トーゴ共和国・ビザ

 いつかどこかの誰かが、トーゴへ行くことになった、あるいは行きたいと思ったときに、どういう手続きをすればスムーズかをまとめてみた。タイトルにあるのは、ぼくがトーゴへ行くと決めたときに、真っ先にググったワードである。しかし2020年現在、いろんな情報がバラバラになっているので、ここに段取りを集約してみることにした。

①とにもかくにも「黄熱の予防接種証明書(イエローカード)」の取得

 ビザの取得、入国に際してはイエローカードが求められる。接種には予約が必要なところが多く、1ヵ月くらいかかることもある。また接種10日後から有効となるため、だいたいトーゴへ行こうとする1ヵ月半くらい前までには、接種の予約を取っておいたほうがいい。したがって、イエローカードを持っていない人がトーゴへ行くなら、その準備にだいたい1ヵ月半くらいは見ておくのが無難だ。ちなみに、2016年7月11日以降、黄熱の予防接種は生涯有効となったので、取得しておいて損はないと思う。

②英文残高証明書の取得

 金融機関で英文の残高証明書を取得する必要がある。通帳かキャッシュカード、届出印、本人確認書類、発行手数料が必要であるが、各金融機関で若干のちがいがあるので事前に確認するのがベターだ。発行内容は円建てでもドル建てでもどちらでも可、残高は滞在費をカバーできる金額があればok。ぼくは10万円ちょっとの残高でも受理してもらうことができた。発行に数日を要するばあいもあるので、ビザを申請する2週間くらい前までには手続きをしておくのがいい。
※残高証明書は発行日から1ヶ月以内のものが望ましい。

③証明写真(縦4.5cm×横3.5cm)を2枚用意する

 ①から③は外出するときに一気に用意すると気持ちがいいし、効率的だ。

④フライトチケットをとる

 ビザの取得にチケットの予約は必要ないが、日程が決まらないといろいろ気持ちが煩雑になるから、先に取っておいたほうがいい。もちろん、日にち単位で飛行機代の差があるから、安いタイミングを見計らうためにも、まずはいつからいつまで行くかを決めたほうが安上がりだ。いくつかフライトの比較検索サイトはあるが、ぼくはスカイスキャナーを使っている。航路は大きく4パターンあるので、以下に検索の方法を列挙する。いずれも片道でなく往復での予約のほうがいい。

1, 日本⇔トーゴ(ロメ)の1つ予約
2, 日本⇔フランス(シャルルドゴール)、フランス⇔トーゴの2つ予約
3, 日本⇔シンガポール(チャンギ)、シンガポール⇔トーゴの2つ予約
4, 日本⇔アラブ首長国連邦(ドバイ)、アラブ首長国連邦⇔トーゴの2つ予約

 シーズンにもよるが、ぼくは上記のパターンで検索して最安値をはじき出している。「2つ予約」パターンは、それぞれの経由地で荷物をピックアップする面倒があるものの、一人旅などで時間を気にせず動けるなら、それぞれの経由地はビザがいらないので、フラっとしてもいい。

⑤宿を決める

 フライトチケットを取得したら、現地到着のタイミングもクリアになるので、宿を予約する。これもいくつか比較検索サイトはあるが、ぼくはブッキングドットコムを使っている。宿については、首都ロメなら街の中心もいいが、ギニア湾沿いのビーチに近いところもいい。ぼくは空港からタクシーを乗り継いで3時間弱くらいのパリメという町へ行くことが多い。パリメにもたくさん宿はあるが、なかでも「Agbeviade」はいい。警備のおっちゃんを含めたスタッフが気さくで誠実、めちゃくちゃいい人たちばかりだ。

⑥ビザ申請書に記入する

 この段階まで進めば、行くことだけは固まっているから、あとはパスポートと宿の予約表をみながら書き込んでいけば終わり。申請書はコチラ↓ビザ申請書.

⑦最後にチェック

・パスポート 原本
※残存3ヶ月以上、スタンプが押されていないページが見開き2ページ以上
・イエローカード 原本
・英文残高証明書 原本
・証明写真(縦4.5cm×横3.5cm) 2枚
・宿の予約表
・ビザ申請書
・ビザ申請代金
※シングル8,500円(1回の出入国)、マルチ(複数回の出入国)11,000円
⭐︎フライトの予約表はなくてもいいが、あると親切かもしれない

 日本からみるとトーゴは遠い国のように思えるけれど、行くとみんなとの心の距離感は近めである。どこかの国のように、分断や孤立、自己責任とかの話にはならない。その人の問題はみんなの問題で、その人の楽しみはみんなの楽しみだ。そんなコミュニティが、ぼくはいいなと思っている。トーゴでの体験を、いつかこの記事を読んでいただいている方と同じにできたらいいなという下心もあって、まとめてみた。