コワーキングスペースの物件選定
こんにちは、室伏陽です。
現在、アンドアフリカが準備を進めている「アフリカスタートアップのインキュベーション事業」について、物件選定の様子を書かせて頂きます。
前回、当事業の背景や、南ア・ヨハネスブルグのブラームフォンテインという場所でコワーキングスペースの展開準備を進めている点、書かせていただきました。
http://entre-africa.jp/yo_murofushi/7035.html
今回は、ブラームフォンテインで実際に選定中の物件を、写真と共に公開しちゃいます。
快晴のブラームフォンテイン。
いざ、物件選定へ!
候補1:◯
・Neighbourgoods Marketという商業施設ビルの3階
・広さは330㎡(かなり広いです)
・ロケーションはブラームフォンテインの中心地
・個割スペースが無いため、パーテーションで仕切ってミーティングルーム、通話ルームなどを確保する必要有り
ここでは、30~50人くらいの会員がシェアオフィスとして利用可能。
また、イベント会場としての利用も可能で、投資家や大企業とのネットワーキング、ピッチングイベントを開催していく計画です。
これは、投資家やクライアント候補企業へのまたとないアピール機会になるため、アフリカの起業家やスタートアップからすると非常に価値があると思っています。
こんな感じでかなーり広いです。
窓からの眺め。ブラームフォンテインのシンボルの1つ、ネルソン・マンデラの壁画も一望出来ます。
ドアのセキュリティシステムもしっかり備え付けられています。
候補2:◎
・候補1と同じビルの4階
・面積は同じだけど、既にパーテーションによって3つの部屋が確保されている
・さらに、エアコンの充実度も候補1より高い
・価格は候補1と同じ
・結論的に、候補1よりベター、と判断
受付もおしゃれ。
駐車場もあります。
ビルの外観。
候補3:◎
・ロケーションはブラームフォンテインの中心地
・既にかなり出来上がっている印象
・シェアスペースの他に5つの部屋がある
→コワーキングスペース利用、イベント会場利用だけでなく、ミーティング室・通話ルーム・個割オフィス利用も可能
・眺めも良い
・家賃は候補1・2よりやや安く、4より高い
・唯一、外から入り口が見つけづらいのが欠点
オフィス内への入り口(外からの入り口はこれとは別)。
これからクリーニングはかけるものの、綺麗な内装、良く整備された構造。
ミーティングルームとして利用出来そうな部屋。
同様に、個割オフィス利用に適した部屋。
スタンディングでの仕事を好む人用の部屋、または電話部屋、休憩スペースなどでの利用が出来そうな部屋。
スペース内にトイレ(男女別)もついてます。
キッチンスペースもあるので、コーヒーサーバーを設置出来ます。
バルコニーもついてて、休憩用途で自由に使えそうです。
外の眺め。
ヨハネスブルグのシンボルであるネルソン・マンデラ橋も見えます。
候補4:△
・ロケーションはブラームフォンテインの中心地
・築100年の物件で、かなり古いが、(入居する場合は)大幅にリノベーション予定(こちらのコスト外)
・家賃は4候補の中で最安値
・下のフロアは現在は教会が使用しているが、より広い場所を求めて来月移動予定とのこと
ヨーロッパ風の内装。
個割オフィスとして利用出来そうな部屋。
やっぱりヨーロッパ風の階段。
・・といった感じで、現在は候補2と候補3とで迷っています。
候補2についてはオーナー側と価格交渉中です。
月々の家賃支出は、我々の様な吹けば飛ぶ零細企業にとって非常に大きいため、ここはかなりシビアに交渉しています。
候補3についても同様で、価格交渉中です。
南アフリカでは、家賃は毎年更新されるのが普通なため、まずは1年目の家賃に焦点を絞って議論を進めています。
今月~来月頭くらいには決める予定です。
今後の展開をお楽しみに!
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