不覚にもマラリアに・・

数ヶ月前にもらった蚊帳の無料提供用クーポン

忘れられた蚊帳の無料配布クーポンを見つけて

こんにちは。ギニアのイヌワリアフリカ代表バー由美子です。

前回の記事を投稿後に、部屋の片付けをしていたところ、数ヶ月前にもらった蚊帳の無料提供用のクーポンを発見しました。

このクーポンは年に1回くらいの頻度で我が家にやってきます。
毎回自宅に突然この担当者がやってきて、「蚊帳の無料配布をするのでこの用紙にこの家に住んでいる蚊帳の希望者の名前を記入するように、いついつくらいまでに町長さんの家に蚊帳を引き取りに行くように」と言われます。

でもこのクーポンをもらった後は、引き取りに行くのを毎回忘れてしまうのです。私たちは蚊帳は使わないけれど、網戸のない家で暮らしている知人たちにあげたかったので(蚊帳はそれなりのものだと安くてもマルシェで18ドルくらいはするので、一般庶民にはかなり高い買い物になります)、また今回も引き取りに行くのを忘れたクーポンを発見してもやもやした気持ちでいました。

いきなり高熱

そんな夜にいきなり悪寒がし関節が痛くなり高熱が出ました。

私は熱が出るといつもまずこのエフェラガンという薬を飲みます。街のどんな小さな商店にでも絶対に売っている薬で、ギニアの誰もが知っているはずの薬です。

エフェラガン 原寸大

アフェラガンを飲んだら、夜は熱にうなされながらも、朝には熱が下がって何事もないように動けたのですがまた夜に同じように悪寒がして高熱が出たので、翌日朝イチで病院に行きました。
すぐに血液検査をして、点滴となりました。

点滴を約4時間
看護婦さんは注射針刺すのは結構上手です

病室が持ち寄りパーテイ会場状態に

とにかく熱で頭の先からつま先まで痛くて、疲労感も辛くヘトヘトな訳ですが、こちら個室ではないので、仕切りはあるものの、奥の患者さんのお見舞い付き添い?者の数が半端なく、さっぱり休憩できないのです。
みなさん入れ替わり立ち代りやってきて、しかもみなさんそれぞれがバケツみたいな入れ物に食事を入れてじゃんじゃん持ってきて、そこでみんなでそのご飯を食べるんですよね。それが油っぽい強烈な香りを放ち、こちらは吐き気もあるもんだからたまったもんじゃありません。
おまけにみなさん話声がデッカいんです。
病室なのにまるでここは持ち寄りパーテイ会場?大宴会?といった感じになってて、看護婦さんが「他の患者さんもいるんですからね!」と注意しようにも全く効果はありませんでした。ギニアらしいといえばギニアらしい話ですが、これには本当に泣かされました。
ちなみに、みなさん病室に手洗い場があるのにもかかわらず、食事前に誰も手を洗わずそのまま素手でご飯食べてました。
病原菌いっぱいの場所で手を洗わず素手でご飯・・これにはゾッとしました、本当に大問題だなと思いました。

その後1週間自宅でうなされながら寝てました


こちら病院でもらった血液検査の結果、請求書、領収書、処方箋です。
病院ではちょうど100ドル請求されました。(処方箋の薬代は含みません)

処方された薬のうちの一部、上が抗生物質、下はマラリアの薬です。
ちなみに処方箋の薬を買うのに約30ドルくらいかかりました。

病院で点滴をしたら熱も出なくなったのですが、とにかく頭痛や関節痛やとにかく自然にうなされてしまうような痛みがやってきて、マラリアの薬を飲むとこれはいつもの如くなのですが(マラリア感染は始めてではありません)目を閉じていると変なものが見えてくるんですよね。変な話ですが、今回も全然面識の無いいろんな人が大丈夫?と挨拶にきていました笑。

そんな感じで、あの蚊帳無料配布クーポンを見つけたのが変なシンクロを起こしたのか??それから1週間様々な幻覚を見ながら寝込んでおりました。

マラリアは病院で治療すれば治るのに

マラリアは、ギニアでは絶対になくならない病気なはずですが、病院代、薬代があまりにも高すぎます。私が支払った病院代100ドル、薬代30ドルって、ギニアで考えたら、すごい大きなお金なんです。
病院代も薬代も日本みたいに国から補助される何かはありません。

私が行く病院はそれなりに高い病院なのでもっと安く診療してくれるところもあります。それでもそういう病院は不衛生だったり、汚い中長時間待たないといけなかったりきちんとした治療を受けれない可能性もあります。

病院で点滴しながらベットで寝ている時、奥でご飯を食べて騒いでいる見舞客の人たちの声を聞きながら、ギニアでもお金持ちはこんな風にお見舞いにご飯いっぱい持ってきてキャーキャーやってる人もいる、でもお金がなかったらマラリアになったら薬が買えなくて死ぬしかない人も沢山いるなあ、私お金持ちになってそういう人をなんとかしたいなあ、とか、多分自分が弱っている時だからそんな夢見たような事を考えてるんでしょうが、人って本当に物事が他人事でなく自分ごとになった時に始めてハッと我にかえるというか、強く何かそういう事を考えていくのかなと思いました。そしてその時の気持ちを忘れずにちゃんと実現していけたらいいなと思ったのです。

私ももういい加減寝てる場合じゃないので、今日こそはこの記事を書いて気合を入れよう!という思いでこちら書かせていただきました。
引き続き宜しくお願い致します。


バー由美子
Inuwali Africa Guinée Conakry SARLU 代表
NPO法人一期JAM ギニア支部代表
NPO法人一期JAM 理事  

Inuwali Africa イヌワリアフリカ HP  
Inuwali Africa イヌワリアフリカ ネットショップ
イヌワリアフリカのギニアツアー2020専用 HP
NPO法人一期JAM  https://www.ichigojam.org


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