました。

 

ギニア発の100%Made inギニア 100%フェアトレードブランドでみんなでHappyに!

 

マルシェのアフリカンプリント屋さん

そして、もう一つの想いがありました。

ギニアでは仕事が無く収入を得る事が難しい、それに対して物価が異常に高く、みんな今日のご飯を食べることすら大変な生活をしている。

でもギニアには才能、技術のある職人さんが沢山いて、世界中で流行しているアフリカンプリント布をはじめ、魅力的な材料も沢山ある。みんなで一緒に力を合わせたら、私たちも、製品を作る職人さんたちも、その材料を売っているお店のおばちゃんおじさんたちも、みんなで作った商品を購入して下さるお客様もみんながハッピーになれるビジネスが出来るかもしれない。

このまま日本でお店をしながらギニアの商品を販売するよりも、ギニアに拠点を移し、ギニアの職人さんたちと共に、ギニアにある材料を使った「100%メイド イン ギニア、100%フェアトレード」のブランドを作り、ギニアから世界に向けて発信したい、ギニアの人たちとみんなでハッピーになっていきたいという想いが強くなっていたのです。

 

ギニアには、街の至る所に掘っ立て小屋の様な小さな仕立て屋があります

機械を使わず全て手作りの太鼓作り

 

そんな想いで、2010年に家族で夫の母国ギニアに移住し立ち上げたのが、ギニア発のアフリカンファッション、ジャンベ&民族楽器専門 フェアトレードブランド・Inuwali Africa イヌワリアフリカです。

 

 

Inuwali イヌワリとは、首都コナクリやギニア沿岸部で話されている、スス族の言葉で、「ありがとう」という意味を持ちます。私に素晴らしい幸せを与えてくれているギニアに感謝を込めて、ブランド名に「アフリカ ありがとう」名前を付けました。

昨年はギニアの文化省よりギニアのアート、音楽、観光に関する営業の認可を受け、イヌワリアフリカを法人化し、現在ギニアで活動を続け8年目、商品の販売以外にもギニアの魅力を発信するさまざまな活動を行っております。

 

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ

 

次回は、私たちの行っている事業についてご紹介させて頂きます。

是非多くの皆様に私たちがギニアで行っている活動を知って頂きたいと思っております。宜しくお願い致します。長くなりましたが、最後までお読み下さりありがとうございました。

 

イヌワリアフリカ 代表 バー由美子                             Yumiko Bah / Inuwali Africa  Président

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