未来フェスというイベントに参加してきた
未来フェスというイベントに参加してきた。未来に向けた、さまざまな現場の人たちの声・想い・提案を集めたソーシャル・フェスで、元オリンピック選手や日本ライトフライ級チャンピオンのプロボクサーなど名だたる方々が登壇された。100年以上も前に建てられたという大江能楽堂で開催され、それはそれは厳かな雰囲気でおこなわれた。そんなところで、なぜかぼくも登壇してしまった。
そもそも未来フェスには、お友だちの西岡さんにお誘い頂いて参加した。西岡さんもヤバい人で、長期入院している子どもたちにオンラインで勉強できる環境を提供されている。長期入院している子どもは免疫力が低下している傾向にあるので、勉強したくても先生と接すると感染症のリスクが増大してしまう。オンラインであればそのリスクはないし、しかも親や看護師以外の方と話す機会にもなるのでリフレッシュできる。したがって、オンラインで生を超える授業を提供しているというバリシブな方なのである。(オンライン院内学級CA・YO・U→https://aidnet.jp/cayou/)
そんな西岡さんにヒョコヒョコついていったら「勝手にプレゼン」なる企画があって、喋っていいよということになり、靴下を2枚履いて(床に足のアブラがつくとダメ)、たいへん厚かましくもお話させて頂くことになった。貴重な機会であるにも関わらず、稚拙なプレゼンテーションをしてしまって落ち込んでいたら、音楽投稿雑誌『ロッキング・オン』創始者の橘川幸夫さんに有難いコメントを頂いた。
そこでもうひとつ感動したのが、京都信金が、ベンチャー育成のため、事業を立ち上げるために退職した人が、事業に失敗しても、5年後に復帰できるという制度を作ったということ。自社のことだけではなく社会全体、行員個人のことを考えることの出来る組織は、信頼できる」(https://note.mu/metakit/n/nd93324e2540bより抜粋)
もし京都信用金庫に「アントレ・サポート」みたいな人事制度がなかったら、どうだったか。いずれ起業に挑戦しようとは思っていたが、その一歩が遅かっただろうし、こんなにいろんな人と繋がることもなかったかもしれない。退職してからも上司の方々に応援してもらっている。もう退職しているのに、わざわざぼくのために頭を下げて挨拶まわりをしていただく上司までいるような金融機関だから、マジで前代未聞である。
たくさんの方に支えられて何とか食らいついている状況であるが、いつかぼくも、そんな上司と同じことを次世代にできるような器になっていきたいと密かに思っている。そのまえに、自分の思いをしっかり伝えられるようにならないと。