みんなで、朝まで。

結婚式や誕生日、ここの人たちはお祭りが大好きである。わざわざ国をまたいでお祝いに来る。イリャスも隣国からお祝いに駆け付け、ソーダビと呼ばれるマニョックの蒸留酒を浴びるように飲み、みんなと肩を組んで踊り続ける。踊っていたかと思うと、空きっ腹にお酒を飲んでいたからか、とたんに千鳥足になり、床に倒れ込んでしまった。

ここでは、酔いつぶれたひとには、一風かわった介抱をする。カットしたライムを足の裏にすり込み、次はくるぶし、ひじの関節、手首に。5分くらいすると、イリャスは何事もなかったかのようにピンピンして、またお酒を飲んでいた。

楽しい時間は、みんなで、朝まで。