日本人初、トーゴに会社をつくる

 

エウェ族が大半を占めるパリメは可能性に溢れている。手作業の代物、西アフリカ地域の最高級アフリカ布であるケンテ。そしてそのケンテの原材料となるオーガニックコットンが、ここにはある。その手触りはマルシェで出回る布とは桁違いに、いい。トーゴで、いわゆる6次産業化を目指す。コットンを育て、加工し、販売する。そのサプライチェーンを構築する。しかし、トーゴで会社をつくった日本人は居ない。それほどまでに、日本人が少ない国なのだ。

↑そのへんに生えているコットン

 

どこの誰に何を聞いたらいいのかもわからないところからスタートしている。しかし幸運なことに、6年前の友人たちから多大なサポートを受けて、少しずつであるが前に進んでいる。

2日前に事務所建設の候補地が見つかったところであるが、果たしてどこまで進めることができるのか。

 

「何事もそうだが、やってみないとわからないだろ」とアベルは言った。

「早く行くなら一人で、遠くへ行くならみんなで。俺らは遠くへ行くんだ。みんなでやればできる」とリシャは言った。

 

ここの人たちに励まされて何とか食らいついている。赤道直下の日差しがキツい。かれこれ1週間くらいお腹を下している。火照った体を井戸から汲んだ水で冷やしながら、奮闘している。