そうじから学ぶ

ここには綺麗好きなひとが多い。幼少期から家まわりをホウキで掃いて、洗濯をして、雑巾がけをする。

ぼくが洗濯をしていたら、「そんなんで汚れは取れない」と押しのけられてレクチャーしてくれたりする。手で触るから、目で見るから、鼻で嗅ぐから、汚れているところがわかる。

ぼくたちは肌で感じることをあまりしなくなった。顔を合わせずに、足を運ばずに、できることが多くなった。「今日ちょっと元気ないね。大丈夫?」って声をかけることが、少なくなった。