家具大工とWEBサービス

前回ブログで、棚作りを頼んでみて家具大工が面白いとおもったので、それについて少し書いてみます。(前回ブログはこちら:アプリ屋が商店をはじめるの巻(3)店がきまり、棚づくり

 

 

家具大工のおもしろいのは、

まずオーダーメイドで、事前に材料代金もらう方式でやれば少ない資本金でもはじめれるので、

技術さえ覚えれば始めやすいというところ。今回の大工さんは、師匠のもとで働きながら基本を覚えたそうです。かれこれ10年以上やってるとか。ほかにも、専門学校に通うケースもあるとか。

 

購入頻度が低く、消費者に情報や経験が蓄積しづらいので、競争はすくなく粗利はとりやすそうです。ただ、注文頻度が少ないと売上が安定しない問題はありそうです。

 

消費者からすると、

家具って造り手による質や材料による違いはあると思いますが、オーダーメイドとなると、なかなかイメージつかなくて、誰にどの材質で頼むのが良いか選択しづらいです。これは、今回利用してみて、非常に困ったポイントでした。結局安いところに頼むという選択しかできませんでした。

 

これは逆に言うと家具大工さんてきには、質の良い家具をつくるインセンティブを下げてしまいます。(ただし、クチコミでの集客比率が高い場合状況は違うかもしれません。そのあたりは詳しく調べると面白そうです)

 

そこで思い立ったのが、

オーダメイド家具業者を探せるWEBサービス

 

材質や加工方法などの情報をコラムなどで消費者に入れ知恵しつつ、

消費者は、大工さんのリストから頼みたい大工さんを選ぶ。地域の絞り込みだけでなく、

大工さんごとの得意家具や、これまで利用したユーザーの評価やクチコミなどをみながら、発注する大工さんを選べる仕組みです。

 

良い家具をつくれば評価があがり受注が増えるので、質の良い家具をつくるインセンティブが高まっていき、業界全体が盛り上がっていく。

 

大工さんとしては、オンライン受注が増えれば、立地に依存しなくなるので、メイン通り沿いではなく奥まったところに作業場をかまえて賃貸料を節約もできる。

 

そんな妄想をしてみましたが、ウガンダの人がつかうイメージはまだまだ持てないですね。

家具をオーダーしようと思い立ったときに、いざ「まずは検索してみよう」とはならず、「友達や家族に電話して聞いてみよう」となるんです。

 

常にインターネットにつながっている日本とは違い、前払いで必要なときだけインターネットを使うウガンダでは、思い立ったときに検索できない。結局いますぐ知るためには誰かに電話するのが手っ取り早いんですね。

なかなか難しいです。笑

 

あいき