アフリカの歩き方 〜怪我の経験から学ぶ〜

初めてアフリカに渡航した際、タンザニアで左腕にガラスの破片が刺さった、という経験をしました。
今回はアフリカで暮らす、または旅行する際に役に立つかもしれない?経験談をご紹介。
 
アフリカでは現在、54カ国中、だいたい半分くらいの国でウーバーが使えます。
タンザニアも、ウーバーが使用出来る国の一つ。
 
ある日、タンザニア・ダルエスサラームの5つ星ホテル「Hyatt Regency, The Kilimanjaro」の前でタクシー(ウーバー)を待っていました。
やってきたTOYOTA CARINA Tiの助手席にいつもの通り乗り込み、「普通の人が閉めるくらいの強さで」ドアをしめた瞬間、事件発生。
 
「バリーンッ」
 
助手席の窓ガラスが、一気に全壊。
 
あまりにも突然の出来事に、
 
「え、何??!!襲撃??!!撃たれた??!!」
 
一瞬、本気でそう考えました。
 
2、3秒後、何が起こったのかが分かってきます。
 
「あ、窓ガラスが割れたんだ。」
 
同乗した仲間2人とドライバーも同じ認識を持ち、皆、顔を見合わせます。
 
僕としては、
「えー・・・・。。そんなことってあります。。」
 
という気持ちでしたが、ドライバーは
「何してくれとんじゃ?我?」
みたいな雰囲気を出してきている(口で「チューチュー」ならす。いらだっている時に現地の人はよくやる)。
 
結論としては、窓ガラスが割れた理由は単純に「劣化して(元々)亀裂が入っていたから」だったのですが、日本だったら運転手さんから「わー、なんてことをしまったんだ、お客様、お怪我されていませんか?!」という展開に、90%以上の確率でなることでしょう。
 
んでもって、実際に怪我しているんです。
左腕3カ所から流血している。
割れたガラスの破片が刺さったのでしょう。
その時の流血画像はここでは控えますが・・。
 
こっちとしても、非が無いので、
「何してくれとんじゃ?」
という気持ちになる。
 
しかし、ここは(その時は)初めてのアフリカ。
経験が無い中、無茶をするわけにいきません。
運転手が、僕らを変なところにつれていき、
「おれの窓ガラスをどうしてくれとんじゃ?修理代200万TZS(約10万円)よこせや」
といわれて、怖いお兄さん達に取り囲まれてすごまれる可能性も考えられます。
 
仲間が「ここは、まずどこかに停車して、現地に詳しい仲間を呼ぼう」と提案してくれ、近くの駐車場に停車し、知り合いの現地人を呼ぶことに。

(↓こんな感じでどんどん知らない人が集まってきて、仲裁にあたろうとしだす。後で仲裁料とか要求するつもり。)

 
現地の方がかけつけてくれて、スワヒリ語で仲介に入ってくれた結果。。
なんと!
こちらが50000TZS(約2,500円)支払うことで勘弁してもらえることになりました!
 
 
・・・ん?
なんでおれが払うんだ??

 
というモヤモヤ感はかなり残りましたが、仲間もいるし、無茶は出来ない。
ここは大人しく、飲むことに。
 
お金をそのドライバーに支払って、知人の車で病院に向かうことになりました。
 
事前に旅行傷害保険に加入していたので、病院に向かう車の中で最寄り(笑)の南アフリカ支店に電話するも、全然つながらず。。
仲間が友達に電話してくれて、そこ伝いで日本の窓口に連絡してもらい。
日本にいる友達の彼が、日本の保険会社窓口担当と話しているのを、彼のマイクで拾ってもらって、私が窓口担当と話す、みたいなややこしいスキームで会話。
結果、「こちらに非がないのにお金を支払っても、それは補償対象外となります。しかも、支払ったエビデンスもありませんし。」という至極全うだけど大変クールなお答え。
「まあ仕方ないか・・。次回からはVISA GOLD付帯の傷害保険だけでいいや。。」と感じるボク。
 
 
現地の病院に到着し、とっても素敵な荒治療を受けました(不快になる方もいるかと思うので詳細は敢えて割愛します)。
治療後、こんな感じで包帯ぐるぐる巻きに。

 
そこで、細菌やウイルス感染による二次被害を防ぐため、抗生物質が処方されました。
「強い薬で肝臓に負担がかかるので、アルコールは2週間控える様に」との指示。
 
おかげで、その時の残りの滞在期間中はビールおあずけでした。
 
・・とまあ、初回、アフリカへ渡航した際に、こんな軽い洗礼を浴びたのでした(それ以外は何事もなく無事で過ごせました)。
 
それから僕がアフリカを歩く際に実践していること。
タクシーに乗車する際は、
「窓ガラスにひび割れや亀裂が入っていないか?を軽くチェック」
「半ドアにならない範囲で優しく閉めてあげる」

の2点。
 
未だに左腕に傷跡は残っていますが、これも経験として消化されていきます。
僕は痛い目に合わないとなかなか学べない人なので、ネガティブな経験も「(回復力がある若いうちに)早めに」「最小限のダメージで」得ておきたい。
なので、こういったアクシデントは無いにこしたことがないけど、個人的には「面白い経験が出来てラッキー」と思ってしまう節があります(家族や周囲の人には怒られますが)。
 
何が起きるか分からないぜ、アフリカ。
を、最初に体感した経験でした。

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