フランスへ向かう道中

いまフランスへの道中で、北京でのトランジット。フェイスブックもインスタもツイッターも繋がらないけれど、なぜかアントレアフリカのサイトだけ繋がっている。これはブログを更新せよという思し召しかと思う。だから、このアントレアフリカをご覧のみなさんに、先行して弊社の衝撃のデビュー作を披露したい。

海外コレクション向けに、アフリカナイズされたジャパンスタイルの作務衣をつくった。今回のフランス出張は、この作務衣を披露する。この生地はトーゴ共和国(とガーナの一部)に住まうエウェ民族による布である。それに京都の職人技を織り込んだ。京都はパリコレクションに出場するブランドたちが足繁く通うエリアのひとつだ。ハイブランドのクリエイターたちをも魅了するデザインが京都にはある。素材を西アフリカ・トーゴ共和国から仕入れ、弊社がなければ出会わなかったであろう京都のデザインを組み合わせた。

このデビュー作をフランスで披露する。トーゴ共和国の公用語はフランス語であり、言語の親和性が高いということと、フランスには日本(あるいは京都)の伝統技術や文化に感度の高い層が一定数いることから、フランス市場に目をつけた。どう転ぶかわからないが、やれることをやるのがぼくたちのスタイルである。

ここまでは、スケジュールどおりに進んでいる。ただ正直なところ、あまりに性急に進めすぎた感もあった。ものづくりをひととおり進めてみて、自分たちには足りないところもたくさん見えた。そしてなにより、当初に思い描いた景色に辿り着けるのかどうか、今一度、反省する必要がある。今回のフランス出張で感じたことをもとに、つぎはシャルルドゴールからトーゴ・ロメ空港へ向かう。いまぼくには仲間がいる。対話を重ねて少しずつ前へ。最初から一人では出来ないことに挑戦している。みんなと束になってぶつかる。それも、ぼくたちのスタイルである。