ウガンダから見た日本。仕事に人らしさが少ない。

こんにちは、あいき@ウガンダです。

ウガンダから見た日本について。仕事に人らしさが少ないと感じます。

 

例えば、日本のコンビニでアルバイトしているとすると、友達が入店しようが、赤の他人が入店しようが、同じ「いらっしゃいませ」という言葉を発しなければならない、と決まっています。入店した友達に「やっほー!元気ー?」などと声をかけることは、多くの場合許されない。つまり「自分(『個』)」は求められていないし、むしろ「自分らしさ(『個』)」を出すことは、制限させられる(禁じられている)と言えます。

 

一方ウガンダのスーパーのレジ打ちは、「レジ打ち」じゃなくて良くも悪くも「人」です。退屈そうなときは、非常に退屈そうにレジうつし笑、ウガンダ語であいさつしたり、冗談いうと、急に笑顔になってテンション上げて絡んできます。

 

キオスクも同様です。だから、もはや中の良い店主がいると、友達に話しにくるついでに買い物するみたいな感覚です。この違いがおもしろい。

 

日本の職場に「人らしさ」が少ない理由は、どこにあるんだろう。

ひとつ思い当たるのは、マニュアル・ルール化の文化です。

本来てきには、お客さんに気持ちよく帰ってほしくてだれかが挨拶をしはじめたはずで、それ自体はそれをはじめた個人の人らしさであり、気持ち良い行いなのに、ルール化して従業員にそれをやらせた瞬間、従業員は、本来の挨拶の意味を忘れ形骸化し、そこに人らしさがなくなる。

 

マニュアル化ってそもそもなぜ起こるかというと、上司と部下みたいな立場関係がうまれたときに、すばやく部下にミスのないクオリティをもとめるうえで効率よい。

 

とおもうと、なぜウガンダと日本でこの違いが文化的にあるかというと、

日本は、大きな階層型の組織が歴史的にながく存在していて上司部下関係があった

そして、ミスを嫌う減点主義な考えもある。(こちらについてはもう少し深ぼれそう)

あとは、高度経済成長期の名残もあるのかもしれません。ものすごいスピードで産業が発展する中で、急激に組織が大きくなる。そのような中で、仕事への取り組み方のマインドをじっくりと育み、個々の判断で仕事をしていってもらうしくみづくりは、非常に難しいといえます。その意味ではマニュアル化は合理的な選択でしょう。

 

失われた20年などと言われる今、その仕事の仕方を見直すタイミングなのかもしれません。

 

 

あいき